【現代思想とジャーナリスト精神】

価値判断の基軸は自らが判断し思考し実践することの主体であるか否かであると考えております。

「神奈川18区市民の会」が野党統一候補実現へ【転載・編集/拡散歓迎】

2020-09-26 10:23:16 | 転載と私見
構成
Ⅰ:衆院選神奈川18区  櫻井智志
Ⅱ:【転載】この市民の声で新しい政治の日本を【「神奈川18区市民の会」が野党統一候補実現へ】

写真:「神奈川18区市民の会」公式サイトから転載







Ⅰ:衆院選神奈川18区  


 菅首相のもと、国民世論が潮目を変えつつあり、菅新首相への支持率は上昇。自民党への支持率も低くはない。そんな中で、政府自民党は解散総選挙をちらつかせながら、国政の主導権を握り一気に国政を急激に反動化させようとしつつある。
 自民党は汚職にまみれて安倍前政権の数々の疑惑と説明不全のまま、「あったこともなかったことにしてしまう選挙」を画策している。それも「野党がだらしないから」というワンパターンの「報道解説」が大手マスコミから流されてきたし、流されてもいる。


 だが、今月上旬、野党のみならず広範な市民層の中から、野党統一候補実現の具体的な動きが視られる。関係者のかたから得た情報に心強さを覚えて、全国に総選挙小選挙区で野党統一候補を実際に即刻選考協議のテーブルを用意し候補実現の営みを開始することを呼びかけたい。

9月4日、神奈川県川崎市高津区溝の口の溝口・テクノ川崎ホールの「市民と野党の集い@18区」が開催された。会場参加者64名、ZOOM(リモート)参加者32名。次の総選挙で神奈川18区における市民と野党の共同候補実現をめざすスタート集会となった。






❹前回総選挙神奈川18区

第48回衆議院議員総選挙 神奈川県第18区
解散日:2017年(平成29年)9月28日 投票日:2017年(平成29年)10月22日
当日有権者数:438,374人 最終投票率:51.29%(前回比:-2.05ポイント)
当落 候補者名 年齢 所属党派 新旧 得票数 得票率 惜敗率 推薦・支持 重複

当 山際大志郎
49 自由民主党
前 111,285票 51.1% ―― 公明党

三村和也
42 希望の党
元 66,057票 30.4% 59.4% ○
若林靖久 32 日本共産党
新 40,252票 18.5% 36.2% ○

❺ 神奈川5区とは
• 川崎市
o 高津区
o 宮前区(向丘出張所管内の神木本町1-5丁目を除く)
 向ケ丘、けやき平、神木1・2丁目、馬絹、馬絹1-3丁目、小台1・2丁目、土橋1-7丁目、有馬1-9丁目、東有馬1-5丁目、野川、宮崎、宮崎1-6丁目、宮前平1-3丁目、鷺沼1-4丁目、梶ケ谷、菅生ケ丘、水沢1-3丁目、潮見台、初山1・2丁目、菅生1-6丁目、犬蔵1-3丁目、平1-6丁目、五所塚1・2丁目、南平台、白幡台1・2丁目
o 中原区
 宮内1-4丁目、新城、上新城1・2丁目、新城1-5丁目、新城中町、下新城1-3丁目、上小田中1-7丁目、下小田中1-6丁目、井田三舞町、井田杉山町
2017年の小選挙区変更により、宮前区神木本町一丁目〜五丁目が9区へ移管され、10区から中原区井田三舞町・井田杉山町が編入された。
有権者数 446,071人
1.9 倍(一票の格差・鳥取1区との比較)
(総務省・2019年9月登録日)

当日有権者数:438,374人 最終投票率:51.29%(前回比:-2.05ポイント)
実に有権者438374人の49.64%にあたる217594人しか投票していない。
当選した自公候補は111,285票で投票者の51.1%。有権者がみな投票したなら、その25.39%の民意を得たにすぎない。
希望の党候補は、66057票で投票者の30.4%、同じく有権者の14.81%。
日本共産党候補若林靖久候補は「小池百合子希望の党ショック」で投票日にかなり近い時点で急遽元選挙区からの移動で気の毒な状況下で善戦していた。40252票で投票者の18.5%、有権者総数の9.18%である。

自公与党の選挙必勝法は、➀できるだけ有権者を熱狂させず選挙争点も隠し、「もりあがらない選挙」で野党の主張を隠す➁野党候補を分断させて有権者に「しかたない自公候補しかいない」と思わせること。そんななかで「神奈川18区市民の会」と野党は?以下に事実を転載させていただく。


Ⅱ:この市民の声で新しい政治の日本を     【転載】

  元朝日新聞記者の脇正太郎氏が安倍退陣後の政局を報告。国政からは真山勇一参院議員(立憲民主)と畑野君枝衆院議員(共産 ZOOM発言)が、県政から柳瀬吉助県議(立憲民主)と君嶋ちか子県議(共産)が、市政からは宗田裕之市議(共産)が発言。共産党の石田和子県議(高津区選出)、石川建二市議(宮前区選出)、大庭裕子市議(中原区選出)、小堀祥子市議(高津区選出)が会場参加しました。

 畑野君枝衆院議員は
「安倍首相は立憲主義を壊し、政治を私物化し、消費増税とコロナ禍の中で退陣した。力を合わせて新しい政治の日本をつくりましょう」と訴えました。

  市民からは
コロナの医療現場、多摩川の豪雨災害の被害者、助産婦としてコロナ禍の子どもと母親の立場から、核廃絶の運動から、それぞれの発言がありました。
また、7月の東京都議選で野党共同候補の応援をした市民からは、本気の共闘でたたかった経験が生きいきと語られました。


野党統一候補実現をめざす集会アピールが拍手の中で確認されました。
<了>