Fuu

ある日には山 ある日には畑 自然体で気分良く暮らしています。

花を探して伊吹山 御座峰まで

2008-05-02 18:23:00 | 山歩き

山芍薬を見てから 先に進むと 右側に 少し小高いブッシュの塊を巻いて やがて下り道に入っていく。

さっきのグループが丸い形をしたピークをめざして歩くのを見たので そこまで行ってみることにしたのだけれど あそこが 御座峰? ずっと休めるような広い場所がなかったので 腰を下ろして食事を出来るところを探していた。

Hatena 何だろう?これ。 結構太い茎で 上の方にこれから開くと思われる葉っぱが 折りたたまれたようにある。 大きくなりそうな予感 

Itirinsou

Mannnenngusa これはマンネングサと思ったら 同じ北尾根を歩いた人のサイトで ヒメレンゲとありました。失敗 失敗。

Miyamakikeman

また足下はごろごろ石になってきた。 歩きにくい。 こんなところで足をくじいたら 帰るのたいへんだもの。

ピークと思われるところへ出た。 石ごろごろの少し広い道。 腰掛けられそうな岩に座って見るも 何ともおしりが痛い。

それに どこから集まったか虫がぶんぶんまとわりついてうるさい。 先を見ると三角の様子をした 次のピークにさっきのグループが登っていくところだった。 やれやれ まだ先まで行くのか?

ここで思い出したことがあった。去年11月だったか 千葉からのお友達を連れてここに来たとき ドライブウェーは4時だか5時だかに閉まるのだった。 入るとき何も言われなかったけれど 今日は何時まで開いているのだろう? もし 帰れなかったら・・・(実際は もっと遅かったけれど) 不安になったので 4時までに駐車場に戻ることを決めた。

とすると次の三角のピークは諦めないといけない。 後からいろんな人の話を総合してみると この先すこしだけ下りたところが御座峰の頂上らしかった。 知らないばかりに 後数メートルで 頂上にたどり着けないで岐路をたどることになってしまった。

Biwako2 Kirohana2

またいつか

この道を確認に来ないとね。 何しろ花がいっぱいの山だから。 これからしばらくはヒルが出るかも 特に笹又からの道は  

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花を探して 燕平から983峰へ

2008-05-02 17:28:00 | 山歩き

花に誘われて ずいぶん下まで下りてきた。 左下に 緑の中を下りていく分岐がある。谷へいくようだ。 道は明らかにまっすぐが本道らしい。 どっちへ行く?

少し迷ったのち まっすぐ行くことにした。

Boke2

Kirohana ピンぼけ写真だけれど 名無しの権兵衛さんが続く

ケマンソウ?

黄色いのはキジムシロ?

Hana3 これも分からない 二個ずつ小さな花を付けている。 同じ頃北尾根にいらしたネット友のところに行ったら まだ確定思案中の様子。 早く分からないかな? 完全他力本願

Kusaitigo ぼけた花ばかり続きます。

Sankayou

あっ これは・・・・サンカヨウではありませんか?葉っぱ まだ生まれたてのチョウチョの羽の様で まだ縮れ でも美しい柔らかい色で目を引いたのだけれど 花はもっと可愛らしい。

うーん ぼけた 写真が恨めしい。しばらく行くと 左手下に 何か群生の予感が・・・

う 赤黒いツリガネが下がっている。 「あ あ」今日のピーちゃんは感がさえている。

「ピーちゃん ありゃハシリドコロだよ。 毒だからね」「えー こんなにかわいい花なのに?」

斜面にあるので 少しためらったけれど 足下を確認しながら ハシリドコロにご挨拶。 ホントにこんなに可愛らしい花なのにねぇ ロートエキスがいっぱい採れるらしいので 薬にもなるのだけれど。 だいたい 薬草はそういうもの。 

Hasiridokoro しかし大群生だったなぁ

さらに進むと 気になる葉っぱが 目につく。カンアオイよりも長めで 葉っぱは二枚 なんだ?

そのうち ピーちゃん 大騒ぎ

「ぎゃはは 何これ?」

見ると葉っぱの下の方に 土色した 変な者が下がっている。 「あ これ ひょっとしたらカンアオイ?」

 Usubasaisin

葉っぱが少し違うので この日は葉っぱを裏返してみたりしなかったのだけれど・・・

後でこれはウスバサイシンだと分かった。西のほうでは カンアオイはないのだそうで・・・確かに葉っぱ 様子が違っていた。 それでも初めて見るカンアオイ系の花に 有頂天になっていた。

Usubasaisin2

Futabaaoi  

目が慣れてくると 右側の斜面は ウスバサイシンでいっぱい。葉っぱが見えなくても その花は ごろごろ転がっている感じ。 おまけに フタバアオイの花が・・・ 赤い実だと思っていたら 色違いの同じような花。 マイズルソウににた葉っぱと思っていたのは これだったのだ。 

Nekonomesou    

Rindou_2 私の人差し指よりも小さな林道発見

何て綺麗な色なんだろう。

いつの間にか右側が開けてきてドライブウェーが さらによく見えるようになり 駐車場に私の愛車が寂しげに待っているのが見える。

だいぶ東の方に戻ってきたことが分かる。 Ruiyoubotan 

足下が岩ごろごろし始めてきた。 ツアーで来ている人のグループの独りが大騒ぎしている。

「こっち来てー」

私を呼んでいる。とちゅうから 花の話でしばらく一緒に歩いたからね。

「みてみて あったの 山芍薬」

それは 灌木の中奥の方にひっそりと咲いていた。 見つかったのが不思議なくらいな場所だった。「ヤマブキソウが あんまり綺麗だったからね この子に導かれたんだよ」彼女もうれしそうに大興奮。

Yamashaku  

Yamashakuyaku 今回の淡い夢のような目的は達成されたわけで もう何時戻っても惜しくない気持ちだった。

やましゃくは清楚で ひっそりとたたずんでいた。こんなに気高い花が山にはあるんだ・・・・そんな気分だった。

御座峰はどこだ?

ツアーのグループは 先を急いでいて 次のピークをめざす登山道をつながって上っているところだった。

あ あそこまで行ってみよう。

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花を探して 静間ケ原から 燕平へ 

2008-05-02 15:09:00 | インポート

さて 車の中で準備をして出かける予定の山の稜線をチェック。目の前からずっと下がって 登っている静間が原  ううう 尾根歩きと思ったけれど 結構手強そうだよ

Kitaone 予定は御座峰までのピストン

行けるところまで行ってこよう。

Tozandou2

「いきなり下りから入る山登りってはじめてだよ」笑いながら進むのだけれど なんだか足の準備が出来ていない様子。ごろごろの足下に ふらついている。

あかん あかん

早速カタクリの花が目に付く。 カタクリ もう終わりかけは確かだけれど なかなかどうしてまだ美しくけなげに咲いている。

Katakuri ドライブウェーすぐそばのカタクリ 不思議な気がする。

燕平に進む途中 右の方から合流する道がある。ん? これはひょっとしたら 笹またからの道では・・・

あの時は霧が深くて私たちどこにいるか分からなかった。でもドライウェーそばまで登ってきていたことは聞いていた。

先に行って確認。

Sasamata あれは確かに里の風景。 あの時歩いた畑や道が見える。斜面に人一人やっと通れるような細い細い道が続いている。 霧で見えなかったけれど 私たちは急な斜面に立っていたんだ。 雨でぬるぬるの道はよく滑り 滑る前にはしれー とか言われて 泣きそうになりながら歩いたことを思い出す。

ひどい話だったな

でも今日の笹または とても綺麗だった。

さらに歩いていくと ヒトリシズカが・・・  

Hitorisizuka_2先週3合目でシズカ様に会えなくて きょう北尾根のあとにもう一度寄ってみても良いと思っていた。 ネット仲間から シズカ様に会える場所の地図を送ってもらっていた。

あ これで 今年は良い。独りでいても 家族でいても 団体でいても 静かにたたずむヒトリシズカ 大好きな花だから うれしい。

足下の悪いごろごろした岩を乗り越えて登り詰めると 花の様子が変わってくる。 

あ フッキソウロード  次はエンレイソウロードだよ と 次々に群生が行儀良く 挨拶をしてくれる。 もう大変 全然前に進めない。

Fukkisou_2 

Enreisou_2  フッキソウは ブッシュの中にも斜面にも大群生 初めて見たよ こんなにたくさんのフッキソウ

エンレイソウ 白花はどんなに探しても見つからなかったけれど 可愛らしい 小さな花はどう見ても葉っぱに不釣り合いで おもしろい。 ここでのエンレイソウは なぜかとても小さい。

前に銚子ガ峰で 腰までありそうな大きなものを見ていたので そのかわいらしさに 話しかけたくなる。「おーい 頑張れ」

Baikeisou   バイケイソウも いっぱいある。 去年あちこちでバイケイソウ あるいはコバイケイソウの可愛らしい花を たくさん見た。 二年に一度当たり年だって聞いたから 今年は あまり咲かないかな?

じつはこのバイケイソウに隠れて 宝物を発見。 帰りのことだったけれど ピーちゃんが 「あ~~っ 」と大騒ぎ。 ザゼンソウが ざぜんそうが

先週 北尾根には ザゼンソウの群生があると聞いていたけれど どうしても見つからなくて 諦めていたところだった。 途中谷の方へ下りる道があったのであちらだったのかと 思っていた。

水辺の花と思っていたのに 尾根道にあるんだよ。踏まれそうなところに・・・そりゃびっくりするよ

Zazensou2 後ろから 立派な葉っぱが出て 盛りを過ぎていたけれど 確かに可愛らしいザゼンソウ。

Sumire 

Hanasiro 

花に夢中になっている間に 道はどんどん下りてきて 帰りここを登ることを思って 少々不安になったんですが・・・ これ当たりました。 帰りは 本当にきつかった。

道はドライブウェーと平行してついているようで下りきったときには 全然進んでいないことを知った。

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花を探して 伊吹北尾根 序章

2008-05-02 14:29:00 | 山歩き

先週伊吹山3合目から頂上まで歩いて そこのお店のご主人に 北尾根には 今ザゼンソウの群生が花を咲かせていると聞いた。 それも緑のザゼンソウがあると・・・

見たことのない花に 恋焦がれるのはピーちゃんも同じで 二週続きで 伊吹山いこっ!と言う話になった。

前に伊吹北尾根行ったことがあるのだけれど そのときはさざれいし公園からで 雨が降っていやに蒸し蒸しするなと思っていたら ヒルに遭遇。 献血  一緒に行った仲間も 手やお腹や血だらけになって それが初めての経験だったので 早々に帰ってきたと言う結末だった。

霧に煙って何も見えなかったけれど ドライブウェーのところまで来ていたらしいので 静間ケ原まで来ていたことになる。 そのときもたくさんの花に出会ったけれど 山芍薬はつぼみで いろいろ宿題を残してしまった。

今回は少しラクをして ドライブウェーから北尾根コースをめざす。

ゲートを抜けてからすぐに 「あ」「あ~」の声が立て続け ドライブウェーの両側は 見事に花が咲きそろっている。木々も花を付けて 大興奮。

幸い 車も少なく 待避場所もいっぱいあったので 少し行っては停まり 少し行っては停まり激写タイム。 おかげで のんびりしていたまむし君を脅かしてしまったらしく ちょっとどきっ

Shagagunseiまずはシャガの群生 この辺はシャガが多いのかしら? ドライウェーに来る前から あちこちに咲いていた。Shaga_2  

木々が白い花を付けている。 あれはウワミズザクラではないだろうか? 始め歯ブラシがぶら下がっているって笑っていたけれど そのふわふわした花と 小花のかわいらしさに ウワズミザクラの名前を思い出す。 熊さんはこの花の実が大好きで 秋になると この木に熊棚が出来ると聞いたことがある。

Uwamizuzakura2Uwamizuzakura3 

葉っぱの付け根から白い花が上に向かって咲いているかわいい花もある。 アオダモの様な気がするけれど違うかなぁ? ご存じの方教えてください。

Aodamo 所々に山桜らしきピンクが残っているけれど 山はついに美しい新緑の頃を迎えたらしい。 この季節は本当に美しいと思う。緑にこんな種類があったんだーと感動する季節だ。

「あの白いのは何?」 今度は足もとの群生を見てピーちゃん 「あ オドリコソウだ」

先週3合目まで乗せてあげたご夫婦は「オドリコソウを見たいの」と言っていらしたけれど 見られたのかしら? 私たちは出会わなかったからねぇ

Odorikosouオドリコソウ ラインダンスをしているように見えるって言われるけれど 私は風の盆の様に傘をかぶって練り歩く越中の踊り子さんの様に思える。

どっちにしろ優雅な花がたくさん並んでいる。

困ったね このドライブウェー とても長くていつもうんざりなのに 今日は全然先に進めないよ~

Amana  

Nabana  Tanpopo

菜の花らしき花と タンポポ

きっと里のものとは違うんだろうな?

風が強いからか タンポポ地面に張り付いていたよ。 がんばれ~~

道草だらけのドライブウェーだったけれど 北尾根に通じる駐車場に着いた。誰もいない。 ここからどのくらい掛かるのだろう? ツバメ平へ向かう人が一人小さく見える。

Sizumagzhzrz

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