世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

出来る人と、できた人

2013年02月01日 | 人生
星の数ほどのいる人たちの中で、一生のうち出会ううのは、

3万人~25万人くらいらしい。


一説に、

何らかの接点を持つ人が3万人ぐらい、

そのうち、近しい関係になる人が3000人で、

親しく会話を持つのが300人、

友人と呼べるのが30人、

親友と呼べるのが3人だとか。




最近思うに、

世の中には、


「出来る人」と呼ばれる人と、

「できた人」と呼ばれる人がることが分かった。



そのどちらになりたいですか?


あるいは

どちらで呼ばれたいですか?



あなたはとても「できる人」だ。

あなたはとても「できた人」だ。


「出来る人」と、「できた人」の違いとは。


「出来る人」とは、

仕事や勉強などが

上手く、そつなく、手際よく、要領よく、早く、抜かりなく出来る人。

世渡り上手。


悪く言えば、狡猾。



「できた人」とは、

優しく、人当たりが良く、許してくれる人など、

要するに許容力があり、懐の深い人を言う。


悪く言えば、お人よし、要領の悪い人、不器用な人。


一字違いで、大違い。


―――――――――――――――――――――――――――――――

この分類で、人間には大きく分けて4種類がある。


① 出来るできた人

② 出来る人ではないができた人

③ 出来る人だができた人ではない人

④ 出来る人でもできた人でもない人


だいたい、上からザクッと 1:2:3:4の比率らしい。

ちなみにボクは、一番多い④。



要するに、「できた人」と呼ばれるようになるのは難しいようだ。

逆に、「出来る人」はソコソコいる。


仕事のできる人、勉強のできる人。

だが、それだけではどこか危なっかしい。


できた人に昇格しないと、いずれずっこけそう。

殺された、スイス在住の資産家みたいに。




自分一人が勝ち組にならず、

というか、勝ちを人に譲り、


縁の下の力持ち的な慎ましやかな人生の方がいいのかもしれない。


得をせず、徳を積み、徳を語らず。


しなやかに、強(したた)かに。

ひそやかに、嫋(たお)やかに。




出会った人は、すべからく縁があり、意味がある。


この人は自分に何をもたらしてくれるのだろう、と思うのではなく

この人にために自分は何ができるのだろう、と考える。


70億人の中の3万人、その中のたった一人。

「その人のためにできることをしなさい」、と神様がわざわざ出会わせてくださったのです。



好きも嫌いもない。

その人のためにできることを一生懸命考えて、精いっぱい尽くせばいい。


そうすれば、

「できた人」に昇格できるかも。



ご縁に感謝、出会いに感謝、

そして、あなたに感謝。


世の中が、ありがとうで満ち溢れる時、

ユートピアワールドが出現するだろう。


一人一人を大切に、慈しみ、敬う。

そうすることで、

少なくとも、自分を取り巻く世界は、ユートピアワールドにしたい。



世界はボクのために、ボクはあなたのために。

ボクのものはあなたのもの、あなたのものもあなたのもの。


譲ろう、与えよう惜しみなく。



―――――――――――――――――――――――――――――

昨夜も、思いがけず素敵な人たちとの出会いが数多くありました。

深夜1時過ぎまで、食べて、飲んで、語って、大いに笑いあいました。

ちなみのボクは、ソフトドリンクのみ。

断酒の誓いは堅守しております。




少なくとも昨夜、ここは、紛れもなくユートピアワールドだった。


短き人生、これからも末永くよろしく。