【現代思想とジャーナリスト精神】

価値判断の基軸は自らが判断し思考し実践することの主体であるか否かであると考えております。

宇都宮健児さん都知事選へ!後編出馬 Ⅲ【宇都宮けんじ都知事選記者会見における記者との質疑応答】

2020-06-10 20:09:19 | 転載
宇都宮健児さん都知事選へ!後編出馬
Ⅲ【宇都宮けんじ都知事選記者会見における記者との質疑応答】
*この記述は会見と質疑を文字起こしされた峰里えりさんのご労作の転載です。


★ニコニコ動画 ナガオ
冒頭の説明に触れていないオリンピック開催について。追加費用3000億円といわれている。どうかんがえているか。
コロナの騒動収まっていないが、今までの宇都宮さんの取り組みもされているがこのコロナ下で選挙活動をどうすると考えているか。
★★宇都宮 過去二回都知事選に出ている。まだオリンピック招致が決まっていない間はオリンピックは招致しないという政策を掲げていた。ただもうオリンピック招致は決まっている。なぜオリンピックに反対だったかと言えば、商業主義で莫大なお金がかかってしまう。その在り方自体問題じゃないかと思っている。なんでこんな暑い時期にやるんだということもあるし、オリンピックの運営のためにアメリカでテレビ局からたくさんの放映権料が入るので、それをあてにしてアメリカのスポーツ行事とのことを考えたら真夏しかないと。当初のオリンピックの精神からずれてきてるんじゃないかなと思いますので、そういう意味で極めて批判的だったんですけれど、世界的に今の感染の広がりとか、感染症の専門家の医師などの判断で今もいろいろいわれていますが、ワクチンがいつまでにできるか・・・そういうことも含めて専門家の判断が来年のオリンピックは難しいというふうなことであれば、わたしはIOC、JOCも日本の組織委員会も含めて、できるだけ早い段階で中止すべきであると思います。ただどうもこのオリンピック中止や延期は最終的にはIOCが決定権を持っている。日本のほうはそれに従って金だけ出すという大変つらい立場になっていますが、今おっしゃられたように、大変な予算がかかる。こういう予算があればたくさんの都民の命が救える。もっと早く支援の手を差し伸べるべきだった。ネットカフェ回りをしていて、東京チャレンジネットを通じてホテルで800人くらい、そのうち400人くらいはネットカフェの寝泊まりした人だと聞いている。もっと多くの人が住まいを確保することができた可能性がありますね。だからそういう基本的には見通しを早くして、早く決断すべきじゃないか。余分な延長費用もいらなくなるんじゃないかという風に思っている。
それから一時感染が広がったときに、病床不足が問題になり、僕は選手村を使うべきだと思っている。そういう施策もオリンピックありき。オリンピック延期が決まったとたん感染者が増えたりして、ロックダウンを言い出したりして、皆さんちょっとおかしいなということは誰でも感じてるんじゃないかと思います。
今回の中の選挙活動をどうするかというのは、なかなか見通しがつけられないですけれど、2012、2014年のときのようにはできない。今の状況を踏まえて感染の問題もふまえてその中でやれることをやっていくとしか言いようがないという風に思っております。
今日出馬要請をされた市民の方も一緒に来て参加してもらってますので、そういう人と相談しながら選挙活動をやっていきたいと思っている。

★フリー ハタケヤマ

今の問題意識をお聞きして、社会的弱者の方に比重を置かれたお立場化と思うのですけれど、一方でコロナのあとの経済的復興をどのようにすすめていくのか?
出馬表明に当たって市民の方からの要請と伺ったが政党などからのアプローチがあったのか。野党がまとまって推す方向になることがあるのか?
宇都宮さんは地味ではないかという印象も受けるがそこのところはご自身ではどのように克服していくおつもりか?
★★宇都宮 経済復興をするにもなんにしても、今都民の人がやってる事業を継続できないと経済復興もありえないですよね。まずそういう人たちの営業を守る。働いている人の雇用を守る。そういうことをきっちりやっていくことなくして経済復興はありえないんじゃないかと思っている。そのへんのことは実は経済復興にもつながっていると考えている。政府の第一次補正予算の中で、観光補助などの作戦が出ているが、経済復興以前にまだ10万円とどいていない。マスクすらすでに出回っていて届いていない。そういうピンボケ施策は経済復興にならない。
政党からのアプローチは全くありません。わたしはご承知かと思いますけど2016年の都知事選にも出馬しようと思ったんですけどあの時は直前になって、野党統一候補の鳥越さんが出て、その関係でどうしようかということで、選対のメンバーと話して苦渋の決断をしたこともあるんですけど、今回はそういうことはしてはならないと思っております。
地味であるけどどう克服しようかなんていうのは、あんまり克服しようとしても克服できないと思うんですね。わたしは今のまんまでいいんじゃないかと思っています。2016年野党統一候補を選ぶときに、名前が売れてて勝てそうな候補ということを中心に野党候補を選ばれましたが、今回どうなるかわかりませんが。6/17まで国会あり、18日が告示ですから、またどういう選び方してるのかなって、わたしは関心ありますけど、あのとき鳥越さんなんて言ったかっていうと「都政についてはこれから考えます」といった。都知事選というのは都民の生活がどうなるのかがかかってる選挙。都政について都民が置かれてる状況にまったく関心のない人をかついでどうするんですか。
だからそういうことをね必ずこれまでは名前の売れてて、選挙に勝てそうかってことを選んできた失敗の連続じゃないかと思っておりますので、わたしは地味を最大限売りにして、ただちゃんと、都民や市民に密着した、都民や市民とっ密着したちゃんと対話をして、声をきいて、政治をやりますよと。そういうような考え方でいいんじゃないかと思うし、そういう政治が受け入れられるような社会にならないと、都も変わらないし、本当は国も変わらないと思う。
今の政府っていうのは現場で地べたを這って毎日毎日苦労して泣いている人のことがわかっていないからピンボケなことしかできない。安倍さんだけが悪いんじゃなく側近もひどい。
僕以上に泥臭くて地味な人が政治の場に出てくるべきだと思う。

★フリー ヨコタハジメ
都民の生存権がかかった選挙であるという点に関して、ジャーナリストのイトウシンヤさんも小池都政がでたらめで、殺されないうちに都知事選について真剣に考えるべきとツイッターで発信されている。同じようなことをおっしゃっている。今回の都知事選はこのまま小池都政が続くと都民の命が脅かされるという大きな要因と理解していいのか。
具体的な小池都政のでたらめさについてなんですが、先ほどおっしゃった五輪延期決定まで外出自粛要請をしないとか、安倍政権追随で37.5度まで自宅で我慢とか、岡江久美子さんも自宅待機中亡くなり救える命を救わなかったんじゃないか、PCR検査抑制が問題ではと思う。マスク不足の都立病院で院内感染など思い浮かぶかそこが問題だと思うことがあれば教えてほしい。
山本太郎への支援要請の可能性あるか?
★★宇都宮 都民の命、コロナ対策という面では、コロナっていうのは感染者が重症患者が亡くなるという面があるが、先ほど話したように日本社会もそうですし、東京都もこの間、貧困の格差が非常に拡大している。都内でも非正規労働者が増えている。ワーキングプアも増えている。そういう人たちが直撃を受けている。病気の感染症対策自体は直接的には命を救うような対策ではあったけど、それ以外に経済的社会的格差で住まいを失ったり、飲食店の経営者が命を絶たなきゃいけなかったり、そういう問題が発生しているので、直接的には感染の拡大をいかに防いで患者を救うかっていうことですが、背景的には貧困と格差の問題っていうのをしっかり取り組まなきゃいけなかったんじゃないかと思っている。
今、世界500万人感染者の中、超大国アメリカで一番感染者が出ている。それはアメリカに貧困格差が大きいからだ。国民皆保険制度もない。オバマケアで作ろうとしたがトランプになってなくしてしまった。結果として貧困層に集中して死亡者が増えている。そういうこれまで国も不十分で都も不十分だったのは医療保険体制の減らしたことと合わせて問われなければいけないと思っている。病院の中でPCR検査を徹底してできないことは問題。一般患者の中の感染者がいて広がった面もある。マスクや防護服など医療器具が十分整っていないことは問題。日本の医療は世界最高のはずだが貧弱だった。ドイツに比べても貧弱。病院保健所減らしてきた。病床数も少ない。
山本太郎さんについてはわからない。わたしが立候補するまでに政党との関係は一切なかった。今まで政党に支援要請はしていない。これからそういう応援したいという人が出てくれば大変歓迎する。山本太郎さんについてはわからない。

★東京新聞 カワモト
コロナの関係でいくつか出ていたが、小池都政の評価について、四年前に「東京大改革」という名前で情報公開など掲げて当選されたが、コロナのほかの部分で評価はどうか?
一連のコロナ対策で都はかなりお金を使っている。税収も落ち込む予想。宇都宮さんが先ほどおっしゃった補償というのはお金もかかると思うがバランスはどうとるか?どう捻出するか?
2016年の出馬取りやめのことについて「失敗の連続」とおっしゃっていたが、当時のご自身の判断は失敗だったと思っているか?また野党のほうが誰かが立った時もう降りることはないと断言されるのか。
★★宇都宮 小池都政は実は最初は期待を持っていた。小池都知事誕生後、8月に要望書を直接手渡した。その中には、築地市場豊洲移転反対や中止なども書いていた。わたしが要望書を出した翌日、移転が11月ごろに決まっていたが一度立ち止まって考えるということで、中止された。その後、実は盛り土がなかったり、従来説明してきた土壌汚染対策がまったくやられていなかったなど次から次へと明らかになったので、これは移転を中止して市場をもう一回作るのかなと期待を抱かせた。ところがだんだん変わってきて、都議選の前に「豊洲は生かす、築地は守る」というわけのわからないことを言って、結果として豊洲移転になってしまったんですね。結局はそれまでの知事が言っていた政策に戻ってしまった。
オリンピックの点についても、会場問題で無駄な予算を使っているんじゃないかということ、決めた会場がどうなのかということについて、提言されて、カヌーの会場などいろいろ提言されて、予算の点についても大胆に切り込むようなことを言われていましたが結果としてはもとのさやにおさまっている。
最初を期待をしてたんですけれど、だんだんそれまでの知事とあまり変わらなくなったというのがわたしの印象です。
それから情報公開を徹底すると言いながら、なかなか豊洲は生かす築地は守る・・・といった中身とか、そこの検討についてなかなか明らかにされなかったし、最近のカジノの調査等についてもあまり明らかに都民の前にしていないですね。だから情報公開っていうのは自分の都合の悪いことも情報公開するのが本当の情報公開制度であって、情報公開を自分の問題になるとしないというのは問題。
今の評価としては今までの知事さんとそうかわらないんじゃないかなと思っている。
都政の財政問題はわたしも大変危機感を持っています。小池さんが中小企業の休業要請をした業者に対する協力金とかいろんな支援金を出したことはいい措置とは思うけれども、その結果基金がだいぶなくなってきている。そのあとこれから第二波第三波来る可能性がありますから、その予算、基金をどう捻出するかっていうことは、きわめて重要な課題だと認識している。税収減も考えると予算の振り替えを大胆に考えなければならない。
一番予算を食っているのは予算と箱もの建設。それらを一時ストップしても都民の生活が困るということはないので、そういう建設を一時中断して必要なところにお金をまわす予算の組み換えを大胆にやらねばならないのではないかと思っている。
2016年のからみで、今後野党共闘候補が出てくる可能性はあるけれど、前回は断念したが今回はどういう候補が出てきても降りるつもりはありません。

★フリーランス タナカ
2016年のことをもう一度伺う。「苦渋の決断」とおっしゃったがその経緯を選対の方々から詳細から伺っている。今回もあのとき強引に宇都宮さんが降りるように強引に言ってきた政党が、人気ある人が出てきて降りてと頼みに来た場合、どうするか。
★★宇都宮 何回も言っていますが、もう降りろという要請は受けません。
★フリーランス タナカ
山本太郎さんとは政策で似通ったところがあり意見交換をしたと聞いている。山本太郎さんとの連携はどうしますか?
★★宇都宮 先ほども言いましたように、彼も個人でもあるけどれいわの党首でもある。政党に対しては今のところいっさい接触していないし、協力要請も今のところしていない。山本太郎さんも同じ。
★フリーランス タナカ
山本太郎さんが立っても降りないか?
★★宇都宮 そうです。降りません。野党共闘ができても降りません。

★フリー クミチャンネル
宇都宮さんの選挙の以前のパンフレットで、都政の都税の使い道9割以上は福祉に向いていなかったということを見たことがあり大変驚いた。東京都都政というのは、伏魔殿といわれ多くの事業者が税金からの収入をあてにしてぶら下がっている。宇都宮さんの手腕につきましては、NHKのプロフェッショナルなどで見させていただいているが、利権に対して恐ろしい部分もあると思うのですが、そこを切って福祉の方に回していくというというのは、建前は民主主義であり独裁者ではないという立場で、知事が英断、行動に移していくという部分について、具体的な策と自信はあるか?
★★宇都宮 自信っていうのは・・・あれですけど、今わたしが話した政策をやるとなると、そういう予算の組み換えをやらないといけないですね。それでそういう福祉とか都民の生活やくらしに予算をこれまで以上にシフトするというのは。今はチャンスであると思っている。コロナ感染症の拡大は人を選ばない。あらゆる都民におそいかかってきているので、その中で先ほど話した都民ひとりひとりの雇用を守る。営業を守る。住まいを守る。生活を守る。命を守る。そういうことに重点的に予算をつぎ込むことは都民からも支持を得られると思うし、緊急性という意味では理解を得られるんじゃないかと思う。
平時だと非常にそれ以上に抵抗はあると思いますが、今はそういう面での組み換えをやりやすくする状況はできてるんじゃないかと思っている。
国の政策もそうだと思う。
国の予算の使い方とか、先ほどこの間の保健所や病院統廃合など福祉予算がものすごく少ない日本だが、これを機に国の在り方、社会の在り方が問い直されなきゃいけない。
災いコロナ禍転じて自治体や国のありかたも変わらなければいけない。
国のほうからは「新しい日常で国民の生活を変えろ」といっているが、変わらなきゃいけないのはあんたら・・・国のほうだろうと、わたしは思っています。

★ふぇみん フリーランス イワサキ
前回二回は突然の選挙。今回は四年ぶり選挙。都知事選挙という興味が社会的に薄い気がする。選挙の投票率もかかってると思うので、選挙のときだけ盛り上がるのではなく、間になにをしてきたかというのをちゃんと見てこなければと思っている。宇都宮さんはこの四年間都議会の傍聴など都政にかかわってこられたと思うが、具体的にどのようなことをされたか、その四年間に現都政に対して評価などお聞きしたい。
それどころじゃないという雰囲気になっているが都民に対して、今回の選挙に関心をもってもらうためのメッセージをください。
★★宇都宮 四年間には都議会傍聴は欠かさなかった。都政に関するいろいろ勉強はしてきた。お隣の韓国のソウル市でいろんな素晴らしい改革がやられてきたので、その調査に行ってきた。ソウル市はご存じの方もあるかと思いますが、小中学校の給食は完全のすべての児童、所得制限なしに無償化されています。その食材もオーガニックの野菜です。それが使われて2021年までに高校まで完全無償化。今の市長は元弁護士。ソウル市の市立大学高校の半額化。ソウル市で働く非正規労働者を8000人近くを正規労働者に転換。
こういうソウル市の改革というのがわたしとしては見習うべきと思っております。
一番感動したのは、ソウル市内で母子家庭、母親とふたりの娘が生活苦のために心中事件が発生した。それでショックを受けたソウル市は、これまでは「福祉」は相談に来るのを待っただけだが、出前福祉制度をはじめた。各区の下にトン(さんずいにどう)という組織をおいて、ケースワーカーを3倍、看護師とチームで待つのではなく、生活こんきゅ地帯を回って、生活困窮者を見つけ出して福祉につなぐということをはじめた。
こういう取り組み東京都も学ぶべき。
先ほど紹介した「緑の風」にも書いたが、昨年クリスマス、都内江東区の集合住宅で男性二人の遺体発見される。72歳66歳の兄弟。兄の体重30キロ代、弟は20キロ代。電気ガス止まり、水道止まる寸前。ふたり無職の無年金無収入。この二人が江東区の福祉事務所に相談に行ったことがなかった。
この問題が発覚した時、江東区の生活保護福祉担当職員が江東区に手落ちがなかったとコメント。非常にこのコメントが今の行政の在り方を示していますね。自分たちが支援、命を守らなければいけない区の住民が亡くなったことについて、手を差し伸べられなかったことが残念だとか、そういう言葉が聞けるかと思ったらそうではなかった。
そういう人たち、孤独死の問題もあるが、誰の支援もなく亡くなっていくのが今の日本の行政。こういう冷たさで都民の命を守れない。今生活保護というのが日本では、利用者は10人いたら2~3人。生活保護は実は生活保護水準以下ならだれでも受ける権利がある。健康で文化的な生活を送れる憲法25条で守られているもの。生活保護について十分な教育も受けていず、周知もされず偏見バッシングも横行。それで困窮してもこういうことにたどり着かない人がいます。
今コロナ感染症で生活保護者がたくさん出ていると思うけれど、そういうのは堂々と権利だと。受け止められていない。
ソウル市は出前福祉制度をはじめて生活保護の捕捉率(生活保護を必要な人が受けられる率)同じくらいだったが、6割くらい上がった。福祉予算は上がったが、そういう取り組みをやられている現実がある。
よく日韓問題で慰安婦問題がどうとか、日韓1965年の協定を一方的に破棄とか守っていないとか、徴用工問題がとか問題にされることがあるが、隣の国で素晴らしい取り組みをされていることを知って、もっと学ぶべきことは学ぶべきと思っている。
ちょっと話がそれたがそういうような活動をして、都政の問題を考えてきたといういことです。
選挙で自粛とか休業とかになっていますけれど、やはりぜひ都民の皆さんには重大な選挙だと。皆さん方の生活。毎日の生活や雇用、営業、いのちや健康がかかった選挙です。投票所に足を運んでいただきたいと思います。
この前あった、静岡の補選は最低の投票率だったようですが、むしろこういう時だからこそ投票所に足を運んで投票率を上げる必要があるかと思います。これはそういう意味で投票率は日本の民主主義が問われることだと思います。
今回の政治や自治体の行政っていうのが、ひとりひとりの都民の生活に密着したものだということは、コロナの感染症の拡大で感じてるんじゃないかと思います。
その中で感じたことをぜひ一票として投票所に足を運んでやってほしいと思っています。
大変な時期だと思いますけど、投票率を上げましょう。
この一票で、都民の都政の在り方を変える力を持っていますので、そういう都民の皆さんの一票を大切に使っていただきたいと思っています。

★フリー イワハシ
静岡4区の補欠選挙。静岡出身で現地に見に行った。二日間。握手もできない。集会室内ではできない。スーパー前などで動員できない。野党統一候補の演説2か所で見たが聴衆がほとんどいなかった。全然選挙にならなかった。延期すべきだったと思うが安倍政権の判断で延期しなかった。自民党に有利だったからだと解釈している。都知事選挙においても、この状況で何ができるかという、緊急事態宣言も解除されたので集会もなにも思い切りやればいいと思う。でなければ基礎票持ってる現職にはなかなか勝てない。自ら規制をかける人が日本中でたくさんいるがそういった空気を換えていく選挙にしていただきたいと思う。静岡の選挙では報道がされなかった。地元でされている国政選挙、しかもコロナ禍初の選挙だったのに報道せず。夕方六時のフジテレビ系1分も1秒も選挙のことせず。これは官邸からの圧力があったか忖度あったとしか思えない。自粛と投票所の感染リスクの恐怖で報道せずの三点セットで34パーセントという低投票率になってしまった。マスコミの人たちには報じてほしい。自公が勝つための報道体制変えてほしい。
宇都宮さんは報道についてどう思うか。「真剣に取材しているので拍手などやめてほしい」といわれたが拍手するものも真剣に来た。市民都民を見下さないでほしい。都知事になったらどのような緊張感をもってマスコミと向き合うか?
★★宇都宮 選挙のやり方については、わたしを応援してくれている人たちと選対の準備をしてやり方を考えていく。こういうコロナの感染が拡大する中ですが、4月にあった韓国の国政選挙は投票率が66パーセント。工夫をすればそれだけ関心を広げることができる。仲間の皆さんと検討していきたい。
マスコミについては記者クラブ制度とかそういうのは日本だけがあると聞いている。そういう制度のあり方自体いろいろ問題があるかもしれない。一番マスコミが権力の監視が使命のところですから、都知事になればわたしも監視される立場になる。マスコミの役割は改めて重要。民主主義を支える仕事役割もマスコミが持っていると考えている。

★毎日新聞 ウチダ
色々公約で都立大学の授業料の話や、都営住宅の新規建設だとか、住民都民の方々の福祉を充実させていくということについて、もちろん予算が必要になると思う。一方で新型コロナの感染症拡大で都の財政は厳しい予想。
★★宇都宮 若干話したが、かなり予算をくっているのは箱モノや道路建設なので、それこそ本当に必要なものなのか見直しをする必要がある。予算の組み換えを大胆にする。他の自治体に比べて豊かとはいえ基金が枯渇しているという報道あるので厳しいとは思う。田都道府県に比べたらあるとは思うが。全体を組み替える必要があると思っている。
外環道、特定整備路線、優先整備路線はともかく住民からの反対もあるし見直す必要感じている。あとオリンピック延期予算も重要。感染拡大の専門家の見解を求めるという方法はある。最終的決定はIOCだが来年は無理だと早い段階で決定してもらえたら節約できるから早く結論出してもらえるように努める。病床の確保は選手村などの活用など無駄をなくす。基金があれば基金を切り崩すしかない。

★朝日新聞 オギハラ
新型コロナの影響の話あったが、コロナの影響でわかったこともあると思うがコロナだからこそ見えなくなった問題もあると思う。宇都宮さんの問題意識でそういう問題があれば。
★★宇都宮 カジノと都立病院の問題は重要争点と思っている。重視する課題、学校給食無償化や都立大学半額化、住宅建設など重要天課題は小池さんがこれまでやってきてないことじゃないかと思う。


宇都宮健児さん都知事選へ!前編出馬表明会見 【序語―出馬表明挨拶】

2020-06-10 19:00:40 | 転載
宇都宮健児さん都知事選へ!前編出馬表明会見

【序語―出馬表明挨拶】


宇都宮健児と言います。今日は7月5日に投開票される東京都知事選に出馬表明するという決意を固めましたので、その意思表示を行わせていただきます。

この間わたし自身都議会傍聴や都政を勉強するという活動を重ねてましたけれども、様々な市民団体からいろんな都民の声を聞かせてもらったり、出馬要請をいただいております。ひとつは、「政策も候補者も都民が決める2020都民政策会議提言集2020都民政策会」から郵送いただいている。「宇都宮健児さんに都政を託したい宇都宮都政を求める会から知事選挙への立候補を要請賛同署名」と、「市民政策集」を届けてもらっている。そのほかもいろんな方々から出馬の要請がありまして、そういう声におされて出馬の決意を固めてきていたのですけれども、緊急事態宣言が続いていたので、あけてから表明しようと思っていました。当初は5/30まで緊急事態宣言が続く可能性があって、6月に入ってからかなと思ったんですけれども、5/25に東京都も緊急事態宣言が解除されましたので、それで出馬の意思表明をTwitterでして、今日こういう会見をさせていただくことになりました。

こういういろんな市民の声っていうのは、非常に都民のそれこそ毎日の暮らし、生活がかかった貴重な提言になっていると思います。こういう提言をわたし自身も重く受けとめさせていただきたいと思っております。
それとこの間の新型コロナ感染症の拡大にともなって、様々な政府もそうですし、東京都からも自粛要請とか中小業者に対する休業要請がされていますけれど、その結果やはり、仕事を失ったとか、営業ができなくなったとか、あるいは住まいを失ってしまったとか、そういうところからまさに、命、生存が危うくなるような人々がたくさん出てきております。そういうわたしも支援活動もやっているわけですけれども、一~二週間前ですか、ある飲食店の経営者が将来を悲観してガソリンをかぶって担って火事になって亡くなって、その原因はわからないんですが、わたしは将来を悲観して焼身自殺されたんじゃないかと思います。そういうような都民の窮状に対して、ちゃんと手をさしのべて生活を補償している、雇用を守る、営業を守る、住まいを守る、生活を守る、命を守るそういう役割をするのが、自治体の役割でないかと思っている。地方自治法では、自治体の役割を住民福祉の増進というふうにしております。これは住民、都民の暮らしや命を守ることが自治体の役割だ。政府は防衛とか外交っていうのがありますけれども、政府も同じような責任、使命をおってるんではないかと思いますけれども、わたしはこの間の政府の対応っていうのは、大変国民がおかれている状況に対して、想像力を働かせないですね。非常に緊迫感の欠けた対応をやってるんじゃないかと思います。
二枚のマスクもですね、まだ届いてない人もいますし、もう十万円の一律十万円の支給も決定されたのはいいんですけれども、一番困難な緊急事態宣言下で受けられてないと。まあ私は江東区に住んでるんですけど、まだ連絡も来てないようですし、そういう後手後手の対応の鈍さっていうのが、政府の関係者の危機意識のなさをあらわしてるんじゃないかと思います。

小池都政は色々政府と比較すればよくやってるようですけれど、先ほどのような自殺者を出す、そういうところに対する、それを制することができない、あるいは住まいを失う人がたくさん出てきているんですけれど、そういう人たちに対する対応が十分できていない。このコロナ感染症拡大による一番のしわ寄せを受けるのが、わたしは社会的経済的に困難を抱えている人たちに一番しわ寄せがいってるんじゃないかと思います。そういう人たちに手を差し伸べるのは、政治の役割だし、それから自治体の役割じゃないかなという風に思っています。そういうような姿勢が政治、自治体の仕事が十分に行われてないんじゃないかという風に思っております。

今回の都知事選に問われているものっていうのは、わたしは都民の生存権がかかった選挙であると思います。生存権を守る、役割をちゃんと東京都が果たすことができるのかどうか問われている。ひとりひとりの雇用、営業、住まいを守る、生活命を守る、そういう政策がちゃんと実行されるかどうか。当面の政策と同時に、わたしは政治自治体の役割は都民の市民。国民に明日の希望が持てるような政策を打ち出していかなければいけないと思います。この国の政府の対応を見ていると、希望が持てるような政策が打ち出されてない、希望が感じられるような国民は少ないのではないかと思っております。


Ⅰ【当面の都知事選の3つの緊急課題】

《緊急課題1》 新型コロナウイルス感染症から都民の命を守る医療体制の充実と自粛休業等に対する補償の徹底

よく言われているように、PCR検査体制の充実が必要です。なかなかPCR検査がおこなわれなければ、感染した人の確認ができませんので、不安を抱えたままの状況の人が多く、この検査体制が不十分なゆえに一般患者の中に感染者が含まれて、院内感染が広がっております。
自粛を言われても、やはり感染者が特定できないと、自粛の中で感染が広がる危険性があるので、この検査体制の充実はいろんなコロナ感染症とのたたかいの中で非常に重要な役割を持ってると思います。この充実が十分はかられないなか、これから第二波、三波も予想されますので、検査体制を充実していくことは極めて重要と思っております。その関係で病院や保健所、医療従事者に対する財政支援を強化していくことも重要と思っております。病院のなかでは感染者を抱えこむと、一般患者が少なくなりますので経営が悪化していくということが言われています。
保健所は公衆衛生を守る機関として重要な役割を果たけれど、日本の政府はこの間こういう公衆衛生にかける予算を削減をしてきております。公衆衛生の中核的な役割を果たす保健所は、1991年ころは850カ所くらいあったと思いますけれど、今469か所ですかね。半分ぐらいに削減をされてきております。
それから当初PCR検査は保健所を通じて接触者外来につなぐという形をとっていたために、保健所がパンク状態になった。これはこれまでの医療政策、公衆衛生政策のツケですけど、それでPCR検査が拡大できなかったという問題もあります。
医療従事者に対する財政支援を強化する必要があると思っております。最近エッセンシャルワーカー、医療従事者や清掃労働者や配達の労働者やそういう人たちの役割が見直されて支援と感謝を贈ろうという動きが世界的に広がっています。感謝とかいうことだけではなくて、具体的な財政支援等もきちんとやっていくことが国や行政の役割じゃないかと思っております。
わたしのところに来た投書ですが、ある病院で働く看護師さんは、自宅に帰れば家族に感染させる危険性があるので、ホテルで寝泊まりして、治療を続けている、病院の仕事をしているということですけど、そのホテルの寝泊まりを自腹でやってるってことなんですね。こういう手当についてちゃんとやらないといけない。第二次予算補正で問題になっておりますけれど、もっと早急に手を打つべきだったんじゃないかと思いますし、都としてもちゃんとした支援をやるべきだろうと思います。病床や人工呼吸器、エクモ、マスク、医療器具の充実が必要と思います。
そしてなによりも、自粛や休業などによって、収入が減少した中小業者に対する補償とか、仕事を失ったり輸入が減少した非正規労働者やフリーランス、学生などに対する生活保障徹底を徹底しておこなうことが、重要だと思っております。
都は休業要請をした業者に対して協力金という形で対応してます。その対応はよかったのですけど、それはあくまでも休業要請の業者に対する支援や補償であり、それ以外の業者とか、具体的に収入が減少したり仕事を失った非正規労働者、フリーランス、学生など、都内にたくさん生活してますので、生活補償を徹底しているのかなと思っております。

《緊急課題2》 公立都立病院の充実強化を

昨年12月末、小池さんは都立病院の特別行政法人化ということを所信表明で突然なされて、これは3月の東京都のビジョンの中で明記されたようです。これは、中止すべきである。むしろ公立都立病院の充実強化を図るべきだと思っております。
日本政府やこれまでの政策自治体が医療に医療費をかさむのでということで、病院経営を経済効率ばかりを考えた政策をやってきている。この間の政府や自治体の政策だったと思います。政府の昨年の9月に厚労省が全国の公立病院や日赤病院などの公的病院のうち、424病院の統廃合を含めた再編の検討を求め、病院名を公表しております。ところが。今コロナの感染症問題などを見ると、途端に病床が足りなくなって、医療崩壊というような問題が大きな問題になりました。
感染症は、何年かおきに必ず発生します。こういう問題に対するある程度の余力をもった医療体制を備えておくということについての体制ができていなかったと思います。この都立病院公社病院っていうのは、現在コロナの感染症患者を一番受け入れているところなんですね。ところが一般の民間病院がこういうコロナの患者を受け入れると、先ほどお話ししましたように、経営が悪化してしまう。むしろこの自治体の病院を、しっかり確立しておくっていうことは、都民の命や健康を守るためにも、きわめて重要な政策と思います。この環の政策は、経済効率だけを考えた逆行するような政策だと考えております。

《緊急課題3 カジノの誘致計画は中止するということ》

カジノ誘致に小池知事は明言しておりません。ただ、一定の予算を組んで、カジノ誘致について調査をすると、調査検討するということで予算化がなされております。この間に行われた報告書を見ると、わたし江東区に住んでいますが、江東区の「青海地区」がカジノの有力候補地に挙がっております。カジノは事実上犠牲者、負けた人のお金で回っているんですね。犠牲者、カジノは日本語で言うと「賭博」ですね。こないだ賭けマージャンで辞職した検事長がいましたけど、賭博で経済成長をはかるっていうのは、政治としてはあるまじきことですね。政治の道徳的、倫理的退廃行為です。カジノ誘致計画は中止すべきであると。小池都知事はいずれ出馬されると思いますけど、このへんのことをむしろ、選挙の前に明言すべきだと思います。
横浜市長選で、横浜市長はカジノは白紙だと言いながら、当選した後に誘致をすすめると言い出しまして、大きな問題になっています。これは都政にとっても非常に重大な問題なので、どうするかははっきりすべきだと思っております。カジノは依存症の問題とか、多重債務者を生み出すとか、治安の悪化とか、子ども教育環境を悪化させるとか、様々な問題が指摘されて、世論調査でも多くの国民が納得していない政策だと思います。

それ以外の重視する課題等については、わたしが今年になって、『緑の風』という機関紙から、寄稿してほしいという要望がありました。まとめた政策が別紙です。16項目あります。基本的政策16項目については重要だと思っていて、その中で、特に8項目を「重視する課題」として取り上げました。

Ⅱ【特に重視する8項目課題】

❶学校給食を完全無償化する

子どもたちの貧困が拡大しており、日本は国民の6人に1人、子ども7人に1人が貧困。ひとり親世帯は2世帯にひとつが貧困世帯になっております。こういう子どもの貧困の問題を、民間レベルで取り組んでいこうということで、子ども食堂が全国に広がって、すばらしい取り組みと思いますけれど、民間だけに任せておくべき問題ではないと考えております。そういう意味で学校給食、小中は完全無償化すべきと考えております。

<東京都立大学の学費を半額にして無償化目ざす。>

今回の緊急事態宣言下で、大学が再開されない、多くの学生がアルバイトで生活をつないでいる。そういう学生の中から授業料減免の要求とか、生活支援の要求があがっています。世界的に見て、日本はアメリカについで授業料が高い国。高い授業料払えないから奨学金という借金をして賄うしかない。そういう大学生は卒業しても奨学金が払えないので多重債務を背負ってわたしの事務所にも相談をされ、何件も受けて自己破産せざるを得ないでいます。大体ヨーロッパや北欧は、大学授業料は無償です。こういう社会をなぜ作れないのか。そういうところに教育予算をもっと投入すべきだろうと思っております。国レベルもそうだと思いますけれど、都レベルでそれを実現していくということです。

❷ 住まいの貧困をなくす視点から都営住宅を新規建設。家賃補助制度や公的保証人制度を導入する。原発事故避難者に対する住宅助成する。

石原都政はじまり20年、あらたな都営住宅は一戸も建設していない。住宅が余っているかというと必ずしも余っていない。毎年応募してなかなか入れない人多い。家賃補助制度等の検討が、ネットカフェで寝泊まりしている、そこで生活しながら非正規労働者として働いている人は、数年前の東京都の調査で4000人。そういう人がなぜネットカフェで寝泊まりしなければいけないかというと、ちゃんとしてアパートで家賃を払う収入がない。そういうような差額を補助していく制度が必要だろうと考えています。
また、原発事故避難者に対しての住宅補償が打ち切られて、都内に避難している人のなかには、福島に帰ってまだ線量が高く被ばくするリスクを選択するのか、都内に残って貧困を選択するのか、中には、路上生活を余儀なくされる人も出てくる。生活保護に頼らざるを得ない人もできている。そういう人に対する住宅支援をきちんとすべきと考えている。

❸ 非正規労働者を正規労働者に増やす取り組みをすべき。

この間こういう問題は、十年前にリーマンショックのあと、年越し派遣村の取り組みが行われた。
このときは製造業で働く派遣労働者が派遣切りをされて仕事を失うと同時に、住まいを失ってしまった。こういう派遣制度や非正規労働者の問題は、社会的問題になった、だが、当時の非正規労働者は1600万人だったのに、今は2700万人を超え、全労働者の4割近くになっている。非正規労働者は雇用も収入も不安定で低いです。こういう労働者を増やし続けていますので、貧困の問題は解決できない。このへんの政策を逆転する。正規労働者をどれだけ増やして、どれだけ非正規が減っていったか。こういうことを目安にすべきじゃないかと思っているが、今国政でもこういう目安をたてられていない。まず都からすべき。

❹公契約条例

都の発注する民間企業の労働者の条件を、男女の差別をしないで同一賃金で時給1500円以上の支払いをしている企業しか、東京都が発注できる公共事業を受注できないようにする。働いている人の労働条件を改善する。賃金を底上げする。そういう条例が都内で行われている。区や市でこの条例は制定されているところがあるが、東京都としても制定すべきと考えている。

❺ 災害対策強化  

昨年2019年も、水害が発生した。これからもこういう水害は、たびたび発生する可能性がありますし、東京都で一番危惧される首都直下型地震に対する災害対策をちゃんとやらないといけない。防災、減災、避難者対策、避難所対策もこれから感染症も問題になるなかで避難所のありかたも問題になると思っている。

❻ 道路政策

外環道特定整備路線優先整備路線を見直す。地域住民の意見に耳を傾ける。道路政策をこのまますすめるのが妥当であるかどうか再検討が必要と思っている。1メートル1億円の外環道。何兆円ものお金がかかる。こういうようなところに、本当にそれだけのお金をかける意味があるのか。地域住民もかなり反対しているということで、もう一度住民の意見を聞いて見直すところは見直す必要があるのではないか。

❼ 羽田空港新ルートの低空飛行実施に反対する 

本当はオリンピックに向けて、それから外国の観光客の来日する人を増やすような一環として考えられたようですが、今ほとんど飛行機は飛んでいません。こういう都心を飛ぶことになりますから、非常に騒音の問題とか、落下物の問題とか、飛行ルートの問題で、飛行機の元パイロットの人も危険性の高い航路と指摘をしている。こういう点は都としては反対していくべきと思っている。

❽ 温暖化対策

昨年スウェーデンのグレタ=トゥンベルさんが声をあげて世界的に話題になった。こういう温暖化対策については都としても全力をあげて取り組んでいく。この温暖化対策はずっと先ほども水害の問題とか、最近の自然災害にもつながってる問題だと思っておりますし、世界的な協力体制が重要じゃないかと思っております。

<緑と都市を守るような政策が必要と思っている。>


そういうところが重要な政策じゃないかと考えていますけれど、冒頭に話した通り、都民の命や暮らしを守るというのが最重要な役割。都の一般と特別会計合わせて予算は15兆4000億。予算はスウェーデンの国家予算を超える。こういうことを道路では暮らしに活かしていけば、貧困格差の問題は埋まり、東京都は変わるのではないかと思っています。

以上で立候補の経緯と政策のお話をいったんおわりたいと思います。