おまけって言うと 世界遺産にとても失礼だけれど やっぱり籾糠山のおまけになってしまうので
それでも今日は時間が割と余っているし どぶろく祭りの真っ最中という事で ちょっと下に下りてみようか・・・と 駐車場の事もあるので反対側に回り そこから少し歩く事にする。
街を歩くつもりだったけれど すぐ脇にミニ白川郷があったので こちらですます事に。 街全部をまわるのは難しいし 雰囲気もちょっとがっかりする物が多いのでね。
入口近くに 合掌造りの民家を開放してなかで休憩できる場所があった。
なかではいろりが二つもきってあって そば茶をごちそうしてくださった。 ちょうど群馬からクラブツーリズムの団体がいらして一緒に座り込む。
子どもの頃 祖父母の家にはまだいろりがあって いつも燻りくさい匂いがしていたけれど 暖かくて大好きな場所だった。 洗濯物は何となく色がつくし 今では耐えられないかもしれないけれど 梁や 戸など 飴色に光っているのも懐かしい。
この家は三階になっているそうだけれど 天井は桟を渡しただけのようなすきすきの天井でとても怖かったけれど これのお陰で 煙が虫封じになるらしい。
花餅 祖父母の所では桑の木に餅を付けていたけれど ここでは松の木 同じ飛騨でも違うんだね
上手に飾り付けている。
コスモス ムラサキシキブ ホトトギス・・・
空気が綺麗だからだろうか? 花も色鮮やかに見える。
ツーリズムのひとが三階から眺めている。 釘を使わない日本建築 すごい技術だね。
農機具小屋 作物小屋
水車 掛樋 等 どれを取っても日本の農村風景になじむ。
暮らし方としては苦労も多いかもしれないけれど 大人数で住むのも 工夫の一つなのかもしれない。
白川郷の雰囲気を味わって帰る。 鳩ヶ谷神社の どぶろく祭りの幟が立っている。
前に違う神社のどぶろくを飲んだ事がある。 お米で作ったとは思えない 甘くて酸っぱいものだった。 神社毎のどぶろく祭りが 順次行われるらしく どぶろくの味も神社毎にかなり違う物が振る舞われるらしい。
あんまり好きでは無いけれど 気が向くひとは是非どうぞ。