孫崎享のつぶやき
自民党総裁選は岸田・高市連合が河野を破る流れ。どちらがなってもいい。安倍・麻生の支配体制が続くだけだ。そして後ろにジャパンハンドラーが操る。だが3A(安倍、麻生・甘利)+S(菅)の菅氏が何故河野支持か。次の選挙で菅氏は落選の危機。反河野は取れない。
・私は昨日次のツイートをおこなった。
「ある元官僚:終わったよ。岸田になろうが高市になろうがどちらでもいい。河野にはならない。もう変革はないよ。一寸手術しようかと思ったが又腹を縫い合わせた。そんなとこだな。米国支配ーそれを受け取る安倍等。これで行くという事だよ。」
この人物は、引退しているだけでない。
今日も自己の人脈を通じ、情報を集めている。
・流れは明白である。
第一回投票で、特定人物が過半数を取るのは難しい。第二回投票では、安倍・麻生などのが支持する岸田や高市の連合が生じ、彼らのどちらかが河野を破る。そして安倍・麻生らの裏での影響力の行使が続く。それは米国の「ジャパンハンドラー」の影響力行使をも意味する。
・こうした中、従来の3A(安倍、麻生、甘利)+S(菅)の中で、菅氏が河野支援と変調を示した。
何故か。前回の横浜市長選で菅氏の推した候補が敗北した。投票結果を見ると、菅氏の選挙区でも、菅氏の推薦候補が相手より少ない票である。この状況は菅氏自身の当選を危うくしている。
加えて河野氏を支援した小泉進次郎は神奈川県候補である。河野氏も神奈川県候補である。神奈川県の自民党候補者の中に強い支持がある。ここで「反河野」を出せば衆議院選での敗北の可能性が高くなる。だから河野支持となった。
菅氏を巡る動きについては「田中龍作ジャーナル」が「<売国奴を葬る…神奈川2区はスケールの大きな選挙に>ジャパン・ハンドラーVS.ハマっ子連合 日本の独立問う選挙」を掲載しているので転載する。
*******************************
「日本はいつまでアメリカの属国を続けるつもりなのか?」理不尽な問題をあらためて有権者に問い、売国奴を葬る・・・衆院神奈川2区はスケールの大きな選挙になりそうだ。
菅義偉はうち続く失政のため政権を維持できなくなった。ところが米国バイデン政権は、今月末で総理を退く菅を呼び、面会するのである。
日本国民にとっては用済みの菅だが、米国にとってはまだまだ利用のしがいがあるようだ。ジャパン・ハンドラーとの関係が指摘される河野、小泉のお目付け役としてだろう。
神奈川2区で当選を重ねてきた(現在8期目)菅だが、今度の選挙は楽観を許さない。8月の横浜市長選挙で菅が推す候補は大敗を喫し、2区では2万票もの差をつけられた。
11月実施が確実視されている総選挙で、菅に立ちはだかるのが岡本英子(立憲・元)だ。親子3代続いてのハマっ子にして、横浜市議会議員を4期務めた。
岡本はIRカジノ誘致に反対する署名運動を通じて、ハマのドンこと藤木幸夫と意気投合した。
「神聖な港にカジノを持って来ようとする菅は許せない」「(次の)市議会議員選挙で自民党は全員落とす」という藤木にとって岡本は盟友のような存在だ。何よりハマっ子同士の絆は強い。
藤木は「(総選挙は)応援するよ」とまで言う。
藤木が岡本陣営に加われば、本来は菅に入るはずの保守票が、岡本に流れる。菅から引きはがした票を積むのだから、2倍の効果を生む。1万票は2万票、2万票は4万票となる。
2009年の衆院選で菅は民主党(立憲の前身)候補にわずか500票差に詰め寄られ、かろうじて逃げ切った。
年金不祥事などで自民党に愛想を尽かした有権者が民主党に入れたためだ。コロナ失政は命と健康が関わっているだけに、怒りは年金の比ではない。
横浜市長選挙の結果は、いまなお大きな影響を持ち続ける。岡本が街宣で市長選挙に触れると、有権者は振り向く。
この勢いが続けば、衆院選開票日の夜は、米国のジャパン・ハンドラーたちが目をむくような結果が出るかもしれない。
自民党総裁選は岸田・高市連合が河野を破る流れ。どちらがなってもいい。安倍・麻生の支配体制が続くだけだ。そして後ろにジャパンハンドラーが操る。だが3A(安倍、麻生・甘利)+S(菅)の菅氏が何故河野支持か。次の選挙で菅氏は落選の危機。反河野は取れない。
・私は昨日次のツイートをおこなった。
「ある元官僚:終わったよ。岸田になろうが高市になろうがどちらでもいい。河野にはならない。もう変革はないよ。一寸手術しようかと思ったが又腹を縫い合わせた。そんなとこだな。米国支配ーそれを受け取る安倍等。これで行くという事だよ。」
この人物は、引退しているだけでない。
今日も自己の人脈を通じ、情報を集めている。
・流れは明白である。
第一回投票で、特定人物が過半数を取るのは難しい。第二回投票では、安倍・麻生などのが支持する岸田や高市の連合が生じ、彼らのどちらかが河野を破る。そして安倍・麻生らの裏での影響力の行使が続く。それは米国の「ジャパンハンドラー」の影響力行使をも意味する。
・こうした中、従来の3A(安倍、麻生、甘利)+S(菅)の中で、菅氏が河野支援と変調を示した。
何故か。前回の横浜市長選で菅氏の推した候補が敗北した。投票結果を見ると、菅氏の選挙区でも、菅氏の推薦候補が相手より少ない票である。この状況は菅氏自身の当選を危うくしている。
加えて河野氏を支援した小泉進次郎は神奈川県候補である。河野氏も神奈川県候補である。神奈川県の自民党候補者の中に強い支持がある。ここで「反河野」を出せば衆議院選での敗北の可能性が高くなる。だから河野支持となった。
菅氏を巡る動きについては「田中龍作ジャーナル」が「<売国奴を葬る…神奈川2区はスケールの大きな選挙に>ジャパン・ハンドラーVS.ハマっ子連合 日本の独立問う選挙」を掲載しているので転載する。
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「日本はいつまでアメリカの属国を続けるつもりなのか?」理不尽な問題をあらためて有権者に問い、売国奴を葬る・・・衆院神奈川2区はスケールの大きな選挙になりそうだ。
菅義偉はうち続く失政のため政権を維持できなくなった。ところが米国バイデン政権は、今月末で総理を退く菅を呼び、面会するのである。
日本国民にとっては用済みの菅だが、米国にとってはまだまだ利用のしがいがあるようだ。ジャパン・ハンドラーとの関係が指摘される河野、小泉のお目付け役としてだろう。
神奈川2区で当選を重ねてきた(現在8期目)菅だが、今度の選挙は楽観を許さない。8月の横浜市長選挙で菅が推す候補は大敗を喫し、2区では2万票もの差をつけられた。
11月実施が確実視されている総選挙で、菅に立ちはだかるのが岡本英子(立憲・元)だ。親子3代続いてのハマっ子にして、横浜市議会議員を4期務めた。
岡本はIRカジノ誘致に反対する署名運動を通じて、ハマのドンこと藤木幸夫と意気投合した。
「神聖な港にカジノを持って来ようとする菅は許せない」「(次の)市議会議員選挙で自民党は全員落とす」という藤木にとって岡本は盟友のような存在だ。何よりハマっ子同士の絆は強い。
藤木は「(総選挙は)応援するよ」とまで言う。
藤木が岡本陣営に加われば、本来は菅に入るはずの保守票が、岡本に流れる。菅から引きはがした票を積むのだから、2倍の効果を生む。1万票は2万票、2万票は4万票となる。
2009年の衆院選で菅は民主党(立憲の前身)候補にわずか500票差に詰め寄られ、かろうじて逃げ切った。
年金不祥事などで自民党に愛想を尽かした有権者が民主党に入れたためだ。コロナ失政は命と健康が関わっているだけに、怒りは年金の比ではない。
横浜市長選挙の結果は、いまなお大きな影響を持ち続ける。岡本が街宣で市長選挙に触れると、有権者は振り向く。
この勢いが続けば、衆院選開票日の夜は、米国のジャパン・ハンドラーたちが目をむくような結果が出るかもしれない。