【現代思想とジャーナリスト精神】

価値判断の基軸は自らが判断し思考し実践することの主体であるか否かであると考えております。

【永岡浩一さんからの通信】 2022年04月14日 午後 7:08

2022-04-15 20:39:35 | 転載
【永岡浩一さんからの通信】
JAM THE WORLD-UP CLOSE(2022/4/14) 堀潤&みたらし加奈 性被害ハンドブックを語る、性的同意の必要性、加害者に悪意のない事件の困難さ、女性、弱い立場のものから人権を考える意味を考察する



 永岡です、アマゾンミュージックの配信のUP CLOSE、本日の担当はジャーナリストの堀潤さん、性被害のハンドブックについて、臨床心理士、NPO法人mimosas(https://mimosas.jp/ )の副理事、みたらし加奈さんとのお話がありました(https://music.amazon.co.jp/podcasts/8b57f1db-5114-443e-8ff9-eb4f6c35dc41/jam-the-world---up-close?returnFromLogin=1& )。要点のみ書き起こしします。

 ジャーナリストの平野幸夫さん、映画監督の河瀨直美氏の問題発言からこの戦争の危険性をブログで指摘されています、https://ameblo.jp/hirano-yukio/entry-12737368216.html



 性被害と性的同意、中高生向けのハンドブックをみたらしさん作られて、堀さんは性的同意、日本だと加害者側についたものになりがちで、この点を専門家の視点でどう見えるかと考察するもの、映画監督らの性的被害が先月から問題になり、性的な合意があったか、立場を悪用したら合意なし、夫婦でも合意は必要で、みたらしさんは堀さんとMXテレビの番組にも出られて、映画界など性暴力のこと、みたらしさんは、性暴力の記事を読むのも大変、ツイッターの声でもみんな知っていたと、被害者の声が抑圧されていたもの、これは氷山の一角、性被害にあった際に声を上げやすくしないといけない。

 Mimosasは、代表のところにメッセージ、性暴力被害にあった際に誰に相談したらいいかまとめたサイトが欲しいとのもの、みたらしさん、絶対に必要だと答えてこれを作り、被害の際に、どうしたらいいか、警察に相談、裁判、医者に診てもらうなど、被害体験を言えない女性は多く、周囲の出来ることも示した。

 堀さん、性暴力がテーマで、見たくない人はパスして欲しい、体調のいい時に聞いてほしいと説かれて、みたらしさんは、幼少期に性暴力被害にあい、加害者は知り合いの高校生くらいの人、家に預けられて、部屋に呼ばれてそこで体に触られた、しかしその時は遊びかと感じて、しかしいつも優しい人が別人に見えたもの、その時の記憶なし、臨床心理士として大学で学び、あれは性虐待だと気づいて、記憶のないものもあり、あまりにストレスがあり欠落、被害体験は大変、学び、性被害を受けたと気づいて、学生時代に恋人から無理な強要もあり、それで当時嫌と言えず、性被害、性教育には年齢は早い方がよく、発信。

 堀さんも8ビットニュースで性暴力被害を発信されて、課題など知り、そして対策が不十分で意識も変わり、しかし女性に、あるいは性暴力被害者に伝えるのは難しくみたらしさんの発信を評価、しかし話すのは大変、みたらしさん、ME TOO、伊藤詩織さんが立ち上がり、それで自分も、と声を上げる。堀さん、気づいた際に時効などのものもあり、これは暴力か、被害者にも加害者にもなり得て、性的同意の問題は大きいと説かれて、みたらしさん、「性暴力は加害行為に悪意なし」、そんなつもりなしが多く、コミュニケーションなのに、同意書にされてしまう。

 ハンドブックを作られて、それも10代の方が対象、みたらしさんの被害体験から、もっと早く被害だと気づけるものにもいり、自分が10代で、正しい情報として、紙媒体にして、スマホだと親から与えられて、親が加害者の場合もあり、ハンドブックをお守りみたいに持ってほしい。内容は4部から、性被害、性暴力にあった場合、性的同意、相談先、レイプのみが暴力でなく、カップルでも性暴力が成立、痴漢、性行為を録画される、避妊具をつけてくれない、外される、自分と相手の境界線を踏み越えられたら性被害、性被害は夜道で知らない人からではなく、交際相手、元交際相手、配偶者が多く知らない人はその下、知り合いでもレイプは成立する。

 こういうこと、知っていたら加害にはならず、堀さんも性行為、本で見るなど手探りでやると誰かを傷つけたかもと説かれて、子供の頃から教えるのは被害者を生まない、加害者にならないため必要、こういう活動はもっと普及させるべき。みたらしさん、これらのテーマは女性の方が共感される、性暴力は男性も被害者になるが女性が多く、しかし男女だけでなく同性間もあり、分断になり、ミモザのことを男性に話すと、加害行為を振り返らされて説教ととられるが、性暴力、女性が被害とステレオタイプだけでなく、被害体験のある人はすんなり入れるが、加害者だと困難で、しかし双方になりえる。

 堀さん、男性も性暴力被害を受けることもあり、無理やりは問題、そして幼いころに被害でも認識できず、どこに訴えたらいいかわからないものもあると説かれて、みたらしさん、ハンドブックを見て、あれが性暴力被害と気づいて、その時は遅いわけではなく、カウンセリングはいつでもOK、ミモザで、相談先、ワンストップ被害センターもいつでも相談できて、性暴力は、専門家もトラウマを扱える人は少なく、しかし気軽に相談して欲しい。堀さん、同意は、嫌というものに加害者が勝手に得たと思うのもあると説かれて、みたらしさん、性的行為ではなく、食事を一緒にする際にどのジャンルでどのメニューにするか、すり合わせは必要で、〇〇は重いとなったら無理強いはダメ、それは性行為も同じ、何をされたらいやか、コミュニケーションで確認すべきものを、途中だと断れず、しかし普段の信頼関係、これは許されるか、確認するのはコミュニケーション、性的同意について、食べ物に例えるのは意味がある。

 堀さん、遠慮して、嫌だと弱いものが言いづらいものもあり、嫌なのに、こうしてあげたほうがいいになってしまい、それで相手は同意だと感じてしまうが、性について不慣れなものもあると説かれて、みたらしさん、気を使い過ぎた、言えなかったなどはセックスレスになり、差し迫った状況で、コミュニケーションは大事、破綻の前にコミュニケーション、未来を逆算する必要もある。断絶になることもあり、コミュニケーションはどこで教わるべきかと問われて、みたらしさん、先生にさせるのは大変で、学校に専門家を呼ぶのも方法。その際にこの本は役に立ち、ミモザブックはクラウドファンディング、17の学校から引き合いがあり、手に入れやすさは大切、クラウドファンディングに参加など、ミモザのSNSをフォローして欲しい。みたらしさんのSNSも見てほしい。クラウドファンディングは今月いっぱいであり、できたら協力して欲しいと締めくくられました。

 園子音監督など週刊誌で性暴力問題も報じられて、日本だと男性、強いものは弱いものになにをしていい、かつて三浦朱門氏、女性をレイプできない男は失格など、戦前の家制度=女性は男、強いものの犠牲になれ、の流れが今もあり、山口敬之氏もそれ、もちろん、それは民主主義を否定するもの、性暴力被害者を救うことは民主主義を守ることだと思いました、以上、堀さん、みたらしさんのお話でした。


最新の画像もっと見る