世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

思いがけない体験

2013年08月12日 | 国際
パーキングに滑り込んできたのは赤いMINI Cooperだった。

その車から、おもむろに美女が降り立った。


時間通り、お迎えだ。





二日前の夜、ある会合で彼女から聞かれた。


「日曜日の午後時間ありますか?」

特に予定もなかったので、「空いてるよ」って答えた。



インドネシアの学生さんたちとの集まりがあるので一緒に来てほしい

とのこと。


それを主宰するのは、できたばかりのNPO法人だという。


なんか面白そうなので、軽いノリでいいよって返事した。


しかも美女の送迎付きとくれば

もうこれは断る理由は全くない。




ただ、何の会合かもわからない、

しかも、場所は熊本で最も大きいS病院だという。



ますます意味が分からないまま、

ボクは彼女とのドライブを楽しんだ。



まず、熊本大学へ行き、

インドネシアからの留学生たちと合流。


そしてS病院へ。


そこでCongress Roomへ案内された。




何が始まるのやらと思う間もなく、いきなりのオファー。


「通訳お願いします」


ハア?ちょっと待ってよ。

何にも聞いてないしィ。

何の話かも知らないしィ。


いきなり、無理っしょ!

てな感じだった。




「ネエ、お願い」

美女の頼み事にはめっぽう弱い。


その一言であっさり引き受けることに。



題目は、どうやら「日本の教育」についてらしい。

それをインフォネシアの留学生たちに英語で説明するのだ。




冷や汗交じりでなんとかこなして、席に戻るとボクは彼女の耳元で言った。

「ご飯奢ってよネ」



それから小一時間、病院内を案内してもらった。

最新の医療機器や、普段は入れないところまで見せてもらうことができた。




いい経験ができた。


そして彼女と焼肉食べ放題へ。

ホントにご馳走してくれた。



そしてそのあと、〇〇〇へ直行。


へへへへ。


いい一日でした。


ご馳走さま!!