何とかしてやりたいと思った。
どういう形で彼の申し出に応えられるだろうかと考えた。
これまで口約束でいつも裏切られてきた。
同じ失敗は繰り返したくない。
そういう思いがあって、
一晩で覚書のドラフト(原案)を書き上げた。
だが、今一つイメージができないでいた。
それは、彼に対する不安からきているものだろう。
本当に大丈夫なのだろうか?
そのことを正直に彼に伝えた。
彼は、大丈夫だと言った。
そう、
前の店の時も彼はそう言った、大丈夫だ、と。
そういう話をした次の日、
彼の電話がつながらなくなった。
そして、次の日も。
ナントナク察しがついた。
そして、やっと電話がつながった。
案の定、だった。
彼のいい訳は、
ここに書くにはあまりに恥ずかしすぎる。
もちろん、彼にとってだ。
ボクはプリントアウトした覚書を破り捨てた。
何故か、ホッとする気持ちがボクを包んだ。
根はイイ奴なんだけど、ナー。
「残念な人」 がまた一人。
【補足】
「来るものは拒まず」 主義だ。
頼まれたら嫌とはいえない性格。
何とかしたいという気持ちが働く。
時にはそれが仇となる。
だけど違和感を感じたとき、
事柄は、落ち着くところに落ち着くものだ。
どういう形で彼の申し出に応えられるだろうかと考えた。
これまで口約束でいつも裏切られてきた。
同じ失敗は繰り返したくない。
そういう思いがあって、
一晩で覚書のドラフト(原案)を書き上げた。
だが、今一つイメージができないでいた。
それは、彼に対する不安からきているものだろう。
本当に大丈夫なのだろうか?
そのことを正直に彼に伝えた。
彼は、大丈夫だと言った。
そう、
前の店の時も彼はそう言った、大丈夫だ、と。
そういう話をした次の日、
彼の電話がつながらなくなった。
そして、次の日も。
ナントナク察しがついた。
そして、やっと電話がつながった。
案の定、だった。
彼のいい訳は、
ここに書くにはあまりに恥ずかしすぎる。
もちろん、彼にとってだ。
ボクはプリントアウトした覚書を破り捨てた。
何故か、ホッとする気持ちがボクを包んだ。
根はイイ奴なんだけど、ナー。
「残念な人」 がまた一人。
【補足】
「来るものは拒まず」 主義だ。
頼まれたら嫌とはいえない性格。
何とかしたいという気持ちが働く。
時にはそれが仇となる。
だけど違和感を感じたとき、
事柄は、落ち着くところに落ち着くものだ。