【国会論戦のかなたに透視される安倍政治と自由民主党の窮地】
2017/03/01
櫻井 智志
Ⅰ
参院予算第一委員会。安倍総理と共産党小池晃書記局長の論戦。そのやりとりは新たに私見を書く。
予算委室内の某自民党女性議員の睨み付ける視線と姿勢。せせら笑う管官房長官、麻生大臣、そして安倍総理。
国民の付託を受けて重要な国会の論議を運営している政治家のやりとりと姿ではない。注視したい。
Ⅱ
安倍首相は、民進党議員の質問でも「印象操作」という言葉を答弁で繰り返す。政治手法が「印象操作」を重視しているのか。
たびたび紛糾して各党の理事が委員長席のまわりに集まり協議を繰り返す。
国会の品格が問われている。世論よりも数段劣ったレベルに国会の現状がある。
軍部暴走の前夜と似ている。
Ⅲ
安倍首相夫妻が「しつけなど素晴らしい教育」と一時は肯定した学園の姿。
「教育勅語」を中枢に据え、行事で安倍首相を園児が賞賛。
「平和法案国会通過よかったですね」、中国や韓国を否定的に唱和する。
それを賞賛する傍聴席の自民党会議員。
実態があきらかになるに従い巨大な構造的疑惑が見えてきた。
2017/03/01
櫻井 智志
Ⅰ
参院予算第一委員会。安倍総理と共産党小池晃書記局長の論戦。そのやりとりは新たに私見を書く。
予算委室内の某自民党女性議員の睨み付ける視線と姿勢。せせら笑う管官房長官、麻生大臣、そして安倍総理。
国民の付託を受けて重要な国会の論議を運営している政治家のやりとりと姿ではない。注視したい。
Ⅱ
安倍首相は、民進党議員の質問でも「印象操作」という言葉を答弁で繰り返す。政治手法が「印象操作」を重視しているのか。
たびたび紛糾して各党の理事が委員長席のまわりに集まり協議を繰り返す。
国会の品格が問われている。世論よりも数段劣ったレベルに国会の現状がある。
軍部暴走の前夜と似ている。
Ⅲ
安倍首相夫妻が「しつけなど素晴らしい教育」と一時は肯定した学園の姿。
「教育勅語」を中枢に据え、行事で安倍首相を園児が賞賛。
「平和法案国会通過よかったですね」、中国や韓国を否定的に唱和する。
それを賞賛する傍聴席の自民党会議員。
実態があきらかになるに従い巨大な構造的疑惑が見えてきた。