世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

必要性と集中性

2013年08月20日 | 音楽
ベトナム語を習い始めた。

ベトナムに通いだして早5年半。


やっと重い腰を上げたのは、必要性に迫られたからだ。



どんなに英語がうまく喋れても

所詮ネイティブにはなれない。


それを踏まえたうえで、ベトナム語をせめて日常会話、

地元の人たちと世間話ができるようになることを目指して頑張ってみようかと。


それってホントはすごいことなのだ。

他国の言語で世間話ができれば上等。



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どうしてボクは英語が喋れるようになったのか。


お客様からもよく聞かれる。


留学もせず、英会話スクールにも通わず英語が喋れるようになったのは、

海外旅行への積み重ねがあった。


海外では英語をしゃべらなければ生きていけない。


ただ、英語さえ話せたら、ほとんどどこの国でも不自由しないことも知った。

それは観光地と、一部ビジネス社会においてだが。



スペイン語圏(スペインと中南米)においては、スペイン語もできるので便利だった。

たしかに現地の言葉をしゃべれることは有利に違いない。



あいさつ程度ならほとんどどこの国に行ってもすぐ覚える。

20数回訪れているベトナムにおいてもそうだった。



だが、ベトナムに自分のお店を出してから

英語を話せない地元の人たちとの接触が多くなった。


これは困る。


自分がベトナム語を話さなければ

これ以上深く入り込めないことを遅ればせながらようやく実感したという訳だ。



ほぼ毎週日曜日、約1時間半、4~5人の人たちと

ベトナム人留学生の女性に習っている。




もうかれこれ5~6回にはなるだろう。

少しずつだが、基本的な日常会話から覚え始めている。


片言でも地元の人と話が出来たら楽しい。




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新しい言語を覚えるにはどうしたらいいのか。

ボクは、英会話をどうして覚えたか、

スペイン語はどうだったか。


当時を思い出してみた。


英語は多くの日本人と同じ道を辿ってきた。


海外経験を重ねるたびに、自分でも上達していくのが見えた。

全くの実践の積み重ねだ。


ただ長い道のりだった。

そして今も続いている。




スペイン語はどうだったか。

ボクは大学に通ったのは、実質1年間だけだった。

学生運動とバイトにほとんどの学生時代を費やし、

5年かかってようやく卒業した。



だが、マジメに通った最初の1年間は集中していた。

専攻なので、ほぼ毎日スペイン語に触れ、徹底してたたきこまれた。


今考えれば、それが功を奏したようだ。




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それで分かった。

新しい言語を習得するには、

徹底した「集中力」が必要なのだと。



そして、やっと感じた「必要性」

しゃべれなければ生きていけないと思うほどの緊迫性。



この二つが備わった時に、

短期間で驚くほど言語の習得は出来るものだと悟った。




何故多くの日本人が英語を喋れないのか。

それはこの二つのことに欠けるからではないか。



英語が出来なくても生きていけるという、甘え。

何となくやってればいいやという、緩さ。


これを払拭しない限り、何時まで経っても英語は上手くしゃべれないだろう。



逆に、「必要性」を感じ、「集中力」を持って当たれば、

多くの日本人は3か月でソコソコしゃべれるようになる。



そこで、近々電子書籍にて発行する

『留学もせず、英会話スクールに通わなくて

お金をかけず、楽しみながら

90日で英語が喋れるようになる13の習慣』



という、長ったらしい題のボクの本が生きてくるのだ。


99円で買える。

是非これを読んで、素早く英会話力を身につけていただきたい。




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9月からベトナムに行く。

その時、どれだけベトナム語が喋れるようになっているか、楽しみだ。


そして、次は11月またベトナムに行く予定。

その時までには、日常会話が出来るようになる。


そうすることで、また新しい世界が開かれる。


これがボクの目標だ。




語学に限らず、

「必要性」を感じ、「集中力」を発揮した時

人は恐ろしいような才能を身につけるものなのだ。