釣りの世界には、朝まづめ、夕まづめという表現があって魚が活性して良く釣れる所謂ゴールデンタイム。
冬のヒガハスにも夕まづめの時間がある。
日没前のひととき、自然任せのショータイム。
先ずは順光側から、側面積の広いダブルデッカーに夕陽を反射させて。
この時ばかりは、ステンレスの車体の方が都合が良い。
そして、逆光側に回り・・・
この日は、あまり残照が綺麗にでなかったので日没直後の雲が茜色になるチャンスをうかがって。
お誂え向きに211系の登場。
ヒガハスの夕まづめは楽しい。
2012年12月9日 東北本線 蓮田~東大宮
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この列車にこの言葉を使うのはいささか不謹慎になるかもしれないが、
日本の今を代表するような、瓦礫運搬列車。
あちこちの自治体でその処理が受け入れられ、ほぼ専用コンテナで統一されるようになって久しい。
或る意味、この列車の運行が終わる時が震災復興の一つの区切りになるのであろう。
2012年12月23日 東北本線 東鷲宮~栗橋 EF652065 8071レ
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今時分の撮影の至高の楽しみは、何といってもその輸送量がピークにある「タンカートレイン」。
同じ貨物列車でも、コンテナ列車はどちらかというと客車に近いスマートさがある。
それに比べると、重厚感ある昔ながらの車扱いでその重たく危険な液体燃料輸送を担うという貨物輸送の花形だと思う。
直近の大震災直後の際にも貨物の機関士有志達が、全国から掻き集めたDD51を使って被災地に燃料を輸送した美談も
まだ記憶に浅い。
そんな旬ど真ん中、タンカートレインの雄姿を記録しに日曜の払暁からヒガハスでカメラを構えた。
先ずは5585レ。
相当暗い中、フォーサーズの高感度で厳しい撮影。
嬉しくもロクヨン1041号機
そして臨スジ8175レ。
編成こそ短いがこちらも原色1006号機。
さらに臨スジ8179レ。
タキ1000に混じって、38000、43000、44000もフル稼働状態になり黒いタキにノスタルジーを感じる。
天気は予報に反して曇りであったが、かえって払暁の雰囲気が強調された。
2012年12月23日 東北本線 東大宮~蓮田
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2週間ぶりの鐡もRDP3さんと2人でいつもの貨物狙いで近隣の撮影地をぶらぶら。
と、ヒガハスの下り定番で夜明けとともに撮影しているとみるみる同好の方々が増えていき北海道夜行の時間が迫ると
上り定番は物凄い人だかりに。
相変わらず捻くれている二人は違うポイントに移動・・・
ほとんどの木が野鳥に啄ばまれたり熟して落ちたりしてしまっているものの、
しっかり名残柿を入れて銀色で統一された久しぶりに営業復活した8010レを見送る。
この組み合わせをこのシチュエーションで晴れた青空バックにて撮るのは来年の課題に。
2012年12月23日 東北本線 蓮田~東大宮 EF510509号機 8010レカシオペア
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今年もあと一週間ほど。
そんな連休の中日は、早朝から一日中県内の撮影地をウロウロしながら貨物列車を追っかけていた。
ヒガハスから宮原、そしてヒガハスに戻って今度はワシクリ。ワシクリからヒガハスに戻ってさらに浜崎橋へと。
いよいよ露出が厳しくなって帰ろうかと振り向くと・・・
暮色に染まる街。
遠くに影富士も見えており、もう少し茜空にカメラを向け続けた。
一日頑張った褒美。
2012年12月23日 武蔵野線 北朝霞~西浦和 EF210149 3061レ
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