危うく終電に乗り遅れるところだった。
東京での商社マン時代を思い出す。
当時は、終電で帰るなんて、日常茶飯事だった。
その終電にさえ乗り遅れたり、
泥酔して終点まで乗り越すこともしばしば。
昨日は、
冬に逆戻りしたかのような寒空だった。
まだコートやダウンを着ている人も多い。
そんな中、
飲みこそしなかったが、
某カリスマ社長のオフィスを訪ね、
深夜まで貴重な教えを戴いた。
(リアルで会わないと聞けない話がいっぱい)
これだけでも東京へ来た甲斐があったというもんだ。
自分で言うのもなんだが、
タフである。
もともと夜型なので。
昔から、ビジネスは夜作られる、と思って疑わない。
(今もそう)
今は死語だけど、
かつては、モーレツ社員だった。
※ モーレツ社員とは、70年代、
企業に全てを捧げることを厭わず、
私生活を省みず、
会社や仕事に人生を捧げる勢いで仕事をする会社員
まさに「24時間戦えますか」の世界だった。
ただ、
5時から男(これも死語)で、
夜の街に繰り出し、
毎晩、銀座・赤坂・六本木を飲み歩いた。
(会社の経費でね)
バブルだったし、
とにかく仕事(?)するのが楽しかった。
(実際は飲むのが)
だから、午前様が当たり前、
その日のうちに帰るなんてあり得なかった。
(だから奥さんに逃げられた)
その習性は、
今も身体の奥深いところで脈々と生息している。