①北九州市議会選挙で公認候補(現職)の6人落選、他党現状維持、②山形県知事選挙、現職が自民・公明推薦候補を破る。⓷東京都千代田区区長選で、小池知事はの候補(36)が自公推薦候補を破る。コロナの菅政権批判が影響。
一月の世論調査ではほぼすべての世論調査で、内閣支持率について不支持が支持を約10%程度上回る現象が出た。これが実際の投票にどう影響するかが注目されているが、①北九州市議会選挙で公認候補(現職)の6人落選、他党現状維持、②山形県知事選挙、現職が自民・公明推薦候補を破る、⓷東京都千代田区区長選で、小池知事はの候補(36)が自公推薦候補を破ると、自民の敗北が続いている。これらはすべて、コロナを巡る政府の対応が影響しているとみられている。
A 北九州市選挙
1「北九州市議選、自民大敗 公認候補のうち6人落選」(毎日新聞)
・北九州市議選(定数57)が31日投開票され、自民党(現有議席22)は公認候補22人のうち6人が落選。新型コロナウイルスへの対応などを巡る政権批判も逆風になったとみられ、与党内には年内に実施される次期衆院選への影響を懸念する声が出ている。
・公明党(現有議席13)は前回に続き、13人の公認候補全員が当選(注前回に比し4000票位落としたとの書き込み別途あり)。立憲民主党(同5)は公認候補7人全員が当選。日本維新の会は3人が当選。
・自民は公認22人全員を現職で固めて臨んだが議席の維持はならず、党内では「政府への不満も一因」との見方が出ている。
2:自民大幅減の衝撃、11選目指した重鎮「6人も落選するとは…」(読売)
現職22人全員を擁立した自民党は6人が落選して16議席に減らす一方、公明党と立憲民主党は全員が当選し、明暗が分かれた。自民党福岡県連幹部は1日、新型コロナウイルスへの対応などを巡って内閣支持率が落ち込んでいることに加え、「コロナで活動に制約を受け、逆風をはね返せなかった」と総括した。
自民党は県連副会長で小倉南区で11選を目指した重鎮・片山尹おさむさん(74)らが議席を失った。 「6人も落選するとは誰も思っていなかったのではないか」。全国市議会議長会の会長も務めた片山さんは1日朝、「新型コロナを巡る政府の対応への不満が影響したのかもしれない」と硬い表情で語った。
B:山形県知事選挙
山形知事選、吉村氏4選 コロナ対応を前面に新顔破る(25日毎日)
12年ぶりの選挙戦となった知事選は24日投開票され、無所属現職の吉村美栄子氏(69)が、無所属新顔の前県議、大内理加氏(57)=自民、公明県本部推薦=を破り、4選を決めた。
県内13市長のうち、8市長は大内氏を推薦。
C: 東京都千代田区区長選
今年7月の東京都議選の前哨戦で、小池百合子都知事と自民党都連の「代理戦争」となった東京都千代田区長選は31日、投開票され、小池氏が特別顧問を務める都民ファーストの会推薦の元都議、樋口高顕氏(38)が、自民推薦の早尾恭一氏(59)ら3人を破り、初当選した。推薦候補が敗れた自民は、菅内閣の支持率急落や、与党議員の緊急事態宣言下での銀座クラブ通いに批判が出る中で、手痛い敗北となった。
一月の世論調査ではほぼすべての世論調査で、内閣支持率について不支持が支持を約10%程度上回る現象が出た。これが実際の投票にどう影響するかが注目されているが、①北九州市議会選挙で公認候補(現職)の6人落選、他党現状維持、②山形県知事選挙、現職が自民・公明推薦候補を破る、⓷東京都千代田区区長選で、小池知事はの候補(36)が自公推薦候補を破ると、自民の敗北が続いている。これらはすべて、コロナを巡る政府の対応が影響しているとみられている。
A 北九州市選挙
1「北九州市議選、自民大敗 公認候補のうち6人落選」(毎日新聞)
・北九州市議選(定数57)が31日投開票され、自民党(現有議席22)は公認候補22人のうち6人が落選。新型コロナウイルスへの対応などを巡る政権批判も逆風になったとみられ、与党内には年内に実施される次期衆院選への影響を懸念する声が出ている。
・公明党(現有議席13)は前回に続き、13人の公認候補全員が当選(注前回に比し4000票位落としたとの書き込み別途あり)。立憲民主党(同5)は公認候補7人全員が当選。日本維新の会は3人が当選。
・自民は公認22人全員を現職で固めて臨んだが議席の維持はならず、党内では「政府への不満も一因」との見方が出ている。
2:自民大幅減の衝撃、11選目指した重鎮「6人も落選するとは…」(読売)
現職22人全員を擁立した自民党は6人が落選して16議席に減らす一方、公明党と立憲民主党は全員が当選し、明暗が分かれた。自民党福岡県連幹部は1日、新型コロナウイルスへの対応などを巡って内閣支持率が落ち込んでいることに加え、「コロナで活動に制約を受け、逆風をはね返せなかった」と総括した。
自民党は県連副会長で小倉南区で11選を目指した重鎮・片山尹おさむさん(74)らが議席を失った。 「6人も落選するとは誰も思っていなかったのではないか」。全国市議会議長会の会長も務めた片山さんは1日朝、「新型コロナを巡る政府の対応への不満が影響したのかもしれない」と硬い表情で語った。
B:山形県知事選挙
山形知事選、吉村氏4選 コロナ対応を前面に新顔破る(25日毎日)
12年ぶりの選挙戦となった知事選は24日投開票され、無所属現職の吉村美栄子氏(69)が、無所属新顔の前県議、大内理加氏(57)=自民、公明県本部推薦=を破り、4選を決めた。
県内13市長のうち、8市長は大内氏を推薦。
C: 東京都千代田区区長選
今年7月の東京都議選の前哨戦で、小池百合子都知事と自民党都連の「代理戦争」となった東京都千代田区長選は31日、投開票され、小池氏が特別顧問を務める都民ファーストの会推薦の元都議、樋口高顕氏(38)が、自民推薦の早尾恭一氏(59)ら3人を破り、初当選した。推薦候補が敗れた自民は、菅内閣の支持率急落や、与党議員の緊急事態宣言下での銀座クラブ通いに批判が出る中で、手痛い敗北となった。