の筈だったシリーズその2になってしまった。
家の回りでは あちこちに躑躅が咲き始め 山では レンゲツツジやヒカゲツツジはもう終りらしい。山躑躅群生地の大和葛山は 今頃綺麗な深紅にその姿を変えているだろう。
そんな思惑で出かけた。 今わが家は 外壁の大工事中で 真っ暗でくさくさして仕方ない。 気晴らしに行ってきますか? 最近山に行ってないしね。
ネットで調べるとレポは殆ど ロープウェーの登り口から山頂へのピストン。 今回のプランは水越峠から山頂へ行き ロープウェーの登り口に降りるコース。 うん 良いかもしれない。 いろんな山の表情が見えそう。大阪側から 奈良へ下ると言うわけです。ダイヤモンドトレイルの通り道だね 何時かは行ってみたい。
ロープウェーを下から見上げておお~っ! でかい山だったし かなり急勾配。 いけるだろうか? いざとなったらロープウェーで降りてきたら良いんだ。 さ 気合い入れて
初め里の畑の様な道を歩いていたけれどだんだんに山に深く入り やがて沢筋を登っていく。この日は最高気温29度の予想。じりじりと暑さが体にしみこんでくる。 ゆっくり行かないとばてる。 努力してゆっくり歩くことにした。(少し嘘をつきました。努力では無くゆっくりしかあるけませんでしたっ) 尾根までの道はきつかったけれど ジグザグを繰り返し ろばたの花に癒され 適度な休息になって楽しかった。 ここも山野草がいっぱいでした。
ここはチゴユリの多い山だった。 チゴユリはちょっとはにかみや 斜面に下向いて咲いているから 写真だけでも撮りたいと言う願いがなかなか聞き入れられない。 斜面は急だし 足が悪いから 降りて対面も出来ない。 根気に探して撮ったのが2-3枚。 あんなに咲いていたのにね。
ハナイカダ見つけた。 葉っぱの上に地味な花が咲いている。 初めに 去年の秋 乗鞍の五色ヶ原で 実を見つけた。葉っぱの上に黒い実がが乗っていた。かんざしみたいと思った。
その時 どんな花が咲くのだろうと思っていた。 最近山小屋さんのブログでハナイカダの花を見た。
だから直ぐ解ったよ。そして嬉しかった。これがそうなんだ~~ 地味だけど 逢いたかったぁ
水場を過ぎて登っていくと 尾根に出る。展望は無いけれど 明るい登山道。 緑も美しい。 と言うことは暑いと言うことになる。 私と前後して歩いていたおじさんの歩が極端に遅くなる。 ん? 「緑綺麗ですね?」と声をかけて回り混んでみると蒼白い顔で 苦しそう。 「大丈夫ですから」と言われて 男の人だし あまり言われるの嫌かも知れない・・とその場をさったけれど どうも気になる。振り返ると 立ち止まったまま まったく動けない様子。 もどって声をかけると「体調悪いのに 無理してきてしまったから。。。」とぼそっと
どうしよう? 何か出来ることは? お茶も イオンウォターも全部口を付けていた。でも絶対水がいる。 でも「大丈夫」を繰返されるばかり。 見た目は均整のとれた健康そうな美しい人だったから たまたま調子悪かったんだろうけれど 何しろこの暑さだからね
二度三度 もどっておむすびとかソイジョイを勧めて ま 大人だし どうしても大丈夫って言われるなら仕方ないのかしら?と 思い切って先を進む。 振り返っても姿も見えなくなった。 後から来た人に 様子を聞いてみたら 「その人なら座ってご飯食べていらっしゃいましたよ」とのこと 元気になってくれたら良いのだけれど
話はそれて 登山道へ 目の前に 頂上らしきピークが見えてからは ずっと巻き道。全然高度を稼げないじゃん 気持ち良い道だったけれど
地元の人が 後はこんな感じで楽な道ですよ と教えてくださる。
山を半分ぐらい回ったところでまた登り。 ここはショウジョウバカマの群生地。 こんなにたくさんのショウジョウバカマ見たこと無い。 もう終わっていたけれど そのなれのはては 茎が50センチもあるような大きさ。 葉っぱはびっしりと並んで 地面が見えないくらい。本当に凄い。
花の時期は凄いだろうね?
コシアブラ?らしき枝も見つけた。 はっぱの匂いを嗅いでみると 確かにあの香りがする。 おいしそう。
登り切って右に道なりに行くと 小屋の廃屋の様なものが見えてきて やがてキャンプ場を過ぎビジターセンターにつく。 山頂は何処? 一気に観光客であふれた道にきょろきょろしていたら 右側に 笹山? 芝生のような広い山があった。
白樺食堂から登り道があって 登っていくと 山頂。
広い広い山頂だった。 ダイヤモンドドレイルの案内もある。 ドッジボールも出来そうな開放的な山だった。
今日の展望は 霞んでいる 大阪方面も 奈良方面も見えるのだけれど 私にはちんぷんかんぷん
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます