この世界にどれくらいいるだろうか。
かなりいるのだろうと推測する。
これから世界一周したい人もかなりの数に上るのではないだろうか。
だが、待てよ。
世界一周と軽く言うけど、
何を持って世界一周なのだろうか。
ぐるっと地球を一周すれば世界一周になるのだろうか。
否。
それに関するいろんなグループや機関があって
それぞれ定義は違う。
世界一周航空券を購入してそれに乗れば世界一周したことになるのだろうか。
否。
ピースボートに乗れば、世界一周できるのだろうか。
否。
ピースボートのポスターには、
地球一周とある。
エッ?
世界一周と地球一周とどう違うの?
最低限の定義は、
出発地点へ地球をぐるっと回って帰ってくることであることは論を待たないだろう。
では、極端な話、
北極点や南極点の廻りを一周してでも達成されることになる。
世界一周 (World circumnavigation) の定義の中には、
ある地点と、その対蹠地(地球の反対側となる地点)の両方を通るとあり、
大きな円を描く経路にだろう。
あるいは、
「全ての子午線を横切って出発地に戻る」
「五大陸全てを経由して出発地に戻る」など様々なものがある。
ギネスでは、
2006年版で人力での世界一周に関するガイドラインを発表していて、
そこで示された条件は、
距離 36,787.559 km (北回帰線の距離)以上で赤道を通り、
出発地点と完全に同じ場所に戻ってくること、とある。
なにも対蹠地を通る必要はない。
ちなみにこれがボクの世界一周ルートだ。
出典:「地球はわが家の教室 - 子育て400日間世界一周」 (くもん出版)
The Earth is my family's classroom.
見てのとおり、東回りを選択している。
さて、
二度目の世界一周は、西回りになる公算が強い。
一回目と違うのは、
インターネットを駆使し発信し続けること。
テロに気を付けること。
同伴者(あれば)が違うこと。
ルートを考えるだけでも。ワクワク・ドキドキ。
これがたまらない。