Fuu

ある日には山 ある日には畑 自然体で気分良く暮らしています。

おまけの白川郷

2009-11-04 10:00:00 | 旅行記

おまけって言うと 世界遺産にとても失礼だけれど やっぱり籾糠山のおまけになってしまうので

それでも今日は時間が割と余っているし どぶろく祭りの真っ最中という事で ちょっと下に下りてみようか・・・と 駐車場の事もあるので反対側に回り そこから少し歩く事にする。

街を歩くつもりだったけれど すぐ脇にミニ白川郷があったので こちらですます事に。 街全部をまわるのは難しいし 雰囲気もちょっとがっかりする物が多いのでね。

Sirakawagou2

入口近くに 合掌造りの民家を開放してなかで休憩できる場所があった。 

なかではいろりが二つもきってあって そば茶をごちそうしてくださった。 ちょうど群馬からクラブツーリズムの団体がいらして一緒に座り込む。

Irori 懐かしい

子どもの頃 祖父母の家にはまだいろりがあって いつも燻りくさい匂いがしていたけれど 暖かくて大好きな場所だった。 洗濯物は何となく色がつくし 今では耐えられないかもしれないけれど 梁や 戸など 飴色に光っているのも懐かしい。

この家は三階になっているそうだけれど 天井は桟を渡しただけのようなすきすきの天井でとても怖かったけれど これのお陰で 煙が虫封じになるらしい。 

Hanamoti 花餅 祖父母の所では桑の木に餅を付けていたけれど ここでは松の木 同じ飛騨でも違うんだね

Sharin 荷車の車輪と思われる

上手に飾り付けている。

Murasakisikibu

Hototogisu 秋の花が咲き乱れている。

コスモス ムラサキシキブ ホトトギス・・・

空気が綺麗だからだろうか? 花も色鮮やかに見える。

Gasyyoudukuri ツーリズムのひとが三階から眺めている。 釘を使わない日本建築 すごい技術だね。

Hinomiyagura ミニ白川郷の散策を始める。

農機具小屋  作物小屋

水車 掛樋 等 どれを取っても日本の農村風景になじむ。

暮らし方としては苦労も多いかもしれないけれど 大人数で住むのも 工夫の一つなのかもしれない。

Kakehi

Koya

Suisha

白川郷の雰囲気を味わって帰る。 鳩ヶ谷神社の どぶろく祭りの幟が立っている。

前に違う神社のどぶろくを飲んだ事がある。 お米で作ったとは思えない 甘くて酸っぱいものだった。 神社毎のどぶろく祭りが 順次行われるらしく どぶろくの味も神社毎にかなり違う物が振る舞われるらしい。

あんまり好きでは無いけれど 気が向くひとは是非どうぞ。

昔から伝わる 伝統の味とお祭りです。Noboribata

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籾糠の秋 2009 終章

2009-11-04 08:00:00 | 山歩き

前の回で終わりたかったのだけれど 何しろ私にしては大好きな籾糠の秋 写真のできはおいといて 外せない写真ばかりで・・・

Kouyou11 分岐まで戻ると ひと登りで 天生湿原へ

今回は匠屋敷跡を通るために 右へ進路をとる。

Amousitugen2 匠屋敷に入る入口で少し違和感を感じた。いつもある看板が無くなっている。 よく見ると下に落ちている。 どうしたんだろう? 新しくつけかえるのかしら?

Tumeato ととと これはなんだ?

どう見ても熊さんの爪痕。それも新しいよ。 入口の看板も熊さんの犠牲に

後で聞いたら サルナシの木も熊さんに引きちぎられていたと・・・ 人間様で無くて良かったけれど。。。やっぱりこの山は熊さんがいる。 時々獣臭がするのが気になっていた。

Amousitugen3

Kaede 朝より 日が当たってきて 全然違う雰囲気。

気持ちの良い登山道を通りながら 駐車場へ戻る。

Tozandou6

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籾糠の秋 2009  天空の木平湿原を歩く

2009-11-04 06:00:00 | 山歩き

ゆったりした山でのお昼を過ごした後は 木平湿原の方へ向かう。 ここから頂上への道は結構きつい。 春も途中まで登ったけれど 上のベンチで雨が来そうだったので止めて戻ってきた。 どうしても後からリュックを引っ張られそうな勾配の最後の階段に 気持ちが萎えてしまう。それに今日は青空の割には 霞んでいる。 北アルプスの展望はちょっと。。。

Tozandou3 それでも 後からチーさんのレポを見て早まったかと反省 見事に 北アルプスの山々が見えていた。ひょっとしたら見えるときもあったかも。。。。

木平湿原は籾糠の頂上からも見える尾根沿いの湿原

高いところにあるのと 尾根沿いである事から 開放感があって 気持ちの良い所。 

分岐からは少しの登りで尾根につく。

ゆっくりゆっくり 紅葉を楽しみながら歩いていく。

Aozara

程なく籾糠山の頂上が見えてくる。 とりが稲の籾を積み上げてできたと言われる頂上。 まん丸で とがっているので 頂上は狭いよ。

Cyoujyou2 この道 カラ谷やブナ探勝路とは違っていつも青空を眺めながら歩けるので これはこれで気持ち良い。

つまりこの山は何処を歩いても気持ち良いのだ。

Dakekanba 

Ki2

Ki3

木々はすっくと伸びて青空をつかんでいる。やぁやぁ またであったね と声をかけたくなる木々

赤毛のアンのように 名前を付けてあげたい木達

Sarugababa 振り返ると 籾糠山の後に 猿が馬場の大きな影が にょきっと飛び出した。この山は登山道がない。 冬になって雪が積もって初めて登れる山。 籾糠の花博士は それでも管理人としてこの山にも何度もはいっていらっしゃるようでおもしろい話しが聞ける。いつぞやは 冬眠中の熊のおしりの写真を見せてもらった。 ふわふわで可愛かったけど・・・・

Ki4 Ki5

しつこく木の写真を載せます。

赤い実が青い空に良く映えること!

Ki6_2  Ki7

思いっきり枝を広げた木を見上げて私も 負けずに手を広げてのびをする。 良い気持ち~~

Tonnneru 黄色い葉のトンネル

正体は根曲がりの木

冬の雪の重さを受け止めて這うようにいても やがて立ち上がり 空をめざす。 何とたくましい事か!

Nemagari やがて木平湿原に着く。 水を湛えた湖面に(って言うほどの大きさでは無いけれど) 青い空を映して実に綺麗。

Situgen

あらら~ モウセンゴケも紅葉するのですか? ところ処紅い絨毯の様に広がった モウセンゴケ 夏に咲いていた白い可愛い花を思い出す。

この辺りのダケカンバの白い木々を眺めながら いぶし銀の紅葉を味わい 周回の最後のコースに 向かう。

下りはブナ林を 最初のカツラの木の所までまっすぐ降りて行く。

道は良く舗装されていて歩きやすいのだが。。。何しろ短い距離を一気に下るものだから。。。。登りにこの道を使うのは 絶対 絶対止めようと思う。

Tozandou4 Kouyou6 巻き付いた蔓の葉っぱも紅葉している。可愛らしい色。

 

Kouyou7 

Tururindou

ツルリンドウの花 ひからびて落ちる寸前だけれど まだ残っていた。やがて この後に長い赤い実が出来る。

Kouyou8

Kouyou9 ブナ林の紅葉は明るい黄色 何処までも黄色

優しく輝く黄色

何だかほっこりする空間。

Ookudari こんな急降下も何度かある。

陽の当たり方によって 輝く金色から シックな大人色に

やがてカツラの巨木の所に辿り着く。

あまりに長くなったので 次に残す事にする。

コメント (2)
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