経塚山から霊仙へは いったん降りてから登っていく。
その道が結構急なので 断念したことがある。 疲れ切った後のあの登りは・・・・
あれれ? 今日はさほど急下りには感じないよ。 良い感じ 良い感じ
だらだらと下って登り返す感じ
これならいけそうだ。
よっしゃ~っ!
やっぱり
山頂あたりの人や 途中を歩く人の小ささを見て 気合いを入れ直す。
もう少しだ 頑張れ
あそこを歩いてきた・・・・
この山の登山道 あってないような物で 何となくついた踏み跡をたどって歩きやすそうな場所を探しながら歩くのだけれど 途中でとても歩きやすそうな道があったのでそれに従ったらどんどん頂上の位置から離れてしまった・・・あれれ?
いけないことは無いだろうけれど 先に登っているKさんにジェスチャーで どっちかを聞いてみる。 Kさん 気づかない。 代わりに 作業着姿の若いお兄さんが教えてくれた。 工事の途中であんまり素敵な景色に登ってみようって来たのかなぁ?
軽快な足取りであっという間にこの広~い視界からも消えていく
分岐まで登りつく。鹿が 群れをなして走っているところを見つける。 この山は鹿の糞でいっぱい。 時々骨だけになった鹿を見る。
ヒルが多いのもこの鹿と関係していると聞いた。
可愛い顔しているけれど・・・・
分岐は頂上へ行く道と 最高点に行く道とに分かれる。 霊仙山の頂上は最高点には無い。
さて 本当にあと少しになった。 緩い登りの後頂上に到達。 やったね!
一度冬将軍がやってきた日にこの山にいたことがある。 ひどい風でむかっ腹が立つほどだった頂上
今日は本当に気持ちの良い風が吹き 透明度高いというわけではないけれど びわこが見え 三上富士がみえ 比良のお山が見え 賤ヶ岳が見え 伊吹山が見え・・・・
ずっとここにいた~い
そんな気分だった。
似たような写真を連ねました。実はこの三枚の写真は南側の尾根を西から順番に撮った物。北側を見てもそうなんだけれど こういったお天気の良い日でも似たような景色なんだよね。
霊仙は遭難しやすい山って言われているのはこのせいらしい。 霧が出てくると さっぱり方向が掴めなくなるらしい。 なるほど。。。。です。
大垣駅で買ってきた美濃味匠のお弁当。春雨スープ キュウリとミョウガの漬け物 こんにゃくゼリー ブルーベリーヨーグルト
荷物は軽くなったけれど 体が重くなった。
「帰りたくないねぇ~」と言いながらも あんまりまったりとはしていられません。 帰りが長いです。 また来れるかなぁと思いながら 霊仙にさよならです。
今回企画してくださったKさん 一緒に歩いてくれたハイジさん ジオンさんに感謝です。 一緒でなければ とても霊仙に二度と登ることは無かった。
秋の風に吹かれて 至福の一日でした。