網掛峠に行ったときに 紅葉の様子が気になっていた。 実はその次の火曜日に店のテナントの女の子を山に連れて行く約束をしていたから。
山登りの経験が浅いので 簡単でそれなりに感動できる山と言うことで富士見台高原を考えていた。 しかし あそこは笹の高原 紅葉するんだろうか?
山中間のピーちゃんが富士見台の紅葉が綺麗だったよ と報告してくれたのは ずいぶん前だった。 ん~ 心配。
仕事がら朝は苦手なので少し遅めの集合時間。 あれれ? 来ない。 ETC割引に間に合わないから時間厳守でね と念を押したのだけれど・・・・遅れること30分。 豊田東インター9時少し前に滑り込みセーフ。
東山道を現代の旅人は車でくねくね上っていく。 冬季通行止めの案内にいつからなのだろう?と思って気が気じゃない。すれ違う車もない。 無くていいんんだけれど すれ違うの大変だもの
心配していた紅葉は途中の山道で見られた。 なかなか綺麗。 私は運転に気が気じゃなく 写真を撮るゆとりは無かったけれどね。 助手席の人が違うだけで こんなに緊張するものなんだね。
道中がとても長く感じられたけれど 無事に御坂峠に着く。 どこから来たのだろう? すでに何台かの車が上がっていた。 なんだかホッとする。 駐める場所が無かったのでそのまま 萬岳荘の方まで走り 駐める。
山小屋のご主人に挨拶をして登り始める。 空は真っ青 前に連れて行った岩古谷山に比べて アルプス気分があるためか 岡もっちゃん 興奮状態。 あはは 喜んでいただいて 嬉しいです。
この山は頂上まで30分から40分ぐらいで行ける お気楽な山である。だから観光客がいっぱい。 ほとんどが町歩きの靴でやってくるし 上まで上がるとかなり寒いのだけれど その準備が出来ていない。
山小屋から 尾根までがこのコースの中で一番きついといえるけれど(きつくないよ) ここまで行かないうちにへたり 「どうせ上まで行っても 同じ景色でしょ」と分かったようなことを行っている。 ふ~~んだ!
尾根まで登り切ると御坂峠からの登山道と合わせて 右方向富士見台高原の頂上に向かう。
相変わらず恵那山はどっしりした山容を見せている。
ここまで来ると中津川の町も見える。
お天気が良いとはいえ今日は南アルプスも 中央アルプスもなんだかかすんでいる。
笹原が風になびいて綺麗。
銀色に光っている。
ごつごつした登山道を上っていくと あっけなく頂上に着く。 風が強い。
しばらくは展望を楽しんで見るが 御岳も裾を見せるだけ 笠置山は近いだけあって美しい姿で立っている。 う~~ん残念
あまりの寒さに 少し下に降りて 岩陰でお昼。 降りてからもなんだかんだ食べられそうなので 温かい麺と 朴葉寿司 果物ですます。
今日の麺はピリ辛の担々麺 からっ!
でも暖まる。
若い岡もっちゃんに平らげてもらって下山。 気になる 気になる。 神坂山 いままで何度かここへ来ているけれど神坂山に行ったことが無い。 笹原にまっすぐの道がこちらへおいでと読んでいる。
「行ってみよか?」
右へ曲がれば帰り道だけれど まっすぐ進む。 通る人々が不思議そうに見ている。 「そっちじゃないよ」
なだらかなアップダウン。 しばらく行くと 左側の谷に綺麗な紅葉が見られる。 唐松らしい紅葉は 枯れた美しさを見せている。
ケルンがある。下の中学だったろうか? 夏期学校で 雷に打たれて無くなった生徒さんを忍ぶ碑らしい。
こんなところで雷に遭うと 何ともならないんだろうな。
萬岳荘へ降りていく道が見える。 笹原が風になびいて海になっている。 ちょっと感動的な美しさ。 二つの小さなピークを越えて 多分最後のピークが頂上と思えたけれど 風の強さに 我慢できなくなって下山を決意する。
後で萬岳荘で 頂上から萬岳荘の裏に降りて来る道があるのだと聞いて もう少し行けば良かったなと思ったり また今度と思ったり。。。。ラジバンダリ(分かる人にしか分からない)
青空に光る山を見ながら萬岳荘に降りて 美味しい珈琲をいただいて 管理人ご夫婦の楽しいお話を伺う。
11月15日には 萬岳荘は営業を止め 一部屋だけを冬季に登って来る登山者の為に解放する。
やがて山は深い雪に覆われる。
スノーシュー苦手な私は 今度来るのは山開きの日 4月29日だろうか?