林道へでてから稜線に向かってゆっくり歩いていく。 道ばたには お日様が当たるのを待っている竜胆。
「まだ咲いていないねぇ」
暑くなったのでダウンをしまおうとしたらBさん「まだ着ていてください。 これから藪こぎをします。」 はぁ そうですか
何でも竜胆が咲いていそうな場所があるんだとか。 よし 行きましょう。 わさわさ わさわさ サルトリイバラ痛いよ。
おやおや開けた場所にいきなり出たと思ったら センブリ君が
そしてここのセンブリは白いよ。
青い小さな蘂は 節分草にも似ている。
何と可愛らしい花!
桔梗はね 残念ながらまだ咲いていない。 もう少し日が当たれば。。。 もっと上に期待しよう。
稜線に登る登山道に入る。 入口には 美しいヒヨドリバナ。
今度は左に藪漕ぎ
木の枝を避けながらわっせわっせ 何処へ行っちゃう事やら
ついたところは小さな小さな湿原。
あ 耳かき草だ
あんまり小さくて みてもらっても分らないだろうな?
それでも 懲りないで 載せてみるね
名前の通り耳掛けのような小さな小さな花で なかなかピントあやしない。
耳かき草をごんぎつねの森で見たことあるが 花の色がいろいろあるとは知らなかった。
元の林道に戻り 歩き出す。
あ 林道だ 竜胆だ 今度は咲いているよ。 ちょっとへたくそで何か色悪いけど。
まん丸い花びらの菊
竜脳菊だそうな 名前しか聞いた事が無くて菊ときたら みんな一緒に見えていたけれど 今度はしっかり覚えたよ。 丸っこい花びら
決め手は葉っぱの匂い
摘んで揉んでみると 線香の匂いがするんです。 と言われたけれど 私には線香と言うより とても質の良いお香の匂いに思えた。 大好き 竜脳菊。
ナンバンギセルをみた事が無いと言ったら 絶対見せてあげる自信があります。 と言われた。 ありました。 それは もう盛りを過ぎていて みるも無残な姿をしていたけれど 紛れも無くナンバンギセル。 来年ここに来たら・・・
ナンバンギセルは 薄に寄生すると聞いていたので ちょっと思いがけない対面でした。
さて 今度こそ稜線まで登って行くよ
お日様も出てきたし 楽しみだね。