世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

新ビジネス構築発想法

2013年02月20日 | 仕事
これからのビジネスはどうあるべきか。


お金儲けビジネスは衰退する。

未だに、どれだけ儲かるかということを専決に考える人が多い。

何のために儲けたいかということも、

自分がリッチになるためだった。

お金持ちになって、立派な家を買って、

いい車に乗り、毎日豪華な食事をする。


綺麗な女性と付き合い結婚し、贅沢な家庭を築く。

子供は小さい時から習い事をさせ、塾に通わせ、いい学校に入れる。


そう、いまだにそうした夢を描いている。


そうして多くの人が、現実を知り挫折していく。



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これからはどうだろう。


何か人のためになることに気付く。

困っている人を助けたいという気持ちが湧き上る。


それをどうビジネスに変えるか、

収入が得られる仕組みを作っていくかに焦点を当てる。


いわゆる、お助けビジネスだ。



ボランティアで、お金にならないことの中からどう収益を得ていくか。

つまり、どう生活の糧を得るか。


お金を産まないボランティアは体験としてはイイが長続きしない。

お情けビジネスはビジネスとしては成り立たない。


ボランティアビジネスこそこれからの時代に求められるビジネスの形だ。


なんだ、NPOかと思われたかもしれない。

そのとおり、NPOもその一つだ。


ビジネスに特化したNPOだ。


NPOは利益を出してはいけない、儲かってはいけないと誤解されがちだ。


大いに利益をだし、収益を上げればイイ。


従来の企業と違うのは、

その利益の還元先だ。

分配先といってもいいだろう。




従来型のように

会社のため、株主のために働くのではない。


あるいは、一部の取締役陣の私腹を肥やしていはいけない。

株主、出資者の懐を肥やしてもいけない。



お客様と、従業員に帰すべきなのだ。

それと、より良い設備投資に回すべきだ。


こうすれば良い循環が生まれる。


別の言い方をすれば、

大企業ではなく、個人や小人数の単位でのビジネスが中心になっていく。


つまり、『資本主義からスモールビジネスの時代へ』移行していく。


また、社会全体の価値が個人の幸福へと向かいつつある今、

経済も、ロングテール市場に少しずつ移行していく。


アメリカ主導の資本主義の旗印の下で

とにかく儲ければいいといった風潮は消えつつある。


そして、これからは、


心のやすらぎ、人とのつながり、 仕事に対 する喜びといった、

ただ利益を追求する社会ではなく、

個人の幸福量を増やしていく社会に動き始めている。


お金と仕事の関係を見直し、

スモールこそがこれからのトレンドとなるだろう。



大が小を兼ねる時代から、

小が大をのみこむ時代へと変わりつつあることを知らなければならない。


つまり、会社という組織が中心となるのではのではなく、

個人や小人数の単位でのビジネスが中心になっていく。


それは、一人一人がスモールビジネスへと特化し、

個々人の幸福を求めて行かなければならないことを意味する。


(一部、「日刊スモールビジネス」より抜粋)


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もう一つのキーワードは、


仲間、コンビ、パートナーといったものだ。


個人の力には限界がある。


アイデアを形にし、実行する行動力ある人材が求められる。


そのためには、錬金術より錬人術を身に着ける必要がある。



人を巻き込むためには、自分が前面に立ってはいけない。

影の力、縁の下の力、サポートに徹すること。


自分がリーダーになるのではなく、リーダーを育てる気概が必要なのだ。



金を追って人を逃がすケースが多い。

人を大切にすることで、その人々がお金を産んでくれればいい。





武田信玄の甲陽軍鑑(武田信玄の戦略・戦術を記した軍学書)の中にある勝利の礎

「人は城、人は石垣、人は堀、情けは味方、仇は敵なり」

という有名な言葉がある。


これは、言うまでもなく、勝敗を決する決め手は、堅固な城ではなく人の力である。


個人の力や特徴を掴み、彼らの才能を十分に発揮できるような集団を作ることが大事である、

ということを意味している。


また、人には情理を尽くすこと,誠実な態度こそが相手の心に届き、

人を惹きつけることに繋がり、


逆に相手を恨めば必ず反発にあい、害意を抱くようになる。


つまり、これからの社会は、

論理より情理(人情と道理)の社会になる。




さあ、これからのビジネスライフスタイルを求めて、


企業勤めからベンチャービジネスへ

さらにはスモールビジネスとしての社会起業ビジネスもしくはNPOを目指そう。