【現代思想とジャーナリスト精神】

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日刊スポーツ紙転載

2023-10-21 21:17:24 | 転載と私見
「サンモニ」後任の膳場貴子、現在担当「報道特集」の来年4月以降は未定…TBS「今後検討」




TBSは20日、同局系報道番組「サンデーモーニング」(通称サンモニ、日曜午前8時)司会の関口宏(80)が来年3月末で勇退し、同年4月からフリーアナウンサー膳場貴子(48)が後任を務めると発表した。

同局は取材に対し、勇退の経緯を説明。「関口さんの80歳の節目なので、ご本人とTBSで『サンデーモーニング』の今後について意見交換をしていく中で、勇退が決定した」とコメントした。また後任の膳場は現在、同局系で「報道特集」(土曜午後5時半)キャスターを務めているが、来年4月以降の同番組については未定で「今後検討します」としている。

膳場は「視聴者の皆さまに大きな支持を頂いてきた歴史ある番組ですので、バトンを引き継ぐ責任の重さを感じています。『サンデーモーニング』の精神を大事にして、これからも信頼ある番組をお届けしていけるよう励んで参ります」とコメントした。膳場は現在キャスターの「報道特集」の他、06年3月のNHK退局後には同年9月から「筑紫哲也 NEWS23」「NEWS23」キャスターを16年まで務めていた。


同局は、司会交代後も「これまでの“レガシー”を継承し、新たな『サンデーモーニング』としてスタートします」と番組名を継続することを明言。関口はBS-TBSで新番組を担当することも明らかにした。

写真:©日刊スポーツ社


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関口宏、TBS「サンデーモーニング」24年3月末で勇退 後任は膳場貴子 36年にわたり司会
日刊スポーツ社転載


TBSは20日、同局系報道番組「サンデーモーニング」(通称サンモニ、日曜午前8時)司会の関口宏(80)が来年3月末で勇退し、同年4月からフリーアナウンサー膳場貴子(48)が後任を務めると発表した。

関口は87年の番組スタートから36年にわたり司会を務めてきた。局を通じ「まだまだ自分は元気だが、世代交代というのも大事。4月からはBS-TBSで新しいことにチャレンジするので期待してください。膳場さんならサンデーモーニングの良さをさらに発展されると期待しています」とコメントした。

膳場は「視聴者の皆さまに大きな支持を頂いてきた歴史ある番組ですので、バトンを引き継ぐ責任の重さを感じています。『サンデーモーニング』の精神を大事にして、これからも信頼ある番組をお届けしていけるよう励んで参ります」とコメントした。膳場は現在、同局系で「報道特集」(土曜午後5時半)キャスターを務めている他、06年3月のNHK退局後、同年9月から「筑紫哲也 NEWS23」「NEWS23」キャスターを16年まで務めていた。


同局は、司会交代後も「これまでの“レガシー”を継承し、新たな『サンデーモーニング』としてスタートします」と番組名を継続することを明言。関口はBS-TBSで新番組を担当することも明らかにした。
「サンモニ」は関口の司会で1週間のニュースを振り返る同局日曜の名物的存在。名物コーナー「週刊御意見番」では「御意見番」コメンテーターとして、元日本ハム監督の大沢啓二氏(10年死去)や、張本勲氏、上原浩治氏らが出演し、「あっぱれ!」「喝!」といった評論の決めぜりふも浸透した。

◆サンデーモーニング TBS系列で1987年10月から毎週日曜日に生放送の報道番組。関口宏が総合司会を務め、通称「サンモニ」。「関口宏のサンデーモーニング」に始まり、97年10月から「新サンデーモーニング」、99年4月から現行タイトル。日曜午前8時から2時間。名物コーナー「週刊 御意見番」では、故大沢啓二さん、張本勲氏らが「喝」「あっぱれ」で1週間で起こったスポーツの出来事を批評していく。張本氏は21年末で番組を卒業し、現在は元レッドソックスの上原浩治氏が出演。22年4月以降は月1度の出演となり、佐々木主浩、槙原寛己、岩村明憲らも出演している。他にも1テーマで世相を捉える「風をよむ」や専門家の「黒板解説」などのコーナーがある。主なサブキャスター(アシスタント)には、眼鏡がトレードマークの唐橋ユミ、セント・フォースの津島亜由子らが出演。主なコメンテーターは元毎日新聞主筆の岸井成格氏、国際政治学者の浅井信雄氏、政治学者の姜尚中氏、写真家の浅井慎平氏らがいる。


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【私見】:いま放送局は安倍政権以来放送局の免許とりあげ発言(総務相)以降ずっと自粛で厳しい状況にある。新聞社も1960年代に広告収入と購読費収入が逆転していらい新聞記事に企業の意見が介入することが増えてきた。
私はTBSやテレビ朝日の報道番組を多く見ているが、かつて日本テレビの「ドキュメンタリー」、テレビ東京が東京12チャンネルの頃に対談番組を見ていた。三派系全学連の秋山委員長と東大弁論部と部長の有賀氏らの対比的な2つの立場で討論するような番組がしばらく続いた。フジテレビはドラマ「若者たち」に見入っていた。NHKは「現代の映像」「新日本紀行」など秀逸。前者で統一協会と家出する若い女性を追い、淡々と事実を映外部像が表現していた。
TBSだから、という先入観ではない。ただ田英夫、古谷剛正、入江徳郎など「ニュースコープ」は印象的だった。
サンデーモーニングは、ずっと見てきた。娯楽的要素としてスポーツ面にも考えさせられるくふうがあった。別に左翼よりというわけでなく、関口宏氏が俳優から司会者として淡々とこなす柔軟さに好感度をもった。
膳場貴子氏は、筑紫哲也氏の後を受け「news23」をキャスターを務め、岸井成格氏とコンビでキャスターを務めた時も2人のコンビネーションがよかった。岸井氏とともに番組降板しても、岸井さんはサンデーモーニングのコメンターとして活躍。膳場さんは金平茂紀氏や日下部正樹氏らとキャスター。金平氏が引退し早稲田大学客員教授となられると、番組キャスターとして他のアナウンス室のキャスターと落ち着いた番組を継承。
外部の視聴者にはわからぬ会社の経営や外部からの働きかけなど種々の要素もあろう。膳場さんはこれまでも淡々と局面を乗り越えてきた。{報道特集」も村岡キャスターや上村キャスターらの若手中堅アナウンサーを日下部元キャスターや金平茂紀氏らが共に番組をフォローしてきた。
TBSの内部にあれこれ詮索するより、どのような局面でも放送現場を担う放送人に希望をもっている。


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