四たび、五たび、コロナが世界で猛威を振るう中、
アンティーク雑貨の整理していたら、
50年前、学生時代に使っていた
オリベッティのタイプライターが出てきた。
懐かしい!
感激!!
バチバチバチと、
これを叩きながら、卒論を書いたのだ。
スペイン語で。
(未だにこの感覚でPCのキーボードを叩いてしまう。
エレクトーンなのにピアノの鍵盤を叩くのと同じ感覚?)
卒論のテーマは、
「中南米経済論 及び キューバ考察」
であった。
さて、
海外はおろか
飲みにも行けない、
人と会うことさえ憚られる。
1000坪の敷地内から一歩も出ない日も増える。
一日、人と全く会わない日もある。
イライラは募るばかり。
(「瞑想」とオンラインチャットで何とか持ち堪えてはいるが)
世の中が不景気で、
暇になると
いろいろと余計なことが脳裏に浮かぶ。
2008年のリーマンショックの時もそうだった。
ただこの時は
暇になっても
外に打って出ることが出来た。
だから、
忙しいときにはできなかった構想を
この時とばかりに一気に実現させていった。
JICAのボランティアで
ベトナムとコスタリカに行った。
熊本市の街中に
一世を風靡した
外国人をスタッフとする英会話喫茶「フリ―トーク」を創った。
その傍ら、ベトナムに足しげく通い、
ハノイにカフェ&パブ「Pirates」
や日本語学校「YUME」を創った。
同時に、
福岡市内にベトナムカフェ「カモン(Com on)」を創った。
合間を見ては、世界を旅し、
5か国で瞑想修業をする、などなど
八面六臂の活動をした。
忙しさにかまけ、
それまでは考えもつかなった脳裏に秘めた構想を
次から次へと破竹の勢いで実現させていったのだ。
それはそれは、楽しかった。
実に愉快で爽快だった。
暇は暇でも、
今回は、事情が全く違う。
いくら暇を持て余しても、
全く外に打って出れない。
だからといって
手をこまねいてはいられない。
外がだめなら、
内がある。
押してもダメなら引いてみよと言わんばかりに、
外にばかり目が向いていた時には
目もくれなかった資源がここ(内)にあることに気づいた。
1000坪の土地と
6軒の家。
これを活かさない手はない。
コロナ禍になった昨年は、
敷地の森を切り開き
ツリーハウスを一人で創った。
(今では宿泊客に大人気だ)
『阿蘇瞑想の森』の瞑想場所も9か所に増やした。
宿泊棟を整備し、
ゲストハウス『Love Trip』として再開した。
焚火処も整備し、
キャンプサイトを充実させた。
プライベートジムも創った。
「瞑想カフェ」も開いた。
「いのちの電話」で自殺防止のボランティアをし、
心理カウンセラー、瞑想ヒーラーとして
多くの方の悩み相談を受け付けている。
そして、今、
「世界一周アドベンチャーライフ」というゲームアプリ創りに挑戦している。
さらに、
敷地内をすべて活用して
『Asay World』&
『世界一周ミュージアム』を創り始めた。
さらにさらに、
これから先30年を見据えて、
「アクティブシニアコミュニティ―」を充実させ、
「シニアシェアハウス」を開設する。
その一方で、
執筆や動画制作も精力的に進行中である。
何のことはない、
こうしてみると
敷地内だけでもやることには事欠かない。
退屈している暇どころか、
暇を持て余す時間などどこにもはない。
ただ、
海外に行けないのは
正直、寂しい。
「世界一周タビスト」としての
真骨頂が発揮できない。
恐らく、再来年の2023年には
海外の旅が再開できるだろう。
その時のために、
上記の企画を完成させ、
体力、氣力をより一層向上させ、
資金力も付けておくのだ。
不死鳥として
世界に羽ばたくために。
(「オレは不死鳥」と誓いを込めた腕のタトゥーは伊達ではない!)