Fuu

ある日には山 ある日には畑 自然体で気分良く暮らしています。

おさらいの峠道

2009-11-26 00:52:51 | 山歩き

新城から帰る途中 ゴルフ場の近くから 「こちらから帰った事ありますか?」と言われた。もちろんそんな道を通った事は無く「行ってみましょう。 山道は気分悪くなったりしませんか?」

大丈夫~ 私はそんな柔ではありません。

着いたのは 少し棚田もあって 小さな谷筋にある峠道。 う~~ん 何処だ? ここは

車を傍らに駐めて 田んぼのあぜ道を小川のほうに進む。 小さな土手があってここに連れてきたかったらしい。 「今日のおさらいですが 花あるでしょうかねぇ?」

Yamarakkyo あれれ やまらっきょうあったよ。 開いてないけれど 

先程いた山と土質は違うと思うのだけれど 同じ花が咲いている。

土手をよじ登ってみると あ ウメバチソウだ

Umebatisou3 今度ははっきりウメの花の形が確認出来る。

こんな田んぼの傍らにもウメバチソウ咲いているんだ。

何だか嬉しくなるね

更に登ると 建材がおいてあるような開けた所にでる。聞き慣れない小鳥の鳴き声。

虫も鳴いている。

Asiato あらあら いるのは小鳥や虫だけでは無いようだよ。 動物の足跡がいっぱい。 檻の回りを行ったり来たりしている。

Ori 大きな檻だね? 猪だけでは無いのだろうか?

Bさん 枯れた薄の間に潜り込んで ごそごそ

「ありましたねぇ」

 Nanbangiseru

さっきみたいにミイラでは無くて ムラサキのナンバンギセルの花が咲いている。 薄に寄生する植物として知っていたけれど 本物をみるのは初めて

さっきのミイラだけでも嬉しいのに なんと・・・

Bさん ここにある事を思い出して連れてきてくれたのだ。

「ナンバンギセルを見せてあげる自信があります。」 そう言う意味だったんだね? ありがとうございます。

Sandai  親子どころか三代一緒だね。

私も潜り込んで ナンバンギセルとご対面。 人が見たらおかしいだろうね?

すっかり満足した私は小躍りしながら歩く。

里山って良いね。

ヤクシソウも咲いている。 菊と区別がつかなったけれどBさんの説明で納得。

ヤクシソウには薬師如来が手に持っている薬瓶のような物がいっぱい下がっている。

ホントだ~。

今まで やたらと森を歩いているだけだったけれど 少し勉強すると 山歩きが何倍も楽しくなる。 そんな事をかんじた とても充実した一日だった。 

コメント (6)
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