【現代思想とジャーナリスト精神】

価値判断の基軸は自らが判断し思考し実践することの主体であるか否かであると考えております。

【永岡浩一さんからの通信】TBSラジオ 荻上チキセッション(2022/7/21) 

2022-07-21 19:05:00 | 転載
永岡浩一さんからの通信


TBSラジオ 荻上チキセッション(2022/7/21) 安田浩一&安田菜津紀 安倍氏暗殺を差別社会、日本の存在から語る、安倍政権はマイノリティを犠牲にしてのし上がり選挙に勝てば何をしてもいい破綻した弱肉強食の救いのない社会を作り、人権と民主主義を犠牲にした独裁の中で絶望が犯罪を起こし、こんな破綻システムは一掃しないと日本そのものが崩壊することを警告する!



 永岡です、TBSラジオの、荻上チキセッション、本日の特集は安倍氏暗殺のこと、ジャーナリストの安田浩一さん、フォトジャーナリストの安田菜津紀さんが出られました、タイムフリーで聞きました。アシスタントは南部広美さんでした。要点のみ書き起こしします。同じ安田さんなので、浩一さん、菜津紀さんでいきます。

 安倍氏暗殺を我々はどう受け止めたらいいのか、菜津紀さんのダイアログ・フォー・ピープルにて、犯人は在日などのヘイトスピーチを警告、浩一さんも差別を警告、お二人は外国人差別の現場の本を出されて、浩一さん、入管問題は差別の問題、技能実習生も同じ、それらの視点から社会への警告、浩一さんは、一報を聞いて嫌な予感、何かあったら外国人叩きを危惧、ヘイトクライム、特にマイノリティを犯人とするのに危惧。菜津紀さんもデマの拡散を危惧されて、在日コリアンの知人と当日、外に出るのが怖い!朝鮮学校は見回り強化をしたほど。それほど差別がマジョリティの特権になり叩かれるものは声を上げたらよりひどくされて、マジョリティの問題、浩一さんは新聞でこれを警告、浩一さんも、在日コリアンの方から、犯人が在日コリアンでないことを祈る、もしそうなら・・日本国籍のものはそんなことを考えなくていいが、マイノリティのことを考えてほしい、それも選挙期間中。菜津紀さん、選挙運動としてヘイトスピーチがされた選挙、ウトロ地区にヘイトスピーチ、住民は選挙権なし、叩かれるマイノリティのことを考えてほしい。

 チキさんも、精神疾患の方が叩かれる危惧を解かれて、その点当事者からメールをもらい、差別を危惧する声を聞いて、ともかくマイノリティ叩き、犯罪だと外国人、精神疾患叩きはダメ。菜津紀さん、ヘイトクライムの起きた時に、力のあるものがそれをやめるようにいうのは意味があり、昨年8月にウトロ地区放火、差別が原因、半年後、古川法務大臣はまともに答えず、技能実習生の人権侵害事件もあり、差別否定に権力はあまりに消極的=差別者にお墨付き。

 チキさん、片山さつき氏、奈良県警に圧力であり、情報の出方に問題と解かれて、マイノリティ攻撃に政府関係者は言及せず、他方安倍氏国葬などアカンと説かれて、浩一さん、権力者は語るべきことを語らず、語らなくていいことを語り、アメリカのヘイトクライムでガバメントスピーチ、差別主義者に居場所なしというものがあり、マイノリティを守るため。事件で恐怖を覚える方は被害者、政府は困難な人を助けることなのに、日本ではされていない。菜津紀さん、安倍政治は強いものにすり寄り弱いものいじめ、マイノリティは常に恐怖、こんな社会で国葬などありえず、岸田氏のいうのはデタラメ、民主主義というが、外国人には投票権なし、アベスガキシダ政権で彼らは弾圧、国葬などありえない。

 チキさん、世論調査では国葬が二分されているのに茂木氏、異論を聞かないと危惧されて、リスナーより国葬は野党の声無視とのものがあり、浩一さん、国葬に半分も賛成は脅威、日本社会、科研費、あいちトリエンナーレなどで国民の税金を無駄にするなという声があるのに、国葬の税金の浪費にどうしてネトウヨは沈黙するのか、無条件に追悼などダメ、ましてやモリカケサクラと税金の浪費をしてきた自民ならなおさら。チキさんも、ある税金の使途は執拗に叩くのに、別のものを黙認は民主主義否定だと説かれて、与党、政府にさらに厳しい姿勢が必要で、しかし与党が選挙に勝ち続けて独裁になり、居直り。

 菜津紀さん、いずれほとぼりが醒めるという、安倍政権の独裁が安倍氏の死後も続いて、国葬は独裁、反対の声を上げるのは「国民」ではないのかと怒られて、国葬の法的根拠なし、禁止なしなので閣議決定は民主主義否定。チキさんも、書かれていない禁止されていないものをやるのを批判されて、行使するなら国民の声を聞くべき。菜津紀さん、岸田氏、聞く力とは何かと問われました。

 メディアの報道は変化、今はカルトに対するもの、菜津紀さん、このラジオでも慎重に議論したもの、犯行の動機はまだ不明だが、宗教二世、カルトに家族がはまり生活破綻,、そういう大変な人は多く、大学まで無償で行ける、生活保護は権利の姿勢があったら防げたもの、弱いものを叩いてきた破綻社会の成れの果てにこの事件、生活保護引き下げはデタラメな指数に基づいて、社会構造に問題がある。

 チキさん、社会がまともなら起きていない事件でもあり、安倍氏に批判的な人間の犯行ではなく、親ガチャは政治の敗北、宗教二世は都市部で勢力を伸ばすためにやっていて、どんな家庭に生まれても幸せになるべきと説かれて、浩一さん、教育と医療は生きるのに必須なのに、それから外された人が激増、生活保護は安倍政権で切られて、施しから逸脱せず、アクセスできず、生活保護はもらって当然なのに、安倍政権は弱肉強食、勝ったもののみ優遇して負けたものは切り捨て、そこに宗教というのは今の空気、宗教は痒い所に手が届くもの、教育、福祉より宗教はアクセスしやすいもの。チキさん、解雇、病気の際に宗教が声、そしてその中にカルトがあり、社会、コミュニティの力が問われている。

 リスナーより、報道も統一教会と政治のものになり、民主主義の危機を語るもの、事件が現状を変えて、議会制民主主義をこれを機にちゃんとすべき、特定の宗教団体に与党が支配されたら民主主義の終わりとの声があり、チキさん、マイノリティが人身御供にされた安倍政権、統一教会とフェミニズム、夫婦別姓、同性婚、移民を否定するのは統一教会の意向、統一教会と自民はウィンウィン、マイノリティが犠牲にされてきたと説かれて、菜津紀さん、政治と宗教の関係を糺すべき、そして無視してきた声にどう向き合うか、ウィシュマさん殺害事件は裁判になり、入管で殺された外国人は安倍政権のみで10人、刑事責任は一人も問われず、入管の権力を強くして、マイノリティ排除をしてきた安倍政権、国はマイノリティを犠牲にして、ウィシュマさんの家族は、遺品が命だと語り、小さくて、社会で見過ごされるものを救うべき。浩一さん、統一教会と政治の癒着、統一教会は反共、そして家制度を強調して、しかし家族がそれで崩壊、それを認めた政権の責任。外国人は投票権を持たず、なのに民主主義への挑戦と岸田氏らはいうが、国葬、安倍政権、自民党政権が民主主義を破壊してきて、マイノリティを犠牲にしてのし上がった安倍政権、ウトロ放火は、犯人、韓国人を憎み、安倍政権は差別社会を残して、人権をどう守るか大変なことだと締めくくられました、以上、浩一さん、菜津紀さんのお話でした。


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