【現代思想とジャーナリスト精神】

価値判断の基軸は自らが判断し思考し実践することの主体であるか否かであると考えております。

【悠々粛々「JNN報道特集」2018.10.13】

2018-10-13 21:11:13 | 政治・文化・社会評論

櫻井 智志



 九州電力の決定に呆れた。電力量を減らす必要なら、原発そのものをとめればよい。太陽電力などを規制し火力発電を減らすとは。南海トラフ大地震が懸念されるのに、原発を再稼働し再生エネルギーをとめることで国民の意欲も知恵もそがれるだろう。日本の大企業はどこを重視しているのか。



 安倍内閣は、安倍継続政権だ。モリカケ問題について明確な責任もとらぬことが、諸外国の不審と驚きをもたらしている。国内の未成年層は反面教育の悪影響をうけている。当該官庁の官僚を自死させた反近代性は情けない。安倍首相や官庁首脳部は、行政倫理よりも組織の維持を優先している。




 加計問題のやりとり。巨悪だ。温厚な前川喜平氏が「語るに落ちる」と述べた言葉に、まっとうな官僚の常識を感じた。ずうっと姿を見せなかった加計理事長がどさくさに会見、県議会の要請を受け二度目の会見でも責任転嫁。疑惑の核心が辞職しないかぎり、モリカケ問題がはれることはない。