カンボジア経済

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2015年のカンボジアの交通事故死亡者 増加止まらず

2016年03月15日 | 経済
 カンボジアでの交通事故被害者数は、近年増加傾向にあります。2015年(1月~12月)の交通事故による死亡者数は、対前年比5.4%増の2265人に達しました。2011年1893人、2012年1894人、2013年1901人、2014年2148人と過去5年間において、年々増加しており、増加を止めることができていません。
 日本国内における2015年中の交通事故による死者数は4117人で、人口当たりの交通事故死者数は、日本では3万802人に1人であるのに対し、カンボジアでは6680人に1人と、死亡事故発生率は日本の4.61倍に上ります。また、自動車数当たりの死亡事故発生件数で比べてみると、日本が1万8749台に1人であるのに対し、カンボジアでは189台に1人と、日本と比較して約100倍も死亡事故が発生しています。
 交通事故の主な原因としては、スピード違反、飲酒運転、無免許による未熟運転、無謀運転、不注意運転等が挙げられており、死亡事故の90%以上がオートバイ乗車時の事故で、死因の大多数がヘルメット未装着による脳挫傷とのことです。
 カンボジアにとって、交通事故は、緊急に取り組む課題となりつつあり、2015年1月9日に改正道路交通法が施行されました。改正道路交通法では、同乗者も含めたヘルメットの着用義務強化や、飲酒運転の罰金を1000ドルに引き上げる等の改正がなされています。公共事業運輸省では、毎年交通事故を10%減少させ、2020年までに死亡者を半減させるとの目標を立てていますが、その実現は困難な状況です。交通安全教育や交通インフラにおける安全対策等によって、交通事故を減らしていく努力が必要とみられます。

日本大使館の安全情報
http://www.kh.emb-japan.go.jp/security/anzen/2014/20160307.pdf


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