【現代思想とジャーナリスト精神】

価値判断の基軸は自らが判断し思考し実践することの主体であるか否かであると考えております。

【転載】山本太郎は都知事選に立候補すべきか?➀

2020-06-14 18:32:26 | 転載
山本太郎勝手に応援
2020/06/14 04:34
目次
1.都知事選「現職は二期目の選挙で100%勝つ」
2.小池百合子の基礎票は280万票!?
3.宇都宮けんじさんの基礎票は約200万票!?
4.桜井、立花、小野、堀江、七海予定候補者など
5.小池百合子の獲得票数が減るか?増えるか?



1.都知事選「現職は二期目の選挙で100%勝つ」
これが歴史的事実。

戦後全ての都知事選(20回)において
現職の二期目選挙が5回。
47年安井  70万➡143万
59 東  182万➡229万
71 美濃部220万➡361万
83 鈴木 190万➡235万
03 石原 166万➡308万。

◉全員が2期目当選
◉全員が得票数大幅増
◉戦後の歴史の中で、現職が二期目の選挙で負けたのはただの一度もない。

これが「標準」としておさえるべき歴史的事実ね。

もちろん
だから無理というのではない。
「非常に厳しい戦い」だと。


だからこそ
勝つためには
冷静に分析、歴史からの学びが勝利には必須だと。

2.小池百合子の基礎票は280万票!?
◉前回2016年の都知事選で小池百合子は291万票を獲得。
 ・背景は「舛添要一が自らの公私混同問題での批判を受け辞任」。
 ・構図は「舛添や自民党会派の体質批判」「対自民!」
 つまり、立憲結党時と同じく”一人で正義に立ち向かう勇者”への同情票

◉翌年、都民ファが圧倒的な強さで都議49議席を獲得。
 ・これ「ガチで革命的な結果」をもたらした。
 ・「初の都議会選挙」で「49勝1敗」「ほぼ1位当選」
 ・推薦(公明・ネット)含め79議席、いきなり過半数獲得!

これらを背景に「基礎票」を算出する。
*基礎票=①プロセスと②結果の両方の存在を前提
 ①プロセス
 ・日常的な政治活動(議員や予定候補者)が行われ
 ・直接的な人間関係ができている(=投票依頼可能な名簿数)。
 ②過去の投票での獲得票数


都知事選挙における小池百合子の基礎票とは
◉都民ファ&公明党をベースにしてみると
 合計 約280万票 となる。
 ・都民ファ=185万票
 ・公明党 = 94万票

*生活者ネット=本来生活者視点・レフトであり、立憲結党後は都民ファ・希望の党系列よりも立憲系との親和性が高いと判断したため。 都議会は1議員だけでメインは区議会議員ですね。

3.宇都宮けんじさんの基礎票は約200万票!?
・2012年96万票(共産・社民・緑・新社会・未来・生活ネット)
・2014年98万票(共産・社民・緑・新社会)
 これが過去実績で

◉今回は立憲・共産・社民が支援。
 昨年参院比例代表得票数から
◉基礎票は196万票 となる。
・立憲118万、共産70万、社民8万

4.桜井、立花、小野、堀江、七海予定候補者など
小野泰輔(日本維新の会)は52万票(2019比例代表)
立花孝志(NHKから国民を守る党)は13万票(2019比例代表)
桜井誠さんは11万票(2016都知事)
七海ひろ子さん(幸福実現党)は3万票(2019比例代表)

◉これらの合計が80万票です。

あと、堀江貴文さんね、これは未知数ですね。

5.小池百合子の獲得票数が減るか?増えるか?
《過去データから冷静に判断》すると
小池百合子は現職二期目で
◉票を少なくても40万票伸ばす可能性が高い
(歴史上、40万以上伸びず/二期目で落選の都知事は存在しない)

一方で
《個別状況を丁寧に見る》と
◉小池百合子は票を落とす可能性も否定できない
・基礎票(前回都議選)は「加計学園問題勃発」「豊田由美子パワハラ音声」「“共謀罪”(テロ等準備罪)の採決」などによって”消極的な安倍支持層が一気にお灸をすえる”という特殊な状況下での結果だったと思われるからである。 *こちらがとても参考になる*

とは言いつつ
◉現状の私たちはコロナ禍という大きな不安の中にいる。
そのような場合には「依存しやすく」「安心できる、聞きざわりの良い話だけ受け止める」「批判や反省などが共感されくい」心理状況とも言える...。

つまるところ
◉両方の可能性があり、予測不可能。
 とは言いつつ
◉『最低240万票はないとまともな勝負にならない』
 というのがひとつの結論ではないか?

ーー

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