乗り心地はさておき、オハ35、オハフ33はその矍鑠たる存在感から好被写体だった。
無数に打ち込まれたリベットは年輪のように歴史を語りかけてくる。
1978年 鳥栖駅
青い一般形ロクヨンが居なくなって久しい。
再掲ではあるが、長野方面でイベント後篠ノ井線~辰野旧線~中央東線を青いロクヨン牽引で回送列車が走ったのを追った。
それはほとんど知らない一般形ロクヨンに高原を走る列車をイメージして。
秋色に色づき始めた善光寺平バックに高原列車が行く。
夏姿のアルプスを背負って。
辰野旧線で一足早い秋色を差す。
ススキと雲を被った八つはやはり高原の秋そのもの。
あぁ旧客で編成された臨時アルプスに乗ってのんびりと秋の旅をしてみたかったなぁ。
2009年秋
高い築堤の向こうの空に美しい雲があって欲しいというのは多くのカメラマンが思うこと。
そんなシャッターチャンスに恵まれたこの日この時。
太陽光線には恵まれずとも、空に浮かぶ雄大な雲は満点であった。
風っこの大きな窓いっぱいに広がる秋のプレゼント。
2015年 初秋
早くも気持ちは秋に馳せる。
夏は暑いし、光線は綺麗じゃないしと難癖付けて・・・重い腰は上がらず。
秋の美しい斜光線のもと重連の蒸機でも狙いたいもの。
できれば、お気に入りのC58が重連をやってくれないだろうかと暫し妄想。
2011年秋 水上にて
今年の梅雨明けは来週以降とのこと。
暑いのは苦手だが、夏空が恋しい。
夏空=入道雲を求めてここ数年チャレンジするも中々好い空に出会えない。
この日も入道雲狙いだったが、逆に真っ青な夏空となった。
そんな真っ青な夏空に一番似合うのは、
EF66の100番代だと電関人は思うのである。
2012年夏 武蔵野線 3061レ