Fuu

ある日には山 ある日には畑 自然体で気分良く暮らしています。

赤沢自然休養林Ⅱ

2007-07-21 12:05:00 | 山歩き

さてどっち行こう 

目の前をさわさわ流れている水を見ていると どうしても水を見ながら歩きたいではないの。

Seseragi

晴れ上がってきて透明感を増してきたさわには木道の様な散策道が付けられているので 清涼感たっぷりの散策ができる。 トロッコ電車は沢をはさんで反対側を走る。 今日は乗れなかったけれど これはこれでよい。 負け惜しみではなく またまた素敵な花に出会えた。

Akazawahana2Akazawahana3

Baikeisou  水芭蕉は成長してお化けの様になっている。 まさに芭蕉扇のような・・・ あの可憐な白い花は見事に変身。

「あら? これって バイケイソウ?」

「えー? 葉っぱはそうみたいだけど 違うみたい。それに 一輪だけっていうのもありえんし・・・」

殆ど否定的な結論を出して先に進んで 止まる。花のつぼみだったから 余計にね。

「あったー。」

なんて可愛らしい 美しい花何でしょう。 薄緑に色付いた花がびっしりと付いている様子に感動。背高のっぽのバイケイソウ。 よほど居心地が良いんだね。

しかし この可愛らしい花も毒があるとか・・・信じられん。 もっとも葉っぱもスズランみたいだし  仲間なのかな?

Baikeisou2

この赤沢はチェンソーを初めて導入した場所なんだって。 へ~ぇ 特別でないようで特別なこと。 それまではノコギリやナタで 木を切り倒していたんだね?

沢は 滑滝がいっぱいで シャワークライミングというよりは沢下りにとても気持ちよさそう。膝が悪くなかったら 今年もやりたいな。 滝壺ダイビング。

トロッコ電車の軌道に出会ってヤマボウシの群生を見手沢を渡ると やがて赤沢橋へ 

つりばしらしい。

ここから戻らないで更に渓流コースに進路を取る。 

このコースおかしい。渓流を歩く予定だったのに どんどん山に登っていく。 沢の音は足もと遙か下。

沢に戻った頃には姫宮コースの分岐まで来ていたよ。ここから 更に120分と書かれていたので 迷ったけれど 今度の宿題にする。

通行止めの橋を渡り(野生動物が出てこないようにかな? 狭くておなかを引っ込めてもリュックが使えて出られないような出口が付いていた) ここから林道歩きで 戻る。

「林道歩きかぁ」 大嫌いな林道歩きと思ったけれど 思わぬ花が隠れていた。 まるで宝探しみたい。考えてみると 林道は みんな車で通りすぎてしまうので 道端の花に目をやる人はそういないわけで、そう意味ではラッキーだったに違いない。

Hatarubukuro Yamaodamaki

Itiyakusou Itiyakusousiro

ホタルブクロやヤマオダマキは見たことあるけれど(オダマキ大好き)イチヤクソウは初めて見た。 見たことあるかもしれないけれど 意識してみたのは初めて こんな小さな花なのに いっぱいの花を下向けて付けている。 しかも紅白で見た。これって縁起良い?

Jyakousou Simotuke

林道から沢に降りてみる。先に降りたジオンさんが騒いでいる。ん? あ 麝香草だ

掌でぐっと押しつけてみる。(こうすると花が強くなってそだつと聞いた) さわやかで香しい香りが掌に広がる。

川原のあちこちにびっしり 敷き詰められている。 初め どこかから持ってきて植えたのかしら?と思ったけれど 人の通らない沢の斜面。 違うだろう。 更に進むとシモツケが

伊吹山の頂上が 夏になるとシモツケで真っ赤な絨毯を敷いた様になるから シモツケは高山でしか咲かないと思っていたけれど・・・沢のあちこちに躑躅と シモツケが 色を添えている。

Kisogawasatuki Yamaajisai

Akazawafuuro Akazawahana4

フウロも咲いている。フウロはたくさんの名前があるので なんて言うのか解らないけれど とりあえずアカザワフウロとでも名前を付けておくか? こなすびもあったけれど 小さすぎて 写真にならず。 どうしてあれをこなすびと言うのかよく分からない。

黄色い花は何だろう? まめの花の様でもあるし 蘭のようでもある  小さな小さな花だった。

一周して 愛車の元にもどってきたときには オオヤマレンゲは更に花を増していた。

Akazawahana5 「三の沢は花の百名山だけれど 赤沢は期待しないでね。オオヤマレンゲを見に行くつもりで・・・」

とくぎをさされていたけれど どうしてどうして 私にはたくさんの可愛らしい花に出会えた そして緑と水に癒された素敵な山歩きだった。 

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
17日はお世話になりました。 (ジオン)
2007-07-21 22:57:35
17日はお世話になりました。
雨に降られず、爽やかで、
思いがけず、色々な花に
めぐり合えました。
(^_^)v

ありがとう。
三の沢もよろしくね。
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ジオンさん あんまり見所いっぱいだったから 赤... (どら)
2007-07-22 00:02:04
ジオンさん あんまり見所いっぱいだったから 赤沢だけで2章になってしまったよ。 まだ柿其渓谷書けないでいる。
なかなか良いところだったと言うことだよね。
三の沢 この間よりも一時間早くで良いかしら?あの駐車場24時間営業?
仕事夜遅いこともあって 朝早いの苦手 7時半で間に合うよね。
楽しみです。 良いお天気になりますように!
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たくさんのお花に出会えてよかったですね。まだま... (山小屋)
2007-07-24 13:49:21
たくさんのお花に出会えてよかったですね。まだまだ春の花が残っているようです。ホタルブクロは正確にはヤマホタルブクロと呼んでください。ガクのところの付属物で見分けます。オダマキもキバナノヤマオダマキですね。イチヤクソウの赤いほうはベニバナイチヤクソウといって区別しています。イブキジャコウソウ、シモツケソウ、ハクサンフウロ、黄色い花はミヤコグサでしょうね。最後の白い花は何でしょう?
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山小屋さん またまたお花の名前ありがとうござい... (どら)
2007-07-25 13:23:57
山小屋さん またまたお花の名前ありがとうございます。
ヤマホタルブクロですか?どんな付属物が付いてるのやら? 観察力が無くていけません。オダマキは 休養林のパンフレットにヤマオダマキと載っていたので無難な所で載せました。私はミヤマオダマキと思っていました。
ミヤコワスレですか? 何とも可愛らしい名前だこと。名前聞いたことあるけれど 花とは結びつきませんでした。これで覚えておきましょう。 ありがとうございました。
最後の白い花は シキミの様な細い花がいっぱい繋がっていましたが 香りもなく 何だろう?と思ったのでのせておきました。
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