福岡市のアイランドシティに行った。
東区の香椎地区と
海の中道に挟まれた博多湾を埋め立てて建設された
人工島に出来た街である。
海の中道大橋で結ばれ、
アイランドシティを介して
福岡市中心部と海の中道をショートカットする役割も有している
この島には約10,000人が居住しており、
高層マンション群と学校、病院、スポーツアリーナ、
ショッピングモール、広々とした公園などがある。
このエリアは福岡空港から比較的離れているため
航空法に基づく高さ制限(制限表面)が都心部より緩和されているため、
高層マンションの建設ラッシュとなっている。
(福岡市は、人口が増加している)
近くでは、海の中道や志賀島
といった海浜レジャーも満喫できる。
福岡市は、
西の百道(ももち)同様、
ウォーターフロント開発がうまくいっている。
神戸のポートアイランドのようなものだ。
耐震構はなされているものの、
液状化現象が心配ではある。
コンパクトシティとして
未来都市を感じさせてくれるが、
まだまだ無人バスやドローンが飛び交うような
ICTを駆使したスマートシティには程遠い。
※ ICTとは、
Information and Communication Technology)は「 情報通信技術 」の略。
ただ、通りにはほとんど人影がなく、
便利さは享受できても
人間の温かみに欠け、
無機質さは否めない。
ドバイと同じで住もうとは思わない。
翻って、我が町熊本市は、
残念ながら、
相変わらずショッピングセンターといった
箱もの主体の開発一辺倒。
せっかくのお城や緑(森の都)、川(リバーウォーク)、湧き水、
そして海や山を活かしきっていない。
(「ボクが熊本市長になったら」に開発企画掲載)