日刊スポーツ新聞社 によるストーリー • 18 分
フリーアナウンサー膳場貴子(49)は30日、8年間キャスターを務めてきたTBS「報道特集」(土曜午後5時半)を卒業した。
膳場は番組の最後に「報道特集を離れます」と切り出し「8年間お付き合いをいただいたのですが、この8年間は調査報道の意義が増すのを実感する時期でもありました。今は情報量も多いですし、だれもが発信できる時代です。いいことだと思います」と、この8年間を振り返った。
その上で「でも同時に、フェイク情報をうのみにしてしまったり、どこかで聴きかじった、だれかの意見で議論をすませてしまったりという危うさを感じています」と、情報発信のあり方について私見を口にした。「現場で当事者の声をうかがって、事実を積み上げてお伝えするこの番組が、みなさんの役に立てたらいいなという思いで毎週、この場におりました」とも述べ「あらためて8年間、ありがとうございました」と視聴者に謝意を示した。
NHKアナウンサー出身の膳場は、2016年4月から「報道特集」キャスターを務めてきた。4月7日からは、関口宏(80)に代わり同局系「サンデーモーニング」(日曜午前8時)の新たな司会に就任する。
膳場の後任となる「報道特集」の新キャスターは、TBS山本恵里伽アナウンサー(30)が務める。
膳場貴子アナ(2021年6月撮影)
© 日刊スポーツ新聞社
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