世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

孤舟

2010年10月20日 | 
渡辺淳一の 「孤舟」 を読んだ。


例によって、本屋で立ち読みだが。


完全に速読はまだ出来ないので、飛ばし読みだが

15分ほどかかって読み上げた。



彼はボクのFavourit Writerだ。


ボクの推奨する 「エロワルジイジ」 の最先端を行っている感じがとてもイイ。


その場合に不可欠なインテリジェンスを十ニ分に兼ね備えている。



で、内容に思わず苦笑した。





定年後の夫婦の形を見つめる長編小説

定年退職して始まる本当の孤独をややコミカルに描く。



大手広告代理店を定年退職、バラ色の第二の人生のはずが、

待っていたのは、家族との深い溝、夫婦関係と親子関係の危機。



娘は独立、妻は家を出てしまう。

そこでデートクラブに入会し、ある女性に出会うが・・・。





テーマは、


人生最大の転機をいかに乗り切るかということにあるらしい。


Lost single の悲劇を避けたいなら


Marriage Single (マリシン) になるよう努力すべきだ。


つまり

配偶者(女房)に先立たれる前に、自立しておくべきだということだ。



ラブラブな人ほど Lost Single になる確率は高いらしい。

Pet Loss と同じような状態だ。






対策としては

別居結婚が理想だと思う。


お互い干渉しない。

割り切った関係になる。



それじゃあ、結婚している意味がない、

離婚と同じじゃない、というかもしれないが、



だが次の当て(再婚)がないなら、

離婚する必要もない。



離婚には結婚以上のエネルギーを要する。


経験がおありの方なら分かるはずでしょう。





ただ、どっちかが倒れればこの関係、バランスが崩れるから、

健康が第一だ。



そのために 「エロワル」 になるのだ。


「好奇高齢者」 を目指そう。
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