【日本歳時記２０１９・６．１】～ＴＢＳ報道特集～ 櫻井 智志

写真は拙稿中に出てくる宮本憲一氏

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アメリカ・トランプと中国の全面的経済対決。アメリカ側が言うように、仮に「ファーウエイが中国政府のスパイ」だとしよう。では、アメリカＣＩＡの有能なメンバーだったスノーデン氏が、アメリカから亡命し、身の危険をかえりみず、勇気と正義感、危機意識と義務感とともに公言した《アメリカCIAに世界中の情報が蒐集されている》その実際のプロセスの生々しい暴露された実態の公開された情報を、どう論評するのか、アメリカ政府は。

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ファーウエイを中国政府のスパイ企業とアメリカ・トランプ大統領側はみなしている。膳場キャスターがおっしゃる「ファーウエイはグローバル企業となっていて、簡単に中国一国の企業とは言い切れない企業段階にある」という趣旨の解説に（なるほど！）と教えられた。超大国リーダーの科学的認識の誤謬は、それ自体が大きな情報災害ともなる。

③

高齢化社会の本格的到来に、社会のシステムを全面的に広い分野において見直し、政策を構造的分析によって官公庁を超えて、「高齢者の生活」「過疎過密地の国公共交通体系」「地域コミュニテイの根本的再建策プラン」を検討する時期にきている。

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旭川市のの乗り合いタクシーの実例を見る。１日の利用者は２０人程度。赤字は・・・・私は島恭彦氏の愛弟子でもある財政学の宮本憲一氏が出版された名著『社会資本論』を学生時代の夏休みに読み感銘を受けた。社会的公共の生活手段、生産手段に、単純な黒字赤字の二分論は間違いと感じる。《コストの要素》の中に、住民が生活手段としていかに高度の必要性を求めているのかを加えると、採算が成立するのかどうか、だとか、収益がどうとか、だとかしか勘定計算本位の視界は、大きく変貌し、目の前の認識の景色はがらっと変わる。