二上山に登る前に 二つのお寺をのぞいた。
当麻寺と石光寺 中将姫のゆかりの寺だ。 昔春の青春18切符で来たことがあった。 花のたくさんある大きなお寺だった。 今回芍薬が美しいと言うことで しばし花の観察。
石光寺は奈良のお寺にありがちな 小さくて優しい感じのお寺。 門をくぐると 直ぐに芍薬の花が歓迎してくれる。弥勒三尊が本尊のこのお寺は役行者による開山
この寺が有名なのは中将姫が蓮糸をここの井戸で洗って 桜の木にかけて乾かしたと言われているから。 井戸の横に 筋筋になった桜の木がある。糸かけ桜はミイラのようになって 昔お仕事をしていたことを伝えていた。
廷内の芍薬は たくさんの種類があって 名前も解らない。 昔からある 桜紙で折った花のような芍薬が定番なら 中の蕊のようなものが長くて面白いかたちをしているもの 花が白いのに蕊が赤いもの・・・本当にいろいろ
いくら美しい花でも これだけたくさん載せると飽きるかも知れない。 でも選べないの おつきあいください。
芍薬ばかりじゃないよ
ジャーマンアイリス
石楠花
最後のこの豆の花の房みたいなのは何だろう? 初めて見たよ。
山小屋さんが教えてくださった。キングサリだって
確かに黄色の鎖のよう。 キバナフジとも言って 有毒だって。 動かないように撮ろうとして触っちゃったな。 生きているから良いか?
石光寺のしゃくやくは アメリカ芍薬なんだって 今その時のパンフレット見ていたら あら? 名前が載っている。
コーラルシュプリーム ビロードクイーン プリマベラ 春の虹 エレンカウレイ ローズハート ゴールデンアイルズ・・・
いかにも芍薬ではなさそうな名前が続いていること
次回は当麻寺 中の坊の花たちです。
ジャーマンアイリスにツツジの仲間、最後の黄色いのはキングサリでしょう。別名:キバナフジと呼ばれています。
有毒だそうです。
本当を言うと私もこういう作った花は苦手です。たった一輪でも良いから山で出会うのが最高。
これだけあるとだんだんあ~~きれいねぇ~で流すだけになってしまいます。
特に同じ花だと勉強にもなりませんですしね。
だから初めて見たキングサリの方が興味津々でした。