これを公開してもよいか考えた。だが孫崎先生は様々な思索のうえで公開なさったと思う。孫崎享先生の思索をしっかり咀嚼していこうという思いで転載させていただきます。(櫻井拝)
孫崎享のつぶやき
健康・大腸ポリープ切除
2023-07-03 07:18
私は健康に自信過多であったように思う。
もともとは喘息である。30歳に喘息になった。空気が入らなくて、一歩も歩けない症状が出たこともあった。当時流行の減感作療法を避け、体力不足を痛感しジョギングを開始した。約5年後喘息は出なくなった。
47歳の時。勤務地のカナダで、初めてモントリオールマラソンを走った。日本でその後荒川マラソンと東京マラソンを走った。
だが走り込みが過ぎて、親指付け根に通風症状が出るなど(コロナ二回目の接種時もここに症状発生)が出るなど走行プランが狂ったが、一応ジョギングが生活の中に入っている。
こうした中で、健康診断は受けてこなかった。
それに回りでガンになった人もいる。彼(旧大蔵省)は過剰なガン治療で健康を損なったと言っていて、どうもガン検査に前向きになれなかった。
近くの医者に勧められ定期検診を受けた。便の二つの検査一つに血が混じり、内視鏡検査をうけた。「大丈夫ですよ。ガンではないと思います」と言われた。
内視鏡検査で大きいポリープが見つかった。10数年経過しているだろうということだった。切除し、その近辺の小さなポリープは切除が難しくそのままとなった。
二週間後検査でポリープ内にがん細胞があることが判明したが、ポリープがこれを覆っている状況だった。
約三か月後、先週の土曜日病院にいった。完治していて、見つけるのが難しい位であった。隣の小さなポリープもついでに切除された。
医師に「半年後来ていいですか」というと「全くその必要はない。一年後に来てください」ということであった。
こうした経験でいえる事、やはり「健康診断を受けなさい。そして機会があれば大腸の内視鏡検査を受けなさい。」
自分で確保できる健康と、医者に頼らなければならない健康とがある。今日後者への依存が過剰であるにせよ。
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孫崎享のつぶやき
健康・大腸ポリープ切除
2023-07-03 07:18
私は健康に自信過多であったように思う。
もともとは喘息である。30歳に喘息になった。空気が入らなくて、一歩も歩けない症状が出たこともあった。当時流行の減感作療法を避け、体力不足を痛感しジョギングを開始した。約5年後喘息は出なくなった。
47歳の時。勤務地のカナダで、初めてモントリオールマラソンを走った。日本でその後荒川マラソンと東京マラソンを走った。
だが走り込みが過ぎて、親指付け根に通風症状が出るなど(コロナ二回目の接種時もここに症状発生)が出るなど走行プランが狂ったが、一応ジョギングが生活の中に入っている。
こうした中で、健康診断は受けてこなかった。
それに回りでガンになった人もいる。彼(旧大蔵省)は過剰なガン治療で健康を損なったと言っていて、どうもガン検査に前向きになれなかった。
近くの医者に勧められ定期検診を受けた。便の二つの検査一つに血が混じり、内視鏡検査をうけた。「大丈夫ですよ。ガンではないと思います」と言われた。
内視鏡検査で大きいポリープが見つかった。10数年経過しているだろうということだった。切除し、その近辺の小さなポリープは切除が難しくそのままとなった。
二週間後検査でポリープ内にがん細胞があることが判明したが、ポリープがこれを覆っている状況だった。
約三か月後、先週の土曜日病院にいった。完治していて、見つけるのが難しい位であった。隣の小さなポリープもついでに切除された。
医師に「半年後来ていいですか」というと「全くその必要はない。一年後に来てください」ということであった。
こうした経験でいえる事、やはり「健康診断を受けなさい。そして機会があれば大腸の内視鏡検査を受けなさい。」
自分で確保できる健康と、医者に頼らなければならない健康とがある。今日後者への依存が過剰であるにせよ。
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