展望台の直ぐ上は三上山の奥の院になる。 旗がはためいている。下から見上げたときはたはたしていたのはこれだったのだ。 これからは三上山を見上げるとあの旗を探し 旗のあるところを 奥社と見当を付けることができる。
奥の院と展望台の間には おおきな御神体 岩がしめ縄を巻かれて鎮座まします。この上に乗ったら もっと色々が見えますか? いえいえ そんな畏れ多いことは考えていませんが・・・
このお山は 俵の藤太のムカデ退治の山としても知られていて ムカデ山とも言うそうだけれど この昔話は聞いたことある。
このおおきな岩は奥津磐座と言って 地元の氏子さん達は竜王様と呼び 信仰の聖地となっているのだそうだ。
考えてみるとこの辺りには竜王とよばれるところが多い。 そしてみんな水に関係あるらしい。 滋賀県 琵琶湖があって水には困らない土地だと思っていたのだけれど・・・感謝の意味を込めて大事に思っているのだろうか?
頂上は お社の裏の方に行ったところにある。展望が良いわけでもなく 一応頂上の確認。432メートル 数字を綺麗に並べた標高。 そんなにあるようには見えないけれどね。
お社の右手から 下っていく。 ここからはこの間登りに使ったコースだった。 ひどく急に感じたけれど 下りはどうなんだろう? しばらくは尾根を歩く。あ でも 元々富士山の様な形の山 尾根歩きがそうあるはずもない。
裏登山道は 表道程厳しい下りでは無いので 時々手をつきながらゆっくり降りたら何も問題はない。途中で岩がせり出していて登れる場所があった。 登ってみると景色見えるのだけれど どこだかさっぱりわからない。蒼い池がある。
この間行ってみたかった 姥の懐とか 姥の横を確認したいと思っていたけれど わからないうちに分岐へ出てしまった。 東屋の跡だろうか?六角形の枠が残っている。
三上山は 弧峰に見えるけれど 実は男山と女山に別れている。打越から行く手を見上げると 女山へ行く道が続いていた。地図で見ると 直ぐのようだったけれど 今日は止め。
右手に降りていく。
昨日まで沢山の雨が降ったので 道は小さな小川の様になっていて 道との区別がつきにく い。
そのためだろうか 下から登ってきた初老のご夫婦が「この道 まだずっと続くの? 裏登山道が楽ちんコースと聞いてきたんだけれど・・・」と不安げ
「ゆっくり登ればきつい山ではありませんよ。」と言ったものの 別れて直ぐに天保義民の碑 つまり裏登山道の入り口についたので ちょっと心配。
ちゃんと上までいけるかな?
さて 今回の三上山。 こんな面白い山そうはないなっていうのが二人の感想だった。 絶対表登山道が良い。
あの岩場を越えて 展望台までのコースは いかにも楽しかった。 まだ北尾根コースとかあるようだけれど また来よう。秋はだおうだろう?松茸山になって(ほとんど無くて獲れないらしいけれど)500円。
半日で楽しめるのも良いな。
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