先週 葛城山でダイヤモンドトレイルを知ってから どうしてもこのコース全行程48キロを歩きたくなった。 実行するのは来年として 今回は 二上山のコースを下見
中将姫で有名な 石光寺 当麻寺から登って 太子町に降りる。
二上山は 雄岳 雌岳からなる 雄岳は ピストンになるが雌だけは周遊して万葉の森につながる。 山上公園のようになっていて 地元の人々のハイキングコースになっているらしい。 一週間経っただけで こんなに変わってしまうのかしら?と思うほど緑濃くなっていた。 山が違うと植生が違うのかも知れない。
先週の様にたくさんの花は無かったけれど タニウツギのピンクが山の緑に花を添えていた。
当麻寺からは アスファルトの道をどんどん上っていく。 ここは生活道路なのだった。途中には大きな病院もある。 この道によって参道を二分されたらしい神社を過ぎ 大竜寺 祐泉寺と登る。
古墳あり ヘラブナ釣りの池あり まだまだ山登りの感じは全くない。
ところが祐泉寺の門を(門だろうか?全然いかめしくないよ。 料亭や 庵に入るような感じだよ)くぐったら 景色は一変している。
ワープしたかのように 突然の山の中 。 右に沢を見ながら登っていく。
足もとはごつごつした岩。 乾いていたから良いけれど濡れていたら かなり滑るだろう。しばらくは こんな道が続く 急に開けたところに出ると 蝶やトンボが舞っている。見たこと無い動物だった。 トンボ見えるかな? 緑の糸のようで 葉っぱと同化していた。
いい加減疲れた頃 今までは緩やかに登っていた感じだったのが いきなりジグザグの急登に変わった。 息が上がる。 久しぶりに背中で心臓がどくどく音を立てているのを感じる。 何組か 登山道に座り込んでいる。 くじけそうになったけれど登った以上頑張らんとね。 耳を澄ますと 声が聞こえる。 馬の背が近いらしい。
馬の背の声の主は 小学生だった。小学4年生の遠足は3組程来ていて お行儀は良いのだけれど 登山道をびっしり埋め尽くしていて 歩きづらい。 先生が恐縮してみんなに謝っている。
二上山は トロイデ型火山・・・え~~っ! 信じられん。2000年前には噴火活動をしていたらしい。石器の材料になったサヌカイトはここでとれ 竹ノ内街道が通っていて あの悲劇の皇子 大津皇子のお墓が 雄岳の頂上にあり・・・ 歴史を見続けてきた山なのですね。
雄岳へは右の方に登っていく。標高差170ぐらいだろうか? だらだらとした坂道だけれど 意外ときつい。
小学生の間を縫うように進む。 こんにちは は良いけれど 全部に挨拶を返すのは ちょっと・・・
ほんの少し開けたところに出た。ベンチがある。その裏に岩にペンキで矢印が・・・ あ この道使えるかも知れない。 この小学生の波とは違う道でいける。
そう思って登ってみた。 雌岳が見える。少しだけれど展望が開ける。 この道行くか・・・登り切ったところは人がやっと通れるくらいの細い道 危険を感じなかったけれど 片側は切れている。進んでいくと 向こうから一人 地元の人が歩いてきた。
「この先行くと雄岳頂上に行けますか?」 「いけるよ。 狭い道だけれどね。少し行くと分岐があるので左に行って また 少し行くと左に・・・ それで左に・・・ とにかく左に 左に」そう言われて 頭の中くるくるまわって 一周していた。 「やっぱ 止めるか どっちにしろ 後10分ぐらい歩けば着くのだから」
板の階段を上がり 緑のトンネルを越え やがてついたところが雄岳頂上。(517メートル) お社が建っていた。 したに下る道が二本あるようだったけれど 今日はパス。 さっきの道につながっているのかも知れない。
この山は私有地 従って入山料がいるらしい。200円 払うところが無かったので 払わないで来てしまったよ。 ごめんなさい。
来た道を引き返す。
次は雌岳です。馬の背を真ん中にして 反対側にあるこの山は474メートル。階段を上って行くと直ぐに広場にでる。 ベンチがおかれ 開放的な山。 奥へ進むと 日時計があり 三等三角点もある。 展望が良いので思い思いに休憩を取っている人がいる。
私はここで ランチ ただ あんまり食欲無い。 たいてい一人のときは 歩きながらおむすびを食べれば それで良い。
さて 山にお別れの下り道 万葉の森を通ってダイヤモンドトレイルに入る。
万葉の森に向かって右手に下っていくと屯鶴峠に向かっていく ダイヤモンドトレイルの北の起点があるところ。
薄くて良く見えないけれど 本物の看板は何とか見えました。 一本道なのでそう迷うことはなさそうです。
万葉の森のみちはきついアスファルトの道。 ダイトレに入ったら細いけれど緑の中を歩く道。
ただ 階段が多い。 本当に多い。 昭和45年から5年かけて作られたと言う縦走路は 手が入っている分 階段が多いのは仕方ないのだろうか。 雌岳を背にしてどんどん下っていく。展望はまったく得られないので 道ばたの草が しばしの慰め。 前にも 後ろにも人の気配全くない。 にょろにょろさんに出会わないかとどきどき
初め両側が切れているやせ尾根を(と言っても木がいっぱいなので怖くは無いけれど)歩いていたけれど だんだんそれも太くなってくる。 緑の鉄塔の所は一面草や木が刈られていて 見晴らしが良い。見えるのは太子町方面だろうか? 途中で 屯鶴峠に行くにはまっすぐだろうと思われる道を左に曲がる。 今回の終点は太子温泉だったので。
曲がると 雌岳と思われるピークが見えてくる。
いつもの事ながら 終りが近づくと寂しい。
地味な花々 にょろにょろさんを 恐れながらへっぴりごしなので どれもこれも 何処にピント合わせているんじゃ~と言う作でございます。 ははは
かくして ダイヤモンドトレイル二上山の一部を歩けたので満足。 後二度ほど歩いたら 来年の計画に入れてみよう。
しかし 暑かった。 すっかり日焼けしてしまったよ。
奈良方面にいくとよく耳にする山だよね~
いいな~登ってきたんだ~(^^)
とんぼ見えるよ~
なんかキラキラ緑ですごいきれいね~
いまでも学校の山登りってあるんだ~
お子たちは疲れを知らずに登っていくんだろうな~(^^)
芍薬 キレイだった。 でもやっぱり山野草がすき。 当麻寺の花をいっぱい見てきた。 頂きものだからとおっしゃる若いお坊さんの説明では 本当にたくさんの花がありました。
今会社で内緒で書いている どきどき
ダイヤモンドトレイル、よいネーミングです。新緑も花もよかったようですね。
赤いウツギはタニウツギといいます。
(ヒメはもっと小さく白い花です。)
これは田植えの頃咲くのでタウエバナともいいます。白いウツギはサワウツギでしょう。沢筋を好みます。
緑色のトンボはイトトンボです。小さな川でよく見かけましたが、最近は少なくなったようです。結構な登りがあり、おもしろそうな山ですね。
ダイヤモンドトレイルはるんるん歩きができるルートのようです。
またまた花がたくさんありました。
ナワシロイチゴ、ノアザミ、タツナミソウ、サルトリイバラ(もう花が終わって実がなっていますね。もうすぐ赤くなります。)
楽しい散歩道でした。
いつも画像の処理をしながら名前を付けて保存するのですが そのたびに本当に困るのです。 その筋のサイトで調べて見るのですが なかなか解らず先に進めないので 見切り発車してしまいます。 おかしいでしょうね?
あの小さな花のようなのはサルトリイバラだったのですか? 青くて堅い粒を見つけたのでそれが花だと思いましたが 同じものだとは・・・
時間を追って記事が増えていく。 びっくりでしょう? だらだら書きすぎて 止められなくなり 何とか話が収まるところで切って 次に備えます。
この間までは 下書きの状態で保存して 日にち指定でアップしてました。
この方法は アップしたときに過去の出来事になってしまうので 誰にも見てもらえないまま記事は下の方に消えていきます。 これもちょっと寂しい。
ダイトレ 是非やってみたいです。途中には国民宿舎だったかな? 宿もあるので泊まりながら・・・二上山 岩橋山 葛城山 金剛山 岩湧山 槙尾山に続く48キロです。 奈良を縦に歩く感じかしら?
興味津々です。
私も先日、お弁当のところまで見て、
ふと更新したらその下の記事が出てきたので、
あれ!?、見間違いかなぁと思いましたけど、
そんなわけだったのですね。
大津皇子のお墓があるとか。
山はつい登ることとか、景色ばかり気にかけてしまいますが
歴史を尋ねてみるのも面白そうですね。
てんむす~~~くさもち~~~~~
渋めのお茶~~~
たべたい~~~~~~(笑)
(最近歩きよりも食い気にはしっております)
下りの階段はひざ大丈夫だった?
また楽しみなコースができたね~
行くところがいっぱいできちゃったね~(^^)
大津皇子 佐保姫 役行者・・・なかなかどきどきする人々のゆかりの地があるのです。さすが歴史の表舞台だった奈良です
山登りの醍醐味は本当に色々ですね?
nobuさんのような体力は無いので アルピニストにはなれないけれど 道を曲がった瞬間に飛び込んできた異空間みたいな景色は 大好きです。 このために山登り止められない。
草餅と天むすは上野サービスエリアで買いました。 天むすは持って帰る事になりましたが 草餅はおいしかった。
食い気? いっしょいっしょ
ぽんちゃんはスマートだから良いけれど 私はかなり危ないんじゃないの? メタボ君まっしぐらです。
少しは 暇になったかな? 誘おうと思ってのぞいてみると いつも忙しそう
たまには あ~そ~ぼっ!