Fuu

ある日には山 ある日には畑 自然体で気分良く暮らしています。

誰が置いたの?

2006-07-10 11:29:54 | 山歩き

梅雨の合間 ここのところ 6月にしてはいつも火曜日はお天気が良くて 山登りが計画通りにすすんでいる。

近所の里山は 暑くて にょろにょろさんも沢山出没して・・・

行動範囲がどんどん遠くになっている。

蓼科山は 家から日帰り登山できるぎりぎりの所かもしれない。 仕事をしている身では 朝3時に起きて出かけるなんて言う芸当はとてもできない。

蓼科山 少し前に行った仲間から 岩がごろごろで大変だよ!

って聞かされていた。  ふーん 岩がごろごろかぁ  御在所みたいな感じなのかなぁ?

7合目鳥居の所から登り始め。標高差700メートルちょい

7合目で まだ700メートル? でっかい山なんだなあ

そう言えば 去年霧ヶ峰へ行ったとき 池の平から見た山はこの蓼科山だった。

鳥居からの道は小さな砂利のような石が敷かれていて 言われたほど登りにくくは無い。只ひたすら登っていくだけは あまり面白くは無かったけれど 時々振り返ってみると女神湖がだんだんに見えるようになる。

したの小屋の所につく前に 横へ入っていくと 見晴らしの良いところがあった。 景色は良いけれど 斜面を見て 青ざめた。

Megamiko

浅間山の鬼押し出しのような岩が斜面にいっぱい。 まさか あんな所を歩くのでは・・・

あれじゃぁ 滑って転がってしまうよ。

あそこまででは無いですが大きな岩がいっぱいです。 あれよりは歩きやすいです。

そう言われて一安心。 大変だよっていわれた岩登り制覇してやろうじゃないの。

小屋までついて上を見上げてびっくり 頂上からありさんの様な人の列が・・・

ん? 良く見ると小学生の列が延々と続いて登山道の様子を見せている。 あぁ あれが噂の岩登りかぁ  岩はごつごつでかい。

今までの岩のイメージは 度山どうに突然岩が現れて 岩をよじ上って越えていくと言うものだったので この岩の連続はちょっとびっくり。 足を置くところが無い。 比較的安定した足場を確保しながらすすむしかない。 もし間違って転んだら 間違いなく岩の角でぶち付けて大けがする。 見下ろすと 結構な斜面

Tatesinatozandou 岩場に佐久可愛らしい花を見ながらすすむことはできた。 早くは歩けなかったけれど 体力的に 着るくて大変と言うことはなかった。

それより気になるのは足もと。

岩ばっかり見ていた気がする。

やがてついた山頂

唖然

だだっ広い山頂には ただただ広がる 岩の連続と 鳥居

岩が敷き詰められたのでは無く 誰かが岩をぶちまけたって感じ。

火山爆発の結果だろうとは想像できるのだろうけれど 一体どうしたこと?

本当に歩けないんだから

岩に黄色い矢印がある どの岩も一緒と思って無視したら 大変な目に遭った。 黄色い矢印は 少しでも歩きやすいコースを印されていたらしい。

Kazanngan  お天気は良くてあこがれの八ヶ岳も 独特の姿を見せてくれたけれど  賽の河原の様な頂上は 本当にびっくりの景色だった。

この途方もない沢山の岩を置いていったのは蓼科山の神様に違いない。

コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする