心臓がドキドキする、バクバクする、
なんてことがありますよね。
実は、
心臓は状況の変化を脳より先に察知するそうです。
「脳神経学」の研究はある程度進んでいるが、
「心臓神経学」はまだまだ遅れている。
脳には、各部位でそれぞれの重要な働きがあることは分かっている。
主に、
「感情脳」と「思考悩」がある。
「感情脳」が乱れると
「思考脳」は混乱を起こす。
ところが、
脳にある「感情脳」としての扁桃体と心臓は、
太い「迷走神経」で繋がっていて、
心臓から脳に送る情報量と、脳が心臓に送る情報量では、
心臓からの方が100倍も多いことなどがわかっている。
だから、
心臓から送られる情報を整ったものにすることで
「感情脳」である扁桃体も正常さを取り戻し、
混乱していた脳に明晰さを取り戻せるようになる。
心臓は、
単に血液を全身に送り出すポンプの役目をすると言われているが、
脳と心臓はお互いがフィードバックシステムで繋がっていて、
しかも、
脳は心拍の変動に1.5秒遅れて反応し始める。
つまり、
心臓には予知能力があり、
心拍変動の変化によって、
これからどんなこと(不安なことなのか、心地よいことなのかまで)が起きる
のかも察知してしまう。
つまり、心臓は、
4.8秒後に起こることが
安心できるものなのか、怖いことなのかを
常にスキャンしているのだ。
心拍変動や、血圧も、呼吸も正常化すれば、
脳も落ち着いた判断ができるようになる。
これは心臓が私たちのあらゆる機能をコントロールしていることを意味する。
さらに、心臓は
ドーパミン、セロトニンなどを含むホルモン系の分泌や、
交感神経と副交感神経のバランスコントロールも行っている。
しかも、
心臓から生み出される磁場は
脳の磁場よりも500倍の強さがあり
心臓から生まれる磁場を通じて周りに様々な影響を与えている。
だからこそ、
思考(脳)に偏っている意識をまず、
ハートに落とす必要がある。
もはや、世界は、
主に脳(思考)に働きかける「マインドフルネス」より、
ハート(心臓)の叡智にアクセスする
「ハートフルネス」 の時代に入ったのです。
マインドの世界にはもはや限界が来ており、
パラダイムシフトが起きていることを意味します。
ハートの叡智(ハートインテリジェンス)は、
バランス、創造性、直感力のある生き方を司るもので、
個々人の能力、健康、人間関係、達成感などと密接に関係しています。
ハートインテリジェンスは、
マインドに頼った意識と理解に基づくものではなく、
全く新しい理解の世界で、
そこには「直感」を使ってアクセスすることができ、
それによって「洞察」を得ることができるのです。
『阿蘇瞑想の森』 では、
直観力を養い、
未来を観ることのできる洞察力を得ることのできる
「ハートフルネス瞑想」を行っています。