【永岡浩一さんからの通信】
J-WAVE JAM THE WORLD-UP CLOSE(2022/4/5) 青木理&田辺寿夫 ミャンマーの現状と歴史を語る、長い歴史の中で独裁・軍政との闘いを続けてきたミャンマー、日本のODAが国軍を育てた、日本は民主主義先進国ではなく、ミャンマーのように闘った皆さんのことを学ぶべき!
永岡です、J-WAVEのアマゾンミュージック配信のUP CLOSE、火曜日のニューススーパーバイザーはラジオジャーナリズム界の首位打者、青木理さんでした(https://music.amazon.co.jp/podcasts/8b57f1db-5114-443e-8ff9-eb4f6c35dc41/episodes/c2d61eab-69dd-423e-95c0-3b0d1fab9e18/jam-the-world---up-close-2022-04-05-%E9%9D%92%E6%9C%A8%E7%90%86%E3%80%8C%E3%83%9F%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%81%AE%E7%8F%BE%E7%8A%B6%E3%81%A8%E3%81%9D%E3%81%AE%E6%AD%B4%E5%8F%B2%E3%80%8D )。概略追跡します。
テーマはミャンマー(ビルマ)の現状と歴史、ゲストは60年のミャンマー研究の専門家、田辺寿夫さん、ウクライナのことが問題の中で、忘れられているミャンマーについて青木さん取り上げたいとの意図、田辺さんの名前は私・永岡も初めて聞きました。
ニュースはプーチン氏のウクライナ侵攻一色であり、しかしミャンマーは日本に親しい国で、民主的な政権が軍事で蹂躙されたのは同じ、田辺さんは大阪外語大でビルマ語を学び、NHK国際放送、ラジオも海外向けにやり、短波ラジオでビルマ語のものを作られて、その後日本のミャンマーの方と交流、日本でミャンマー語のできるのは東京と大阪で年間30人学ぶのみ、毎年数十人しか学ばず、田辺さん、ビルマ語を目指したのは、1943年生まれ、父親が戦争体験者、公務員から徴兵されてビルマに行き大変な目に会い、敗戦後2年してやっと復員、その時に田辺さん父親と会い、それでビルマに関心を持ち今に至る。
青木さん、父親のつらい体験が根幹、ミャンマーにもしんどいものと説かれて、田辺さん、3/27を国軍記念日にされたが、占領していた日本軍にビルマ軍が蜂起した日、日本軍=ファシスト、反ファシスト蜂起。青木さん、日本軍に反乱の軍隊が今国民を苦しめているのはおかしいと説かれて、田辺さん、今の国軍は日本軍の作り上げたもので、そして日本軍に反乱。青木さん、ビルマでは軍政から民主化、スーチーさんも軟禁されても活躍したが、またクーデターの意味を問われて、田辺さん、日本のミャンマー人が怒り、軍は3度クーデター、1948年にイギリスから独立、議会制民主主義、しかし1960年に軍がクーデターで軍政を26年続けて、1988年、8888、8月8日に最大デモ、しかし軍はまたクーデター。2015年の選挙まで軍政、その際にスーチーさん大勝して民主化。国会は2つあり、NLDが関与して、ようやく民主化だと人々は何とかなったのに、昨年2月に3度目のクーデター、時計の後戻り、大変な失望、国民は怒り軍に抵抗。
青木さん、2015年にNLDが選挙で大勝して、ミャンマー民主化になったのに、と説かれて、田辺さん、ミャンマーはアジア最後の日本にとってのフロンティア、そしてビルマは注目されて、しかしまた軍政になり、ミャンマーの国民もしんどく、アジアにとってもマイナス、独裁に逆戻り。ミャンマーの人口は5000万人、アジアの途上、市場として日本は有力、勉強が好きで識字率も高く、その点でも有力。青木さんは、軍政は否定するが、スーチーさんのトップに国軍の支配、さらにスーチーさんにロヒンギャ問題で失望もあったと説かれて、田辺さん、スーチーさんは国軍に協力を求めてしまい、軍とロヒンギャを弾圧して70万人難民、それはジェノサイド、スーチーさん人権の擁護者であったのに、失望でも、ミャンマー国民はそれでもスーチーさんは国軍よりはるかにまし。
青木さん、ミャンマーの一般の方はロヒンギャをどう思うか、差別的かと問われて、田辺さん、イスラムからミャンマーに来て差別されて、人口も増えて商売もうまく、自分たちを取られると民族間の対立があり、1960年にロヒンギャはビルマ民族と認めない=市民権なしにされてしまい、ロヒンギャは人間扱いされず、しかし仏教徒はよそ者と排斥になってしまったものがある。青木さん、ミャンマーの全体、軍のクーデター、スーチーさんが軍と妥協してもダメであったかと問われて、田辺さん、ビルマ、ミャンマー国軍はいい意味でも悪い意味でも使命感、植民地支配を日本のファシストから解放の意識が強く、他に政治は任せられない、連邦国家は軍が支えている意識が強く、これが民主派と妥協は困難、3/27は司令官も民主派=テロリスト、潰すと宣言、今後ミャンマー国民には大変なことになる。
青木さん、軍隊は防衛のためだけでなく、ロシア軍や旧日本軍、使命感の暴走は民主主義を否定すると説かれて、田辺さん、独立は最初義勇軍であり、少数民族が軍を作り、武器を持つビルマ人の軍隊は日本軍が作った軍隊が反乱、最初日本のやり方で国軍を構成した大変な皮肉。反ファシストのはずが、だんだん日本からODAを軍政でもらい、対日反乱記念日の名称はそれでやめたものだが、日本にとって皮肉ではある。青木さん、ODAで国軍を支えたと説かれて、88年以降、日本に国軍反対の難民も来られたと説かれて、田辺さん、88世代、88年に学生の世代がタイ、日本に逃れて、日本に難民認定を90年代に求めたがなかなか認められず、学生と、少数問族もミャンマーだと迫害されて、日本政府に難民申請しても通らず、ミャンマーもウクライナに同情だが、日本はどうしてウクライナのみ優遇するかとミャンマー人は怒っている。
田辺さんは難民認定の裁判の通訳もされて、ミャンマーから難民申請された人は正式な発表はないが、最多で年間数十人申請、しかし日本が難民認定は10人に満たず、昨年はクーデターがあり、特別措置を法務省は認めて、無条件で6カ月在留認めたものを何とか延長はされているが、ウクライナの方にするような、最初から喜んで受け入れるようなことをミャンマーにしていない。
田辺さんは支援活動に関り、日本にミャンマー人は35000人ほどおられて、88直後の学生たちから、今は技能実習生と留学生、在留資格は得られて、日本に住み結婚もできるが、どちらも日本では労働力として日本で見られて人間として見られないものもあり、ミャンマー人は、実習生だと、ブローカー集団に数十万払わないと日本に来られず、それを日本で返済しない帰国できず、そしてブラック環境でちゃんと給与ももらえず、数字的には把握できないが、逃げる人は多く、九州などから東京に逃れる人は少なくない。話を聞くとひどい状況であり、日本で多文化共生はなく、安い労働力としか見ていない。
青木さん、ウクライナが大変で難民を受け入れるが、ミャンマー、アジアの皆さんが搾取されて、ミャンマーに見える日本の外国人政策に矛盾だと説かれて、田辺さん、ミャンマー人は日本人は好きでも、日本政府と大企業については別、ミャンマー人と民主化のために進出ならいいが、それの実現はなかなか大変、アジア人に厳しく、法務省は在留許可をほとんど出さず、ロヒンギャの方が日本に難民として来るのに難民認定を日本政府はせず、日本人が声を上げないといけない。青木さん、日本の付き合い方も問題、ミャンマーの民主化のために何が必要かと問われて、田辺さん、日本政府は民主主義の先輩ではない、民主主義を得るために日本人は革命などせず、実質封建体制のまま、むしろ日本はミャンマーに学ぶものが多く、長い歴史で闘ってきたミャンマーの方に支援をすべき、日本は偉そうにしてはいけない。テェズティマベとミャンマー語でありがとうというのを青木さん学ばれて、時間になり、青木さん、ミャンマー語は難しいもの、日本は難民認定「先進国」最悪で、労働力としてこさせているだけ、ウクライナで難民、避難民の問題があるが、日本の外国人政策は大問題、改善しないとこの国は潰れると締めくくられました。今日はウクライナからの避難民の方が20人来られて、NHKなどニュース特番、それはいいものの、アジアの方の苦境はテレビは報じず、この国がアメリカケツナメと、そしてアジア蔑視の差別体質にあるのが今後この国をさらなるネトウヨ社会にしないか不安、ラジオは言論の自由最後の砦です、以上、青木さん、田辺さんのお話でした。
J-WAVE JAM THE WORLD-UP CLOSE(2022/4/5) 青木理&田辺寿夫 ミャンマーの現状と歴史を語る、長い歴史の中で独裁・軍政との闘いを続けてきたミャンマー、日本のODAが国軍を育てた、日本は民主主義先進国ではなく、ミャンマーのように闘った皆さんのことを学ぶべき!
永岡です、J-WAVEのアマゾンミュージック配信のUP CLOSE、火曜日のニューススーパーバイザーはラジオジャーナリズム界の首位打者、青木理さんでした(https://music.amazon.co.jp/podcasts/8b57f1db-5114-443e-8ff9-eb4f6c35dc41/episodes/c2d61eab-69dd-423e-95c0-3b0d1fab9e18/jam-the-world---up-close-2022-04-05-%E9%9D%92%E6%9C%A8%E7%90%86%E3%80%8C%E3%83%9F%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%81%AE%E7%8F%BE%E7%8A%B6%E3%81%A8%E3%81%9D%E3%81%AE%E6%AD%B4%E5%8F%B2%E3%80%8D )。概略追跡します。
テーマはミャンマー(ビルマ)の現状と歴史、ゲストは60年のミャンマー研究の専門家、田辺寿夫さん、ウクライナのことが問題の中で、忘れられているミャンマーについて青木さん取り上げたいとの意図、田辺さんの名前は私・永岡も初めて聞きました。
ニュースはプーチン氏のウクライナ侵攻一色であり、しかしミャンマーは日本に親しい国で、民主的な政権が軍事で蹂躙されたのは同じ、田辺さんは大阪外語大でビルマ語を学び、NHK国際放送、ラジオも海外向けにやり、短波ラジオでビルマ語のものを作られて、その後日本のミャンマーの方と交流、日本でミャンマー語のできるのは東京と大阪で年間30人学ぶのみ、毎年数十人しか学ばず、田辺さん、ビルマ語を目指したのは、1943年生まれ、父親が戦争体験者、公務員から徴兵されてビルマに行き大変な目に会い、敗戦後2年してやっと復員、その時に田辺さん父親と会い、それでビルマに関心を持ち今に至る。
青木さん、父親のつらい体験が根幹、ミャンマーにもしんどいものと説かれて、田辺さん、3/27を国軍記念日にされたが、占領していた日本軍にビルマ軍が蜂起した日、日本軍=ファシスト、反ファシスト蜂起。青木さん、日本軍に反乱の軍隊が今国民を苦しめているのはおかしいと説かれて、田辺さん、今の国軍は日本軍の作り上げたもので、そして日本軍に反乱。青木さん、ビルマでは軍政から民主化、スーチーさんも軟禁されても活躍したが、またクーデターの意味を問われて、田辺さん、日本のミャンマー人が怒り、軍は3度クーデター、1948年にイギリスから独立、議会制民主主義、しかし1960年に軍がクーデターで軍政を26年続けて、1988年、8888、8月8日に最大デモ、しかし軍はまたクーデター。2015年の選挙まで軍政、その際にスーチーさん大勝して民主化。国会は2つあり、NLDが関与して、ようやく民主化だと人々は何とかなったのに、昨年2月に3度目のクーデター、時計の後戻り、大変な失望、国民は怒り軍に抵抗。
青木さん、2015年にNLDが選挙で大勝して、ミャンマー民主化になったのに、と説かれて、田辺さん、ミャンマーはアジア最後の日本にとってのフロンティア、そしてビルマは注目されて、しかしまた軍政になり、ミャンマーの国民もしんどく、アジアにとってもマイナス、独裁に逆戻り。ミャンマーの人口は5000万人、アジアの途上、市場として日本は有力、勉強が好きで識字率も高く、その点でも有力。青木さんは、軍政は否定するが、スーチーさんのトップに国軍の支配、さらにスーチーさんにロヒンギャ問題で失望もあったと説かれて、田辺さん、スーチーさんは国軍に協力を求めてしまい、軍とロヒンギャを弾圧して70万人難民、それはジェノサイド、スーチーさん人権の擁護者であったのに、失望でも、ミャンマー国民はそれでもスーチーさんは国軍よりはるかにまし。
青木さん、ミャンマーの一般の方はロヒンギャをどう思うか、差別的かと問われて、田辺さん、イスラムからミャンマーに来て差別されて、人口も増えて商売もうまく、自分たちを取られると民族間の対立があり、1960年にロヒンギャはビルマ民族と認めない=市民権なしにされてしまい、ロヒンギャは人間扱いされず、しかし仏教徒はよそ者と排斥になってしまったものがある。青木さん、ミャンマーの全体、軍のクーデター、スーチーさんが軍と妥協してもダメであったかと問われて、田辺さん、ビルマ、ミャンマー国軍はいい意味でも悪い意味でも使命感、植民地支配を日本のファシストから解放の意識が強く、他に政治は任せられない、連邦国家は軍が支えている意識が強く、これが民主派と妥協は困難、3/27は司令官も民主派=テロリスト、潰すと宣言、今後ミャンマー国民には大変なことになる。
青木さん、軍隊は防衛のためだけでなく、ロシア軍や旧日本軍、使命感の暴走は民主主義を否定すると説かれて、田辺さん、独立は最初義勇軍であり、少数民族が軍を作り、武器を持つビルマ人の軍隊は日本軍が作った軍隊が反乱、最初日本のやり方で国軍を構成した大変な皮肉。反ファシストのはずが、だんだん日本からODAを軍政でもらい、対日反乱記念日の名称はそれでやめたものだが、日本にとって皮肉ではある。青木さん、ODAで国軍を支えたと説かれて、88年以降、日本に国軍反対の難民も来られたと説かれて、田辺さん、88世代、88年に学生の世代がタイ、日本に逃れて、日本に難民認定を90年代に求めたがなかなか認められず、学生と、少数問族もミャンマーだと迫害されて、日本政府に難民申請しても通らず、ミャンマーもウクライナに同情だが、日本はどうしてウクライナのみ優遇するかとミャンマー人は怒っている。
田辺さんは難民認定の裁判の通訳もされて、ミャンマーから難民申請された人は正式な発表はないが、最多で年間数十人申請、しかし日本が難民認定は10人に満たず、昨年はクーデターがあり、特別措置を法務省は認めて、無条件で6カ月在留認めたものを何とか延長はされているが、ウクライナの方にするような、最初から喜んで受け入れるようなことをミャンマーにしていない。
田辺さんは支援活動に関り、日本にミャンマー人は35000人ほどおられて、88直後の学生たちから、今は技能実習生と留学生、在留資格は得られて、日本に住み結婚もできるが、どちらも日本では労働力として日本で見られて人間として見られないものもあり、ミャンマー人は、実習生だと、ブローカー集団に数十万払わないと日本に来られず、それを日本で返済しない帰国できず、そしてブラック環境でちゃんと給与ももらえず、数字的には把握できないが、逃げる人は多く、九州などから東京に逃れる人は少なくない。話を聞くとひどい状況であり、日本で多文化共生はなく、安い労働力としか見ていない。
青木さん、ウクライナが大変で難民を受け入れるが、ミャンマー、アジアの皆さんが搾取されて、ミャンマーに見える日本の外国人政策に矛盾だと説かれて、田辺さん、ミャンマー人は日本人は好きでも、日本政府と大企業については別、ミャンマー人と民主化のために進出ならいいが、それの実現はなかなか大変、アジア人に厳しく、法務省は在留許可をほとんど出さず、ロヒンギャの方が日本に難民として来るのに難民認定を日本政府はせず、日本人が声を上げないといけない。青木さん、日本の付き合い方も問題、ミャンマーの民主化のために何が必要かと問われて、田辺さん、日本政府は民主主義の先輩ではない、民主主義を得るために日本人は革命などせず、実質封建体制のまま、むしろ日本はミャンマーに学ぶものが多く、長い歴史で闘ってきたミャンマーの方に支援をすべき、日本は偉そうにしてはいけない。テェズティマベとミャンマー語でありがとうというのを青木さん学ばれて、時間になり、青木さん、ミャンマー語は難しいもの、日本は難民認定「先進国」最悪で、労働力としてこさせているだけ、ウクライナで難民、避難民の問題があるが、日本の外国人政策は大問題、改善しないとこの国は潰れると締めくくられました。今日はウクライナからの避難民の方が20人来られて、NHKなどニュース特番、それはいいものの、アジアの方の苦境はテレビは報じず、この国がアメリカケツナメと、そしてアジア蔑視の差別体質にあるのが今後この国をさらなるネトウヨ社会にしないか不安、ラジオは言論の自由最後の砦です、以上、青木さん、田辺さんのお話でした。