小学校に「英語室」 なるものを作ってもらい、
昼休みに英語で接するボランティアを始めて早一年が経過した。
来年度から、
正式に小学校での英語の授業が始まる。
それに先駆け今月、
その小学校で研究発表会が催される。
テーマは
「かかわりを通したコミュニケーション力の育成
~ 国際教育を核として ~」
ボクたちの狙いは、
子供たちに英語を教えることではない。
国際感覚を肌で感じ取り、
世界、地球、宇宙に意識を向け、
みんなが仲良く暮らせる世界を作ることである。
そのための必要条件として
自主的に英語に興味を持ってもらえればと始めたことなのだ。
今や、ボクらのこのボランティア活動は、
ランチタイムに留まらず、
朝の読み聞かせ授業や
総合学習の授業への参画へと広がりを見せている。
誰一人、先生の資格は持っていないというのに。
校長先生は、
「我が校は、県下で最も英語教育の進んだ小学校です」
と嬉しそうに語ってくれた。
ボランティア冥利に尽きる。
研究発表会には、
学校関係者を中心にナント300人以上の人が集まり、
授業参観が行われることになっている。
なかなかすぐには形として成果が見えない活動だけに
どのような反響をもたらすのかが楽しみだ。
今、
学校の廊下に大きな世界地図が貼り出されている。
その下には、われわれボランティアの紹介も写真入りでなされていた。
嬉しい限りだ。