朝熊山への道は主に四つ 朝熊岳道 朝熊峠から伊勢の方へ行く宇治岳道 鳥羽から登る堅神岳道 磯部町から登る磯部岳道
今日は 出来ることなら朝熊岳道から登って 金剛證寺詣り その後宇治岳道で伊勢の方に帰れたらいいなと思っていた。 所要時間 大目に見ても4時間半から5時間ぐらい 特急で来たお陰で時間もたっぷりある。 問題はこのところ調子の悪い私の膝が何処まで持つか?だった。
ま最悪 途中でタクシー呼ぼう まずは踏みだそう
登山道出だしは拍子抜けするくらい優しい道 これなら大丈夫。 強いて言えば足もとごろごろしていて歩きにくいかな?
一丁目を見落とした。 これは古くて壊れそうなのかな? 真ん中辺り金具で補強してある。 傍らには仏様 このセットはずっと二十二町まで続いていた。
三丁過ぎた辺りから 巻き道が出来ている。
いや これは下に向かっているから ひょっとしたら岳道の一つかもしれない。
その後もたくさんの巻き道に出会うけれど どれも上に向かっていてすぐに本道に出会った。
桜の木だろうか? そうだとしたら金剛證寺をめざす人々の心を和らげていたかもしれないね
途中9.10町だけが岳道には無かった 少し登ったところにあり 行き止まりになっている。
江戸時代と道が変ったんだ。。。と思う。
その謎はしばらく行くと分る。
樹間に 伊勢湾が見え町が見える所がある。 ずっと 木々の中を歩いて来たので 伸びやかな景色はとても嬉しい。
あいにく曇天で 遠くまで見通すことは出来なかったけれど
朝熊登山鉄道
昔ここに登山鉄道があった。大正9年に設立された鉄道は みんなにどんな楽しい夢を乗せて動いていたのだと思うと 何だかわくわくするね。 ごとん ごとん
長さ1078メートル 高低差418メートル 最急勾配38度 きっと歓声が上がっていたでしょう。
残念なことに 第二次世界大戦で 鉄を供出するためにレールをはがしてだした事により 休止 みんなの夢はここでついえたらしい。
ケーブルカー跡にかかる橋の上から 見て見る 上にも下にもまっすぐ延びている階段は歩いて登れそう(崩落しているところもあって駄目とかいてあったけれど)
夢の跡だね
この辺りで ほぼ半分来たかな? 膝の調子を心配しながら登ってきたけれど 何だか調子よさそう
朝熊岳、スカイラインばかり走っていましたので、山とは感じていませんでしたが、
どうして、立派な山ですね。
知らない道だから上に付くまでは ドキドキしていましたけれどね
みんなに愛された岳道と言うことが良く分りました。最もロープウェー跡地辺りからは 観光地の要素もかなりありましたが
ロープウェーの軌跡何だかかっこうよくありませんか?本当に残念ですね