カンボジア経済

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カンボジアのアパレル縫製業と輸出産業の多様化

2016年03月09日 | 経済
 国際貿易投資研究所の増田耕太郎客員研究員による研究ノート「カンボジアのアパレル縫製業と輸出産業の多様化」が、同研究所発行の季刊国際貿易と投資(Spring 2016/No.103)に発表されました。
 米国の輸入にみるカンボジア貿易(米国では、衣類の輸入先の6番目、カンボジアから輸入する商品の約9割を占める)、カンボジアの縫製産業(特恵制度と北東アジア諸国からの投資が牽引、世界の縫製品で約1.6%のシェア、縫製産業における労働問題)を分析しています。その結果に基づいて、今後は低賃金を前提にする縫製業、製靴業に特化するのではなく、産業・輸出品目の多様化が不可欠であると指摘しています。更に、タイとベトナムの間の位置する好立地を活かし、カンボジアを横断する南部経済回廊などのインフラの整備が進み、日系企業等の進出が増えている状況下で、チャイナ+1 、タイ+1の企業立地先として注目を集める現在が絶好の機会であり、それを活かすことができるかがカンボジアの将来を左右すると提言しています。
 縫製品の品目別輸出実績や、国際労働機関(ILO)査察の役割と重要性、南部経済回廊を活用した日系部品製造業の進出、TPP合意とベトナムとの競合等、重要なポイントについての分析が数多く含まれています。

国際貿易投資研究所のサイト
http://www.iti.or.jp/kikan103/103masuda.pdf


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