【現代思想とジャーナリスト精神】

価値判断の基軸は自らが判断し思考し実践することの主体であるか否かであると考えております。

【永岡浩一さんからの通信】 2022年05月03日

2022-05-04 00:02:48 | 転載
【永岡浩一さんからの通信】 2022年05月03日
J-WAVE JAM THE WORLD-UP CLOSE(2022/5/3) 青木理&宮台真司 プーチン氏のウクライナ侵攻から、日本は今ロシアに怒っているのに20年前のブッシュ・ジュニア氏のイラク侵攻に怒らなかったか考えるべき、日本はアカデミズムもメディアも崩壊、しかし大きな絵を描いて世界の歴史、教養を確認しアメリカのネオコンや死の商人の背景を考える作業をしないと世界破滅を語る



 永岡です、アマゾンミュージック配信のJAM THE WORLDのUP CLOSE、火曜日の担当はラジオジャーナリズム界の首位打者、ジャーナリストの青木理さんでした(https://music.amazon.co.jp/podcasts/8b57f1db-5114-443e-8ff9-eb4f6c35dc41/jam-the-world---up-close?returnFromLogin=1&referer=https%3A%2F%2Fmusic.amazon.co.jp%2Fpodcasts%2F8b57f1db-5114-443e-8ff9-eb4f6c35dc41%2Fjam-the-world---up-close%3FreturnFromLogin%3D1& )。

 憲法記念日、映画作家の想田和弘さん、コロナ禍とロシア・ウクライナ戦争で火事場泥棒跋扈と発信されて、文化放送ゴールデンラジオでライターの武田砂鉄さん、自民は憲法改悪だが、安倍氏の桜の疑惑ひとつちゃんとできない連中に憲法をいじるなど冗談ではないと説かれていました。

 憲法記念日のUP CLOSE、月イチ宮台、ラジオジャーナリズム界の代打の神様、社会学者の宮台真司さんがゲスト、青木さん、楽しみ&怖い(笑)と前置きされて、JAM THE WORLDファンに強い支持の企画、やはりプーチン氏によるウクライナ侵攻、ロシアはキーウ転覆を断念、東部を支配する傾向だが、宮台さんは気になり、4/14にアメリカの保守系のものが、ウクライナ紛争、ウクライナ人が最後の一人でも闘うと発信、2/24の侵攻の直前に、アメリカとNATOは軍隊を出さないと明言、宮台さんはアメリカが孤立主義、戦争に参加したら大統領選挙に落ちる、ヨーロッパはロシアのガスに依存で戦争できず、が、記事を読んでなるほど、今東部ドンバスの攻防になり、戦争の起点はドンバスで、プーチン氏のいうネオナチによる虐殺(実在)からロシア人を守るというが、2014年にミンスク合意、ロシアと、アメリカ、ヨーロッパにて、ドンバスの一部をロシア人の自治区にする約束、ウクライナは紛争地域を抱えてNATOに入れないことを意味するが、それが問題なら、ミンスク合意の第2の話し合いをちゃんとしていたらOK、2月にアメリカはロシアが戦争だと把握して、アメリカはわざと情報を出したが、なら話し合いを先にすべき、ドンバスの帰属について、ミンスク合意についてバージョンアップ、話し合いで解決可能、プーチン氏の進軍に正当性はそれでなくなり、これはアメリカ、戦争しないというのを宮台さん奇異に思われて、アメリカ、ドイツが軍隊を出さないと、プーチン氏の2024年の再選、プーチン氏は政敵を暗殺しまくり、が、韓国の朴正煕氏、腹心に暗殺された歴史があり、プーチン氏が同じ独裁者として戦争に乗り出さざるを得ない素地があった。

 青木さん、2/24の直前に、アメリカはインテリジェンスで侵攻だと発信、日本の専門家は否定だが、なら止める、外交をバイデン氏はしないのか、アフガン、イラクでアメリカ国民は厭戦気分で戦争しないかと説かれて、宮台さん、バイデン政権はブッシュ政権と同じくネオコン100%=軍事産業べったり、武器を作る8社が月曜に会合して武器をウクライナに送るか話し合い、アメリカの贈る武器はゲリラ戦用のロケット砲、戦車へのジャベリン、ドイツ、アメリカなど重量級の戦車だと参戦+ロシアを刺激としていたが、アメリカの保守系のメディアの考え方で、戦争を長引かせて死の商人ウハウハを狙い、他のリベラル系サイトも指摘。日本のクズマスコミを見たらゼレンスキー氏正義、プーチン氏悪に見えるが、本当の情報戦の主体は、仮説だが考えてほしい。

 青木さんも軍事産業など取材せず仮説だが、戦争前と同じ違和感、ロシアとウクライナは停戦交渉が、虐殺などあり停戦がなくなり、どちらか滅ぶまでになるが、NATO=アメリカが出て行かないと決着せず、ゼレンスキー氏は武器をというのはおかしいと説かれて、宮台さん、アメリカが派兵だとプーチン氏切れて核兵器、化学兵器が大義名分だが、様々な要素見たら、好都合になる文脈、戦争長引くと死の商人ウハウハ、武器商人はボーナス、宮台さん気持ちくらい、社会は世も末。

 青木さん、言わないといけないが、プーチン氏の戦争はもちろん許せず、しかし冷戦後のNATO、よりアメリカ、NATOの拡大+ロシア極貧から資源が出て復活、しかしルーマニア、ポーランドがNATO、イージス・アショア設置でプーチン氏刺激だと説かれて、宮台さん、アメリカは冷戦後、平和の配当時にロシアも包接だとしてきたが、ネオコンはロシアという敵がいないと死の商人はアカン、これはアメリカの戦争を見ていたら確実、ロシアを敵に軍事的緊張を作り出し、ロシアに軍事行動の瀬戸際にして、武器市場は活性化、それは全世界も知っておくべき。そしてウクライナ侵攻で国連が7割の国でロシア非難だが、G20にて、ロシア排除(人権)は割れて、ノム・チョムスキー氏が発言、ここで宮台さん、青木さんのお話、アメリカと日本、韓国ではそれが流れず、チョムスキー氏にするとそれは常識、アメリカがニカラグア、イラクで戦争犯罪なのに、アメリカは国際司法裁判所に入らず、しかしイラクに対してアメリカは戦争犯罪=アメリカがロシアの人権批判の資格なし、アメリカも戦争犯罪というのが世界のコモンセンス(日本、韓国などを除く)、ロシアが非人道戦争というが、アメリカも同じ穴の狢、旧先進国(日本は先進国ではないが)以外、アメリカこそ戦争犯罪と見ている。

 青木さん、ブッシュ・ジュニア氏、イラクに兵器と、今のロシアよりひどい、ロシア以上にブッシュ・ジュニア政権は批判されないといけないと説かれて、宮台さん、バイデン氏もネオコンで尻馬に載っている。青木さん、ロシアがナチと戦うとして、ヒットラー、ムッソリーニと昭和天皇が同一視されて日本バカ怒りの愚行を説かれて、宮台さん、歴史忘却だが、アメリカは日本に大空襲+原爆で無数の民間人を殺し、が、一億総玉砕=最後の一人まで竹やりで闘う=民間人も準戦闘員というもの、ゼレンスキー氏も最後の一人まで闘うになり、中国への日本の虐殺同様、民間人虐殺、そしてアメリカが民間人虐殺の常習犯、最後の一人まで闘うは相手に攻撃される口実。

 青木さん、チョムスキー氏の言葉はダブルスタンダード、ニカラグア、イラクで虐殺、他方サウジは独裁政権も守る、イスラエルも同様、そして気に入らないものには民主主義を掲げて叩く偽善をチョムスキー氏指摘、ネオコン、軍産複合体の醜態があり、この戦争の教訓は何かと問われて、宮台さん、チョムスキー氏、フォーリン氏と気候危機を書いて「民主主義は強いものによる引き回し」、それと一体の、軍需産業の市場がなくなると投資、雇用破綻、強いもののおぜん立てで弱者が弾圧される、それが昨今の民主主義。グレイバー氏も民主主義をデマゴギー、フィルターバブルに取り入れられたら、ネオコンが悪い、バイデンが悪いに矮小化せず、巨大メディアにより世論形成だとこういう惨状になると説かれて、青木さんはメディアで働き、ウクライナでジャーナリストも危険を冒して闘い、しかし日本のジャーナリズムは絶滅危惧種、事実を伝える機能が破綻、日本のメディアの問題点を説かれて、宮台さん、ネオコンは政治権力、メディアを支配、CNNなど都合の悪いものは載らず、ウェブしか発信はない。チョムスキー氏のような大きな絵を描くのに教養、歴史、権力配置について高いものが要り、アメリカのベトナム戦争以来の50年の蛮行をはっきりさせるのは、日本のメディア人では無理、大きな絵にするのに、そういうことをできるのはアメリカ、ヨーロッパにはいない。青木さんはその役割、宮台さんが果たされてようとして、しかし知識人は日本だとほぼゼロだと説かれて、宮台さん、アカデミック的にレアになり、ネットによりチャンネルは細分化されて、フィルターバブルは起き、ユーチューブなども、損得勘定に疎いとダメ、状況は全くよくならない。アカデミズム、メディアも言葉の自動機械、大きな絵を、冷や飯を食らってもやるものなし、どこもかしこも沈みかけた船の中での座席争い、なら船は沈め、既得権益のものがなくならないと、世界は破綻。 

 チョムスキー氏のような、保守だがまともな言論人がいるだけアメリカは日本よりマシだと青木さん指摘されて宮台さんその通り。青木さん、プーチン氏の戦争は言語道断だが、ブッシュ・ジュニアらの戦争も検証が必要、そして今ロシアに国民は怒っているのに、なぜ20年前アメリカに日本人は怒らなかったか、検証は必要だと締めくくられました、貴重なもので、ラジオでしか聞けないもの、こういうメディアが沈みかけたこの国の最後の希望です、これも拡散してください、以上、青木さん、宮台さんのお話でした。







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