今はコロナで海外には行けないけれど、
解禁になれば世界放浪の旅に出る。
おそらく、2023年になるだろう。
移住はしない。
あくまでも放浪だ。
ただ、気に入れば長期滞在することもある。
そして、
飽きたら、移動する。
だから、ホテル暮らし。
(ホームレスじゃなく、ハウスレス)
今月半月間の東京暮らしも
キッチン付きのホテルに滞在して、
快適だった。
もちろん、
PC,スマホは必需品だ。
いわゆる、ノマドライフだが、
「ノマドランド」がアカデミー賞を取った。

まさに時を得た感がある。
いろんな意味でハリウッドの常識を覆した手法がとられている作品である。

単なるロードムービーではなく
ドキュメンタリー風で、
それでいてポエティックだ。
ハッピーエンドでもない。
キャスティングも本当のノマド(素人)を使い、
自然光で撮影し、
メイキャップ担当もいない。
その上で、
アメリカンドリームが幻想であったことを暴いて見せた。

(中国系なのに、中国では上映禁止に)
それだけではなく、
格差社会の価値観をも変える。
自遊と美、
そして
地球とのつながりを感じる生き方。
お金、成功、モノ、家、家族など、
社会に埋め込まれた当たり前の価値を否定する。

生と死を見つめ、
大切な思い出(「想い出は生き続ける」)、
コミュニティ(仲間)、
助け合い、
自然が最も大切で、
孤独と向き合い、
自分との語らいの中で、
どういう風に自分の終わりを迎えるか、
一人でどう死んでいくかを問う。
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自遊と希望は旅の途上にある。
やりたいことをやりたい処でやる自遊。
自分の知らない世界を見てみたい、
という衝動が突き動かす。
旅の途上で、
人生の局面をその都度その都度決断してく。
旅の途上で
出会った人の役に立つことが最大の喜び。
カタルシス(浄化)を否定し、
人を助けることで悲しみを癒す。
朝起きると、瞑想、ヨガをして、
ブログを認める、あとは好きなことをやる。
旅人はそれぞれの過去と物語を持ってる。
人は皆、
最後は自然(土)に帰りたくなるもの。
本当の幸せはないか?
生きる意味は何か?
を考えさせてくれる。