カンボジアの鉄道の運営委託を受託しているロイヤル鉄道(Royal Railway)は、4月にも鉄道南線(プノンペン~シアヌークビル)で、旅客営業を再開したいとしています。南線は、内戦を経て、線路等が劣悪な状況となったため、2009年からアジア開発銀行(ADB)、オーストラリア国際開発庁、OPEC基金等の支援を得て、線路や関連設備のリハビリ工事が行われました。シアヌークビル~プノンペン間でのコンテナの輸送は、2014年中盤から開始されています。この他、石油類、セメント、石炭、砂利等を運搬する貨物列車に利用されています。旅客サービスについては、鉄道ファン等による貸し切り運転が、ごくまれに行われているだけでした。
今回の計画では、プノンペン~シアヌークビル間264キロを約8時間かけて運行するとしています。列車は5両編成で、特等車はエアコン付き(普通車は扇風機のみ)となる予定です。また、普通車の運賃は、同区間のバス(5ドル程度)よりも安くしたいとしています。ロイヤル鉄道は、フランスのアルストムが1969年に製造した気動車を6両保有しており、この気動車による列車になるものと見られます。
あまり便利とは言えませんが、鉄道ファンの方や、一部の旅行者には歓迎されるものと期待されます。また、カンボジアは、交通事故も多いため、バスよりも鉄道を選好する場合もあるものと見られます。
(写真は2012年に貸切運転されたSL列車。231号機の後ろに黄色い気動車が見えます)
ロイヤル鉄道のサイト(英文です)
http://royal-railway.com/
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今回の計画では、プノンペン~シアヌークビル間264キロを約8時間かけて運行するとしています。列車は5両編成で、特等車はエアコン付き(普通車は扇風機のみ)となる予定です。また、普通車の運賃は、同区間のバス(5ドル程度)よりも安くしたいとしています。ロイヤル鉄道は、フランスのアルストムが1969年に製造した気動車を6両保有しており、この気動車による列車になるものと見られます。
あまり便利とは言えませんが、鉄道ファンの方や、一部の旅行者には歓迎されるものと期待されます。また、カンボジアは、交通事故も多いため、バスよりも鉄道を選好する場合もあるものと見られます。
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