世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

人生ゲーム

2010年10月02日 | 人生
確実にステップアップしていく人生と、


いつまでたっても堂々巡りで同じところを行ったり来たりしている生き方をする


2種類の人生がある。


もちろん、下降の一途をたどる場合もあるが。






さて、「居酒屋のオヤジ」 の話だ。


彼と知り合って10余年。


ボクが今の店をオープンさせてほどなくしてお客として現れた。



なつっこくて人のいいオヤジだった。

ボクより年下だけど。




彼には店(居酒屋)を開きたいという願望があった。


そのイメージがボクの店に符合したという。




それから一年もたたずして彼は念願の居酒屋をオープンさせた。


それが、カントリー居酒屋「テンガロン」だった。



オヤジの人柄の良さも手伝ってまあまあの経営状態だった。


だが、7年ほどであえなく閉店。




場所を変えて、も一度挑戦したと相談を受けた。



そして、再オープンさせた店も2年ともたずクローズ。



で、今回うちに店を出させてほしいと言ってきたのだ。



彼にとって3度目の挑戦となる。





10年前とどこが変わったのだろうか?




10歳年をとり、

世の中は不況のどん底に落ち込んでしまったことだけは事実だ。



それは、ボクも誰しも同じ。




時の流れを止めることは出来ないし、


状況は千変万化する。




その中で、どう生きるか。



紙盤の上やディスプレーの中でなく、


大地の上で人生ゲームは否応なく行われる。




いつも中途で振り出しに戻るか、


一歩退いても、二歩進み、

牛歩の歩みの中にも、確実にステップアップしていくのか。




その分かれ目はどこから来るのだろうか?
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