現在我が家では駐車場を三台分借りている。
そのうち二台を借りている近所の大家さん。 最近は畑も借りることになって急接近。
滅多にやらない井戸端会議をするようになった。
「いつも大きなリュックをしょって何処に行っているの?」
私は気付かないでいたけれど 彼女は気になっていたらしい。 少し前まで仕事で東京にいらしたとのこと。 引き払ってこちらへ戻ってくるときに こちらでは山には行けないかもしれないと 立山に行ってきてとりあえずの山治めにされたとか
なぁんだ そんな事ならいくらでもご案内しますよ。 ただ立山に気楽に行ける人と比べると 私の体力は問題あるかも・・・・
初めての山歩きと言う事で比丘尼山に決める。 丁度桜が咲いている頃。
「反対側に入っていくとミツバツツジの群生地があってね・・・・」
えっ? それって今日の朝のニュースでやっていたような
行って見よ~~~
くねくねと山間部に入っていくと荻のへ
丁度荻のツツジ祭りの登りに誘われるようにして進む。
善住禅寺 もともとは行基との縁により結ばれた草庵。
その後作手の奥平氏の4男が荻へやってきた時に 萩奥平氏の菩提寺として近江永源寺第二祖、見性悟心禅師を勧請開山とし高弟益甫禅師により禅の法灯が継承されてきた
とあります。
いくつか興味ある記述が出てきました。
奥平氏は 私のふるさと岐阜の加納のお殿様でした。 奥平町という地名も残っています。
奥平氏は作手の人だったんだ・・・・今でこそ ですが山間の小さな村です。
奥平信昌が家康の長女亀姫と縁を結んだことから 大事にされたようです。
思いがけない場所で奥平氏の名前を聞いて嬉しい。
永源寺との結びつきも驚きでした。
コバノミツバツツジは 春まだ花が咲きそろっていない頃に 目に眩しいくらいの美しい紫を見せてくれるので嬉しいです。
花のあとに小さな葉っぱがでてくると言う事でこの名前があるそうですが。
光の加減では蛍光色のようにも見えます。
ミツバツツジはやまでよく見る花ですが トンネルはあまりありませんから
一体何本植わっているのでしょうか?
眩しいばかりの華やかさです。
しかし このお寺の良さはここではあまり見えない。
真っ赤な葉っぱがまるで花のようです。
思いがけず沢山の花を見ました。
こんなに沢山のミツバツツジが咲いているとは知りませんでした。
その後気をつけていると 何度も何度もニュースでやっています。 ミツバツツジでは有名な場所らしいです。
さ お目当ての比丘尼山へ
今どこにいるか見当がつかないので ナビ君に聞き直しです。