Fuu

ある日には山 ある日には畑 自然体で気分良く暮らしています。

エコミュージアム 自然観察会 Ⅱ

2008-06-19 14:09:00 | 山歩き

自然観察会 先に進めます。

Kurara

これは何? クサフジの白い版?

イヤイヤ ハイジの友達は? ペーター

もう独りは? ん~~ クララ

そう クララ 何の関連性もないようなクイズでクララを引き出したけれど

調べてみたら あのお嬢クララとは全く関係なく 噛むとくらくらするくらい苦い事から来ているらしい。

根はアルカロイドを含むので有毒。 名前は可愛くても 敬遠

Kawaramatu カワラマツバ

白い十文字の小さな花がびっしり付いていて よく見ると可愛いのだけれど 全体としては地味な花

どうしてマツ?

下の方の葉をみると 針のような葉がから松のように付いている。 このはが マツでもないのにマツって言う理由なんだ~

Terihanoibaraテリハノイバラ

写真に出来る場所にあまり綺麗な花が咲いていなかったけれど 白い可愛い花

現在のバラの原点だそうな

これにいろんなものをかけあわせて いまのバラがあるのだと・・・

へ~ なんだかうれしい話。 それにしても ずいぶん変身をとげたこと

Akikaramatu  アキカラマツ  

えっ? 今秋じゃないけれど 花が咲き始めているよ。まだつぼみだから カラマツソウのような細い針の集まったような花は見えないけれど

どうして秋でないのに アキカラマツ?

葉っぱだけは カラマツソウだよ~と主張していた。

Akinotamurasou おやおや またまた出ました

秋でもないのに アキノタムラソウ

これも 紫蘇のような花が咲いている。花の先は毛むくじゃら。これも花粉が尽きやすいように 花の策略かな?

Urusi 皮膚の弱い私は近づきたくない 木だね。

枝が赤いのでよく分かる。 それにしても 葉っぱと葉っぱをつなぐ茎に おかしな葉っぱが付いている。

Kuri くさっ

この時期山でも 里でも この青臭いにおいがしてくると 栗の花が咲いていることが多い。 

きょろきょろすると 木が白くなっているのですぐ分かるけれど くさいもの 近づいてみようと思ったことはなかった。

ほら

といわれてみた。雄花と 雌花が付いているんだ。 そして雌花 茎の付け根から順番に 小さな小さな栗が出来ている。

まぁ 何て可愛らしいの。まだ5ミリにも満たない花なのに いっちょまえにいがまで付いているよ。 いや~ 感動

今度からもう少し丁寧にみてみようね 虫こぶも出来ていた。

Kusafujigunsei 雨の中の散策だったので 早めに切り上げて 視聴覚室に入って 蛙の講義

蛙は いなくなると困るよって話だったけれど どんどん環境が悪くなって住みにくくなっているそうな

Kaeru Moriaogaeru               

Kajika

元気良すぎて ロビーを飛び回って 捜索に大騒ぎ。 モリアオガエル カジカガエル トノサマガエル ツチガエル 等など

お昼は 近くのエコフィールドで 野鳥の集まる池(ジオンさんに言わせると ほとんどみたことないそうな そのうちに集まるようになるでしょ)で ランチ

Lunch ジオンさんの冷やし中華でお昼 プリン

ハイジさんの巻き寿司 琵琶 わらび餅 

で私 あまりお世話になりっぱなしではと 前日のおかずの残り肉じゃが おにぎり キュウリと茗荷の漬け物 メロン 天使のチョコリング

と 三人で食べきれないぐらいの量が並んで 結局 お土産にいただいて来て 仕事に向かったのでした。

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エコミュージアム 自然観察会Ⅰ

2008-06-19 12:06:00 | 山歩き

一昨年からお世話になっているせきがはらのエコミュージアムの会が毎月第三木曜日にある。

岐阜県の施設で 私が参加するのもおかしいかもしれないけれど 関ヶ原の近くの自然歩道を歩こうという話に ジオンさんを通して無理に参加させていただいて そのうち毎回メールをいただくようになった。

妙法ケ岳へ行ったのも夜叉が岳へ行ったのもそうだった。 いつも楽しいエピソードや 花の見分け方 名前 言われ等を教わって楽しかった。

そんな会だったけれど 主催者が忙しくなってしまって 山歩きを止めて自然観察会に戻すと言われたのが今年の春。

あ でも行ってみよう。 きっと おもしろい。 会はお昼に終わるらしいので 仕事休まないでいける。 そんなわけでジオンさんに参加表明。

あいにくの雨模様。 たくさんの戸外観察会は出来なかったけれど さすが伊吹の里 自然が一杯で ほんの少し歩いただけで たくさんの宝物を見つけることが出来た。

教室を出たら おやおや 蛍だよ。

Hotaru 小さくて なんだか見えないかもしれないけれど 蛍だよ。裏返してみる。しっぽの先が赤い。

雄と雌の見分け方は?

発光器が雄は節が二つ 雌は一つだと・・・知らなかった。 これは雄でした。

どうしてこんなところに迷い込んできたのかしらね?

伊吹山では 夜間登山をして蛍の群舞をみる会があるとか。 群舞 魅力的な言葉だこと

Utubogusa 今日のテーマは 花弁の形 筒状花と舌状花

それぞれの形が子孫を残すために 実によく考えられた仕組みになっているとか・・・ 動植物の策略だって

気に入った この言葉

で ウツボグサ 筒状は確かだけれど紫蘇のように深くて虫が奥まで蜜を吸いに来て帰りに花粉を付けてくれるようになっている。

Dokudami ドクダミ

穂のように咲いた花

白くて可憐と思っていた花は 萼に近いものかもしれない。

すぐそばにヘクソカズラ

葉脈を引っ張って 糸を出して遊ぶ。 葉っぱが固くなっていて あんまりうまく行かなかったな

Tigaya いつもみていても 知らん顔して通っている。

茅の仲間です。 と 隣の茅を手にとって白い花が咲いた 毛糸みたいになっているものをくしゃくしゃ噛み出す。 え?

口の中 もしゃもしゃするでしょうに

昔これを噛んで 虫取りをしました。 と笑う。

で この赤いのは血のような色と言うわけで チガヤ

チガヤのチは血のチなんだ。

Himejion2 これはヒメジオンでしょうか? ハルジオンでしょうか?

知らない。 一緒に見えるもの

茎を折ってみる。 中身がぱんぱんに詰まっている。たおやかに見えて芯がしっかりしている。 戦国時代の姫様のようだと言うわけでヒメジオンだそうだ。

ヒメジオン 真ん中の黄色いのが筒状花で 周りの白い花らしい花が舌状花

子孫を残すためにはどっちが大事なのだろう? このスタイルは 人目ならぬ虫目を引く策略だそうな。ちなみに真ん中の黄色い花は 平になって虫がごそごそ動きやすく花粉を残しやすくなっている。これも花の策略。

すごいな~ これだけの策略を私も若いとき知っていたら 違う人生を歩んでいたかも

薊 写真がないけれど これは筒状花のみ 先が開いて綺麗な花の様になっているのは 花が先で裂けて広がっているから・・・ なるほど

蛇の抜け殻 発見

みたくないものみてしまったけれど 学芸員さんいきなり蛇の皮チェック 裏返してぇ う~ん 何かと思ったら しっぽとの境目を探していたらしい。 良いって そんなこと

と思ったけれど 話はおもしろい。 鱗がお腹は一つで繋がっているけれど だんだんに二つに分かれて密度が濃くなるところがあると。。。そこがしっぽとお腹の境目 おっ 人間の足みたい。そう思っていたら 最後にとどめの一言

時々 車に轢かれてつぶれている蛇がいますが その当たりから生殖器が出ています。

うへっ なんだかユーモラスと言うにも微妙な様子。 ま 確認することは決してないから 決して

Kouzo ヒメコウゾ

実がなっている。 「これは食べられます.甘いですよ。」

この間食べた木イチゴによく似た実だった。 一つ食べてみる。うっ 青臭いあじだった。

まだ熟し切れていないのか この時の刺激がしばらく舌を刺す。

Kusafuji クサフジ

去年斑鳩の里を歩いていたときに初めて気付いて その後山小屋さんに教わった花だった。

まめ花の花らしく 筒状の花をびっしり付けている。

これも紫蘇などの花と同じく 細かい虫が入って受粉の手伝いをしてくるのを待つ策略。

下の方にヘビイチゴが見える。 食べても美味しくないとか 食べたら駄目だよ とか聞く。

でも 子どもの頃あんまり美味しそうだからつまんだことがある。 今も生きている。あじ? 覚えていない。食いしん坊だったな。

Egoあんまりにもひどい写真で・・・・

矢印のところに 白いぎんなんのような実がなっている。 エゴノキ

白い実は堅くて・・・ この木におもしろいものが付いている。

オトシブミ

そのなまえがいかにもロマンティックで 良いのだけれど 落ちる前に捕獲してしまった。

Otosibumi 

中を分解してみる。 中から出てきた虫はぞうさんの様な長い触角の様なクビのような頭とずんぐりむっくりの胴体。 何ともユーモラスな。 ごそごそ動いて写真撮れなかったけれど 調べてみるとヒゲナガオトシブミらしい。

ゴメンねゆりかご壊しちゃった。 また作ってね。と木に戻す。 結構固いぱっぱなんだけれど すごいね

特別ではない里の中にいっぱいの宝物。 書ききれないので第二につなぐことにする。

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