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ある日には山 ある日には畑 自然体で気分良く暮らしています。

万葉ゆかりの地 大和三山 畝傍山に登るⅠ

2012-02-22 13:28:36 | 山歩き

天香久山から畝傍山までは結構あります。

線路を越えて 神武天皇陵まで行って 古い人家の中をくぐるように山を巻いて裏の方から登ります。 登山道はいくつかあるようですが 橿原の町を少しでも無駄なく歩くためにはこの方法が一番良さそうです。

Hounenji
法然寺

名前からも分かるように法然上人ゆかりのお寺で二十五霊場の十番目

中は覗かないで通り過ぎる

Kideraato
紀寺跡

いまは何も無いが昭和40年の発掘調査で 講堂跡 金堂跡 中門跡 南大門跡 回廊跡・・・・等が確認されたという。

明治11年頃までは礎石の一部が残っていたと言うから惜しいことをしたね。

ここの瓦は紀寺式軒瓦と呼ばれるものだそうだけれど よくわからない。 実物も見えないし・・・

この紀寺は明日香村のキテラに由来していると言うから それもなかなか面白い。 キテラって日本語ではないような面白い音と思っていたけれど 紀氏の氏寺と聞くと納得がいく。 

Motoyakusijiato
左側に 元薬師寺跡

地図には本薬師寺跡とありましたが 元薬師寺とどちらが一般的なのでしょう?

いずれにしろ 薬師寺の元です。

天武天皇がお后の持統天皇の病平癒を願って作られたお寺です。

平城京遷都のさいに 移されましたので元です。

いまは礎石が並べてあるだけで何も残っていませんが 雰囲気がある場所でした。

Tera

Siseki

Soseki時代から取り残されてしまったような風景でしたが 静かで何かを語りかけているようです。

Unebi_2
電車の駅を越えます。 地下道を通って向こう側に行くと急に町になって来ました。

正面に見える畝傍山を目指して歩きます。

Jinmutennouryou大きくてこんもりした森の手前を左に曲ると 神武天皇陵です。

まるで伊勢神宮にでも迷い込んだような大きな森でした。

参道を歩いてついた場所がここ

あまりの大きさにびっくりです。神武天皇陵です。 地図で見ると方墳のようでした。

神話の時代の神様で初代天皇

さすがです。

Sansakuro
少し戻って右手小さな階段を上ると散策路が広がっていました。

この道を使って畝傍山を巻き大谷町の人家から山に入ります。

地元の人々の散策路らしく いろんな人に出会います。

Taisidou

Jinka2人家を抜けて たどり着いたところは畝火山口神社」(おむねやま)

Omuneyamajinjya
 大和国内の山口社6社の一つだそうな

飛鳥 石村 忍坂 長谷 畝火 耳成の一つ 祈雨神祭85座の一つ

小さいけれど 由緒ある神社なんだろうね

Shaden_2_2
社殿に入ってみてその思いを強くしました。

立派な舞殿です。

さていよいよ山登りです。 標高199メートルです。 沢山歩いて少し疲れまいたが 大丈夫です。 長くなったので 続くにしましょう。

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